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【オススメのアニメ】 OVA版「ブラック・ジャック」

オススメ作品紹介のマガジン。今回はアニメをご紹介します。

大塚明夫さんの本でたくさん記事を書かせてもらったのでここは大塚さん主演のアニメを 笑

わたくしの中では手塚治虫作「ブラック・ジャック」は小学生の頃から読んでいた思いれのある漫画でございまして、そのアニメもここで推していきたいと思います。

「ブラック・ジャック」自体は有名な作品でご存知の方も多いと思いますが、もしかしたらこの「OVA版」は知らなかったっていう人はいるんじゃないでしょうか?

なぜならブラック・ジャックのアニメと言えば日本テレビで夜7時から放送されていた時期もあるので多くの目に触れられたという意味ではこっちの方がダントツでしょう。

しかしこのOVA版の方がそれよりもかなり前に制作された作品なんですよね。

発表されたのは1993年で今となっては30年近い前の話ですね。

なんでそんな昔の作品を知る事ができたのかというと、これ基本はOVAなのでテレビでは放送されないのですけどたまたま、確か首都圏限定の地方テレビでなぜだが放送されておりまして、夕飯の時間でもあったので家族とブラックジャックやっている!って事で観たんですね。

ブラック・ジャック自体は学校の図書室にも漫画本が置いてありまして何度か読んだ事があるので、それをきっかけに小学生の頃から夢中になっていた思いれある作品だとは先に言った通りです。

それでそのOVA版のクオリティがめちゃくちゃ高くて、最初観た時は呆然としてしまったのを覚えています。

「大人版」とも言えてかなり内容は重苦しいです。ただ声優さんはもちろん、画、そして音楽、O P、EDも全て一級品です。

驚いたのが歌もめちゃくちゃ良いんですよ。

ブラック・ジャックの歌といえば、

ジャンヌ・ダルクの「月光花」でしょうが、個人的にはこのOVA版も負けてはいない名曲だと思っています。

特に「-記憶の君へ-」と「この想いつたえられると…」とはまさに埋もれている名曲です。

このクオリティは世界基準と言って良いのですが、やはり海外からも注目されていたのかブルーレイやDVDには英語音声、海外の俳優さんが演じたバージョンもあります。

今は単品で買う事となると中古しかなく、新品は全作収録されたBOXしかないので値段は高いのですがそれだけの価値がある作品だと思います。僕なんかDVD、ブルーレイ両方持っています 笑

特にオススメしたい話は「サンメリーダの鴞」「拒食、ふたりの黒い医者」「人面瘡」ですかね。

「人面瘡」はブラック・ジャックをきっかけにこの言葉を知った人も多い、有名なお話ですが、その原作を元に、心突き刺さる話に仕上がっていますので必見です。

声優さんの演技の方に目をやると大塚さんはもう全編通して言葉が出ないくらい「さすが」としか思わなった。

この演技にたどり着くまでどのくらい台本を読み込んだ、稽古したんだと思うくらい圧巻の一言。

この世界で未だに生き残っている理由がよくわかります。

演者の周りのスタッフも一流だったので、それ相応の演技をしないとい恥ずかしいという気合いもあったのでしょうけど、難しい専門用語も腹に落としていて、本当に医学の専門家じゃないのかって思えた。

他にも「白い正義」の水島裕さんもかっこいい演技で自分もこんな演技したいと思いました。

で、この作品と出会ったのがなんとまだわたくしが専門学校に入る前の高校生だったので・・・こんな作品に出会ってしまったら余計に実力を身に付けなければとまずは思います。

昔の作品で、今はこんなアニメ作られないだろうというようなその時代ならではの味があるのでアニメの歴史を知るという意味でもオススメですが、

ただ声優の演技に関してはいつの時代でも、プロならこのくらいのものを出して、この道を進もうとしている若者を圧倒してほしいと思っています。

声優志望者が目標にするべき演技が詰まっていますので是非観てほしいと思います。


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