【タイ🇹🇭ビエンナーレ】0

昨年の夏、飛行機マイルが切れてしまう‼️と大慌てで申し込んだ特典航空券。
プライベートと仕事の予定を考えて、3月初旬ならば…と、予約を入れた。
関空とバンコクの直行便。

30年近く前、年に数回バンコク通いをし、さらにはタイ語まで習うというハマりっぷりであったが、いつしか熱は冷めていた。数年前アンコールワットの帰りに2泊バンコクにステイ。この時、バンコクの変わり様に驚き、悲しいことにタイの優しさを感じられず、少し寂しい気持ちで帰国した。果たして、本当にタイの優しさは減ってしまったのか?今回はそんな自身の感覚を再確認してみたい、という気持ちもありバンコク便を予約した。

今年に入り、そろそろ本格的に内容を詰めなければ…と思っていた矢先、仕事関係の友人がタイ🇹🇭ビエンナーレとやらに行っていた、という情報を得る。
タイでビエンナーレをやっていることは知らなかった。どうやら今年で3回目らしく、2回目は長谷川祐子氏が芸術監督を務めておられたらしい。
今回は、タイ北部のチェンライを中心に開催されるようだ。タイ北部はかつてのタイ語の友人がチェンマイで仕事をしており、その時に一度訪れたことがある。当時はメータータクシーもなく、ソンテウという乗り合いトラックか、トゥクトゥクでの移動、大変な田舎だなぁというのが正直な感想だった。さらに英語もほぼ通じないので、なかなか大変な土地だった‼️ただ、チェンマイの人はバンコクの人よりもさらに優しく、北部のタイ料理はものすごく美味しかった‼️という記憶が鮮烈に残っている。

これは、なかなか楽しい旅になりそうだ‼️

深夜のKIX  
改装されて少しは国際空港らしくはなってきた

が、残念なことに私の取った特典チケットでは、追加で北部へのフライトは付けられず…さらに、荷物もスルーにはできないことが判明。チェンライ4泊、チェンマイ2泊は諦め、チェンマイの代わりに、早めにバンコクに戻るプランに落ち着いた。
往路日本からバンコク便はスムーズに運行。一度荷物を取り、タイに入国しそのままタイ航空のカウンターでチェンライ行きのチケットを発券してもらい、荷物を預け再び空港内へ。乗り継ぎ時間3時間あったので、結果的には余裕の乗り継ぎが出来た。

バンコクの空港は元気だ。早朝5時なのに多くの旅客が行き交う。つい、日本の寂しい空港と比較してしまう。本当に日本は残念な国になりさがってしまった。コロナからの立ち直りの悪さ、円安…、さまざまな要因があろうが、もう日本にはかつての活気はないし、おそらく今後もないだろ…。日本はすでに先進国ではないという現実を海外に出る度に、肌で感じる。

スワンナプーム国際空港

チェンライ行きの国内線はほぼ満席、約1時間のフライト。国内線にも関わらずサンドイッチと水の入ったバックが配られ、コーヒーのサービスもあった。日本だと飲み物だけなのにね。
到着。
午前のせいか、思ったよりは暑くない。空気も湿っていない。タイは4月が最も暑い…覚悟してきたが、まだ耐えられそうだ。

チェンライ空港からは、とりあえずタクシーでホテルへ向かう。300バーツ、2024年3月のレートで約1350円。日本の感覚だと格安である。埃っぽい空気、ノーヘルのバイク、車窓から見える微妙な商店、路肩のフード屋台…アジアに来たぞ‼️

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