13年前、女性セールスからのメール

■クライアント様に恵まれきた人生

創業期の僕は、
主にマンツーマンで、
セールスコンサルティングを行っていました。

振り返って明確に言えること。

それは、本当に、
クライアント様に恵まれてきたということです。

それはもちろん、
今でも全く変わらずそうですが、
これはコンサルタントとして本当に幸せなことです。

１３年前、
ガス器具やガスシステムの営業をされている、
２０代前半の女性の方がいらっしゃいました。

底抜けに明るく、
その方がその場にいるだけで、
まるで「パッ」と花が咲く様なお人柄。

典型的な、クラスの人気者。
バイタリティ溢れる方です。

ある朝、
そのクライアント様から、
とっても力強く、
美しいメールをいただけたことがありました。

＊＊＊＊＊＊＊

今は、
今回の震災の影響で、
ガスでお困りごとはありましたか？と訪ねています！
皆さん、
マイコンメーターの復帰作業をよーくご存知で、
プロパンは災害に強いので、
ガスが一番、復旧が早かったとの喜びの声を聞きます！
普通に自然体で訪問しながら、
お客様に希望の灯りをともしていきます！
月曜のセッション、宜しくお願いします！

＊＊＊＊＊＊＊

この方は福島県の近くにお住まいで、
あの東日本大震災の影響を強く受けていた時期。

「一体私は何を意識し、
どの様に営業を続けて行けば良いのでしょう？」

そんなご質問を受け、
僕が答えたメールへのご返信が上記のものでした。

未曽有の出来事を経験し、
確実に、このクライアント様は、強くなっていきました。

■誰から買うのか？

「何を買うのか？」ではなく、
「誰から買うのか？」という時代の流れ。

これは、あの震災はもとより、
コロナ禍やAIの台頭を経て、
ますます進行しています。

その意味で、
我々セールスに強く求められることは、
お客様との『強い関係性、絆の構築』。

何を大切にし、
何を信じ、
何を伝えたいと、行動しているのか。

どんなサービスや商材を扱っていたとしても、
パーソナル（個人的）な部分が、
より一層シビアに問われる。

■クロージングは、人生を語ること

これが僕の信念です。

僕は、ずっとこう信じて、
セールスに挑戦してきましたし、
年々その信念は強固になってきています。

『お客様に、希望の明かりを灯す』。

この２０代女性クライアント様の言葉。

１３年前にも関わらず、
全く色あせることなく、力強く響いてきます。

本日も、
最後までお読みいただきありがとうございました。

行ってらっしゃい！

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代表取締役　浅川智仁