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「バカなふりして打席に立ち続けよう!」池田親生さん・長倉顕太さん


Ι 第6回朝活読書会開催


今回のゲストは

昨年11月に情熱大陸に出演し
今月末に新刊
『バカになる勇気』
〜資本主義を無視して豊かになる29の方法〜
を出版する
池田親生さん


これまで200冊近く、1100万部の本を手掛け
新刊『バカになる勇気』の
企画・編集協力者である
長倉顕太さん

の2名をお迎えした。

この本を広めるためのクラウドファンディングは
開始12日で目標額であった500万円を達成した。
更に広めるためにも次の目標額1,000万円に向けて活動中!


今回の朝活読書会では、
新刊『バカになる勇気』の内容を先取りし

✅自分が自分らしくいられる生き方
✅世の中が教えてくれない本当の仕事とは?
✅打席に立ち続ける重要性  等

やり続けることの重要性を教えてくれた時間であった。

Ι 朝活読書会とは


読書会や本を通じて自分を知り
今後歩みたい人生のヒントを見つける

アウトプットを通じて
言語化を行い
沢山の価値観を知ることで
自己成長に繋げていく

当日はゲストをお招きし
対談や講演を通じてさらに価値観を深めていく

今回の参加条件は、新刊『バカになる勇気』の
クラウドファンディングのリターンを1つ以上購入とした

Ι ゲスト紹介


池田 親生(いけだちかお)

崇城大学にて出会った、三城賢士(みしろけん)と竹あかりの演出制作・プロデュース会社「CHIKAKEN(ちかけん)」を設立。「竹あかり」が新たな日本の「文化」として受け継がれることを目指し、地域と協同でつくり上げるまつりを全国各地、そして世界で手がけている。
また、2011年3月の東日本大震災を契機に熊本県内の有志メンバー任意団体として活動し、2020年7月13日付で一般社団法人化して一般社団法人 熊本支援チームの代表理事を務める。


長倉 顕太(ながくら けんた)

28歳の時に出版社に転職し、編集者としてベストセラーを連発。今までに企画・編集した本の累計は1100万部を超える。編集者時代の10年間では、担当した142作中65作が5万部以上、22作が10万部以上、年間ベストセラーに6作ランクインの実績がある。独立後は8年間にわたりホノルル、サンフランシスコに拠点を移して活動し、現在はコンテンツのプロデュースやこれらを活用したマーケティング、2拠点生活の経験を活かしたビジネスのオンライン化/テレワーク化のコンサルティング、海外での子育ての経験(とくにギフテッド教育に詳しい)から教育事業などに携わっている。

Ι 今回のスケジュール


今回のスケジュールはこちら

第6回朝活読書会
・挨拶/アイスブレイク
・昨年の振返りと新年の抱負 
(3人1組と全体シェア)
・池田親生さん×長倉顕太さん対談
・質疑応答
・記念撮影

参加者の多くは、『バカになる勇気』出版記念555ライブなどインスタライブ・X(旧Twitter)のスペースでの配信を見て、池田親生さんに早くお会いしたい!と今日を心待ちにしていた。

Ι 昨年の振返り・新年抱負シェア


まず、3人1組で行い
その次に全体の前で立候補者によるシェアを行う

ここではより多くの価値観を知ることを目的としている

相手の意見や考えを否定する事なく肯定し
『対話』・『会話』を通じて
参加者は自分の価値観を広げていく


Ι 池田親生さん×長倉顕太さんによる対談


12月末頃から長倉さんと約束してた
ライブ配信をすっぽかしたという
告白から対談はスタートした。

今41歳だが、正直20代から
あんまり変わってないという池田さん

変える部分と変えない部分を
きちんと持ち合わせたことで、
好きなことで飯を食わしていただいてるところを
長倉さんを通じて皆さんに
お伝えできたらと思いますと挨拶をした。


ー竹あかりとの出会い

現在、池田さんは竹あかりの作品作りと
竹あかりを使いイベント企画をする
会社(CHIKAKEN)を行っている。

ひとよしまち燈り2023 (熊本/青井阿蘇神社/2023)

竹あかりとの出会いは大学4年生の時

2日間で20万人を集客する規模の
竹あかりを使うお祭りに関わり

世の中のいろんな課題は価値になることを体感した。

このことをきっかけに
竹あかりで起業し、
20年近く竹あかりを作り続けているが

世の中になかった仕事を作るまでの
最初の10年間は飯を食べれなかったと話す。

周りからはいろんなことを言われるけど
ブレイクスルーした瞬間から
「あいつすごいね」と周りの評価が変わったそうだ。

新刊『バカになる勇気』には
自分が自分でずっといられる状態が作れている
生き方のヒントを綴った


ー災害支援を始めたきっかけ


池田さんはプロのボランティアチームを持ち、
1/1に発生した能登半島地震の震災支援を行っている。

読書会の前日まで能登半島支援にいっており
被災状況は、プロのボランティアチームでも立ち入れないエリアや行政や自衛隊ですら支援にいけないエリアもあるそうだ。

本格的な災害支援がスタートしたのは
2011年3月11日に発生した
東日本大震災がきっかけだと話す。

地震発生当時、東京で入っていた大きな仕事が飛び
それ以降の仕事も全てキャンセルになった。

「凄いことが起こってるんだな」
相方の三城賢士と相談し
北に向かって役に立つことをやろうと

周りからめちゃくちゃ叩かれながらも
地震が発生した翌日に熊本を出発した。

ーわからないという資産


今、プロのボランティアチームとして
活動出来ているのも当時無知だったからこそ
いろんなものを無視することが出来たからで

この価値はかなり大きいと話す。

相方(三城賢士)と
「災害支援にいく価値があるのか、
 いく意味があるか
 超叩かれてるけど、俺ら大丈夫か?」
と悩んでいた時に

神戸震災でプロボランティアとして
活躍した方の講演会に参加した。

いける覚悟があるやつがいるなら行け
”絶対”役に立てる
正解はわからないけど、
ボランティアとしてその思いがあるなら
北にいき、南にいき、西にいき、東にいき、もがけ

と、神戸震災で活躍した人がいうのであれば
体力はあるし泥がきをし続ける覚悟もあるから
絶対役に立てるだろうなと北へ向かった。

そして、現地につき色々あったが
「役に立てた」
「役に立てた」という実感がある

仕事観や人間ってこういう風にあるべきだなと
災害支援を通じて学ぶ機会を頂くことが出来た。

これを皆にも体感してもらいたいから
災害支援やボランティア活動を薦めている


ー心からのありがとうをもらった時に人は変わる


世の中で「ないもの」や「困っているもの」に対して
提供することを仕事だとするならば

自分の持っているものを提供することで
仕事が何かを体感する必要がある。

しかし、今の世の中は
自分の「価値提供」ではなく「時給」で換算している

今一度、
時給1,000円の価値を提供できているのか考えたい。

仮に1,000円の時給を貰うとしたら
世の中に2,000円の価値を提供することで
会社は1,000円の利益を得られ
1,000円の時給を支払うことが出来るのだ。

ここの段階を教えてもらえないから
仕事に対して勘違いをしている人が多く

自分の生産性がさほどないのに
時給をもらえなかった事に対して
フォーカスしがちであり

 ・何をやりたいかわからない
 ・自分が何を提供できてるかわからない

という状況に陥ってる人が多くいるのだ。

一番の仕事の源点は
世の中の足りない部分に対して自分が価値を提供できるいるかどうかである。

本当に涙を流してありがとうをいってもらえる価値
仕事の源流や湧き水みたいなものがあり
災害支援やボランティア活動ではこれを体感することが出来る

世の中のグレーゾーンを知ろう


今の若者の多くには、
何をやっていいか分からず、
お金という価値が分かりやすいから
月〇万円稼げばいいことあるんじゃないかなと
思いこんでいる人が多い。

池田さんの人生における資産は
『自由』
これを変換してお金に変えようとは思っていない

なぜか、分からないが
お金持ちになるだろうなと思いこんでいる
ずっと勘違いしている笑

20~30歳食えない時期はあったが
豊かじゃなかった瞬間はなく食えてない状況も楽しかった

・絶対成功出来る相方と出会え
・成功したいと思える仲間や
 失敗しても笑える仲間に恵まれていた

からだと話す。

究極、そんな仲間達と出会えたら
成功しても失敗しても関係なく幸せで

お金になったらラッキー
お金にならなくても最高

という状況を作れていた。

これが出来たのは社会の今でいう
グレーゾーン』を沢山やったからだと思う。

山から下りてきた猪みたいに、
お腹が空いたから隣の畑から野菜を盗んだりと
全然悪気なくやっていて
食べ物が余ってるから食べていいでしょって思っていた。

このくらい生きる力を持っておいた方がいいと思う。

これはルールの外側であり容認されていないが
ルールは平常時にみんなが幸せであるためにあるもので
異常事態に守るものではない。

ということは、当時の俺は異常事態だったのだろう。

それを一回経験するとことで、
白と黒の間のグレーゾーンに気づくことが出来る。

この色んなことを教えてくれるのは長倉さんだと思う。

パワハラとかいろいろあると思うけど、
この世の中は完全にいかれてる
会社も政治家も人間もおかしいのが当たり前
おかしくないふりをしているだけ。

いろんな人と出会わせてもらったけど
みんな、普通の人間で

・自分の欲しいものが欲しい
・世の中は基本的に理不尽

これを理解したうえで世の中に出よう

親生さんの所に行けば人生が変わる


頭がいいやつは、いい意味で想像力が働くが
頭が悪い人は体(現場)で覚える必要がある

長倉さんは30歳ころに出版した本の
「心中しなくて済んだ」という感想に出会えてから
自分の行動量が変わったし
自分がやれることをやっていたらお金がついてきた。

給料以上に働いたからこその結果だと思うが、
こういう風になれたのは
心の底からのありがとうに出会えたからである。

これに出会うためにはボランティアが一番
お金をもらうと時間の等価交換になってしまうため
感謝の余地がなくなるから、

この中に、

・休みが取れる
・仕事を辞める
・時間があるという人

がいるならボランティアに行ってほしい。
どうせ行くなら知ってる人の元に行ってほしい

災害支援は、過酷な環境ではあるが、
過酷こそがリアルで
世の中のリアルや人間の生々しさがある。

生々しさを知ったうえで諦めも含めて自分がやれることに気づける

こんなことは学校では教えてくれないし
メディアじゃなく生で体感できることは
これからの人生で間違いなく糧になる

I 質疑応答


Q:分からないと不安になり調べてしまい動けなくなる。分からない中動きだせたのはなぜか

『分からないが資産』と気づけたのは後からで、
分からないからこそ行動ができた。

分からなくて、調べて考えてしまうのは
きっとそういう役割(ポジション)の人間なんだと思う。

僕みたいに分からないけど突っ込んでいける同年代や
そういう役割の人と組んでついて行けばいいだけ

みんな、個人プレーでやらないといけないと思っているが
実は世の中は全てチームプレーである。

ただ、フィーリングもあるし、
こいつと組んでいいのかな?
と頭で考えてしまうかもしれないけど

そこは、迷わず組んだ方がいい

失敗を恐れるけど、失敗をしないより
失敗をしてもいいから打席にどんどん立ってほしい。

そうすることで、相手との組み方も含めて
自分がどんな人間でどんな考えを持つのかなど
自分の輪郭がわかってくる。

本の中に書いてあって印象的だったのは
人の役割を作ることが重要な仕事

周りに迷惑をかける
迷惑をかけることでその人に役割が与えられる

自分の役割を認識できたら人生をある程度コントロールできる
長倉さんも震災支援に行きたいと思うけど、多分役に立たない

 ・お金を払うことは出来る
 ・自分の代わりに誰かを向かわせることをも出来る

自分が何をやればいいのかは年を取っていくと役割が分かるが
この役割が分かるようになったのは、
いろんな人と組み、いろんなことをやったから
どんどん積極的に打席にたとう


Q:月〇万と設定すると上限が決まってしまい良くないのではと感じている。どう目標設定をしていいのか分からない


クラウドファンディングをやってみたらいいよ。

池田さん個人は目標は立てる必要はないと思うが
クラウドファンディングをやって達成した時に
目標を立てた方がいいのか・立てなくいのかを判断したらいい

世の中の結果は数値化され
これが上がっていったときにいろんなことが出来る

「数字にこだわってない」
「結果にこだわってない」
という発言は、
結果を出した人間にしか言えない

クラウドファンディングの凄い所は
どれだけ結果を出してもいきなり挑戦者になれる

・お金を集めたい
・イベントで集客したい

と思った時は個別にメッセージを送り
「お願いします」を言い続けるしかない
これを勘違いしている人が多い。

これが出来れば自分のやりたい事に関して
100万円を集めようとすると

「そんなことに対して金を集めてんじゃないよ」
「そんなのお金にならないよ」

という声が来るけどこれが普通。

集めようとする中で広告を使ったりうまくやる必要はない
一人一人に当たる中で
自分のやりたい事が明確になる

池田さんは、1,000人規模のイベント集客の際に
携帯に登録されている全ての番号にかけたけど
誰1人集客できなかった過去がある。

その時に、ちゃんと人と向き合わないといけないと気づいた。
本当に1対1がかなり重要で
ここを理解しながらでかい風呂敷を広げていく

最近は、セールスやマーケティングという言葉が世の中に広がっているけど

対面の1対1があり
これが裁けないから
1対多数になり
これが裁けないから
オンラインになる

この一歩一歩の段階を忘れてはならない

I バカになるとは


池田さんの好きな言葉

バカは迷惑かけるから要らない、バカになれるやつが必要なんだ

ただのバカはだめで、
その瞬間バカになったり使い分けることが大切だと考えている

長倉さんが『バカになる勇気』という
タイトルをくれた時にグッと来たと話す

池田さんはバカといわれることが多いが、
僕を『バカ』ではなく『バカになる』と表現してくれたことが嬉しかった。

最後にエピソードを1つ紹介してくれた。

毎年熊本で開催しているクリスマスマーケットだが、
4年目にして、何の問題もなくうまくいっているから
池田さんは「これはまずい…」と感じ
エミューを会場に解き放ち大問題になったことがあるそうだ

何も問題が起きない=挑戦してない・衰退と同じで
この場合、翌年や翌々年がうまくいかないことがある

今思えば、エミューを会場に解き放つというやり方は間違えたけど、

池田さんの指示でエミューを会場に解き放ち事務局長に怒られ泣いてる部下も、部下を助けてあげてくださいと池田さんにすがり泣く部下をみて

池田さん自身は、「この状況は最高や!」と笑い飛ばしていたそうだ。

エミューを解き放つ危うい部分もあるから
僕と付き合うときは注意してね!と締めくくった。

I まとめ


✅ わからないは資産である
✅    心からのありがとうを体感しよう
✅ 生きる力を身に付けよう!
✅ バカな振りして打席に立ち続けよう

失敗しても笑える仲間と出会え
数々のエピソードを笑って語る
池田さんに憧れた人も多いのではないでしょうか?

知らないふりして走り回った結果
後から気づく資産の多いを感じた。

理不尽な世の中を生き抜くには
新たなことへのチャレンジも臆することなく進んでいきたいものだ。


I お知らせ


『バカになる勇気』刊行記念トークイベント

2024年2月13日 |梅田 蔦屋書店

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