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本来のことからずれていないか

 今回のnoteは、「本来のことからのズレ」についてです。例えば、団体で様々なプロジェクトを進めていくと、本来のベクトルの方向とは異なった方向にそれがちで、それも「本来意味のない方向」に向かうことになると軌道修正が大変です。ですので、普段から進捗の共有をし、方向性をある程度共有することは大切であると思います。それでも、本来のことからずれてしまうことは多いと思います。

 これでは少し抽象的ですので、以下で具体例を交えながらnoteに書き留めます。

例:ある団体で、団体に加入する人数を増やす時

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 これは、現在私が特に感じていることなのですが、「団体の人数を増やす」ということになった時、これでは本来の目標への軌道とは、ずれてしまう可能性があります。それは、「どのような人を増やすのか」というところの欠陥です。

 ある団体の目標が、例えば「デザインシンキングなどの知識を利用して、社会課題の解決に貢献しよう」ということを掲げた団体があるとします。その時に、人材としてはその目的に合った人材を集めることが、当然ではありますが、重要です。しかし、その団体の中でやっていることとしては、「デザインシンキングの勉強をする」という活動が勉強会として多く、その団体の広報の方々が、SNSに「デザインシンキングワークショップ」ということのみを中心として広報を行なっているとしましょう。

 そうしますと、そのような言葉に引き寄せられて、団体には加入するものの、デザインシンキングという知識を得るだけでその団体を去ってしまうという可能性があります。これに関してはとても問題があります。

 そもそも、デザインシンキングは、本来その団体が目的に掲げているものを達成するための道具に過ぎず、それを大きく掲げたのでは、ただの「人材」が増えるだけで、本来求めている「人材」を得ることができません

 これでは団体への負担がとても大きくなり、本来の目的の方向から大きくずれてしまい、成長が止まってしまうと感じているのです。これはプログラミングの無料セミナーに関しても同じように感じています。

 よくFacebookなどにイベントとしてありますが、「アプリを作る」や「Pythonを学ぶ」というイベントが数多くあります。ですが、同じ題名であっても、団体によって目的の方向は異なるはずです。ですので、もしその団体に加入しようとなった時に、「Pythonを学ぶ」ということを興味本位でやっていた人にとっては、より負担になって団体をやめてしまう可能性が高いです。やはり団体人数を保つことができている団体の方々は、その目的や方向性が明確であることが多いと感じています。

もし、そのように軌道から外れてしまった時

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 もし、その軌道から外れてしまったと仮定します。その時に、どのようにして軌道修正を行えば良いのでしょうか。これに関しては一つの方法だけではないと思うのですが、まずは団体内でもう一度目的を共有することがとても大事であると感じています。

 そこで共有すると、意外と一人一人が団体で目的と考えていることがバラバラである可能性が高いです。確かに、多様な考えというものは良いかもしれないですが、団体で動く限りには、ある程度ベクトルの成分が揃ったものが必要です。バラバラの力で物体を動かそうとしても相殺されて結局動かない状態と同じですね。

 そして、共有がある程度終わったら、その後に何か大きな目的を再設定してそのターゲットに向かって全員が一緒に前進する。本当にシンプルな考えでできることは多いと感じていますが、やはりこの部分を難しく、または深く考えてしまう人が多いです。あるところはシンプルに解決して次へと着実に進めることが重要であることを感じることが大切であると思います。

終わりに

 今回は簡単に、「本来のことからのズレ」について書きました。意外と軌道から外れているものが多いなと感じることも結構あるので書いてみました。私もある団体で責任のある役職に就任したからこそ、ここで書いたことに関しては最低限気をつけなければいけないなと思いました。

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