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ゴルフでもビジネスでも…。アメリカの格言



■アメリカ ビジネス界での格言


アメリカのビジネス界では、こんな格言があるようです。

『ゴルフでもビジネスでも、差を生むのはフォロースルーだ』


ゴルフにおいては、
ボールとゴルフクラブが当たるインパクトの瞬間よりも、
その後のフォロースルーがボールの軌道に最も影響を与える。

ビジネスにおいては、
お客様と契約を結んだ瞬間よりも、
その後の誠実かつ真摯なフォローがビジネスにおいては影響を与える。

ゴルフが全く上達しない僕ですが(笑)
ビジネスに関して言えば、
まさに、至言であると明確に理解することが出来ます。


プラスアルファの手紙が、営業人生を変えてくれた


■誰もやっていなかった、僕自身のフォロースルー


僕自身、
このビジネスにおけるフォロースルーを考えたとき、
圧倒的な重要性と力を痛感させられた実体験があります。


それは、ひとつの手紙、でした。

前職の電話営業職時代、僕はお申し込みいただいた全てのお客様に対し、
必ず直筆の2枚に及ぶお手紙を、
ご契約書と共に添えさせていただいたのです。

トップセールスというのは、もちろん、
社内で最も契約数を持ったセールスですから、
当然営業以外でも、仕事は多くあります。

契約書の作成や納品までの諸々のことなど、
様々な周辺業務が増えるわけですが、
これだけは必ず自分自身に課し、貫き通しました。

その取り組みを実践し続けていると、
本当に貴重なお言葉に出会うことが何度もありました。

キャンセルしようかと迷われていたお客様から

「浅川さんの直筆の手紙を読ませていただいたら、
気持ちがやっぱり固まったよ」。


直にそう言ってくださるお客様はもちろん稀で、
潜在的にキャンセルを考えられたお客さまも入れたら、
きっと2~3000万円の売り上げ数字は違ってきたと、
僕は自らで分析しています。

すると、
必然的に能力開発業界最大手の会社で、
『年間トップセールス』というタイトルを僕は獲得していなかったわけで、
すると当然ですが、
こうして独立している可能性も限りなく少なくなっているはずです。



ひとつひとつの手紙が、僕のキャリアを形成した



僕は、今でも強く意識しています。

今できる、最善のフォロースルーは何か?

近視眼的に仕事を考える人にとっては、
フォローを回り道に思われるかもしれませんが、
大局的に仕事を見たときには、
これが最も大きな成果を生み出す近道であり正攻法だと、
僕は信じて疑いません。


~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁