見出し画像

小1長女の登校に半年付き添って感じたこと

こんにちは。朝時間を充実させるコミュニティ(通称:朝充)のすみちゃんです。

私は現在小2長女、4歳次女、1歳長男の子育て中です。
前回の投稿で、産後2ヶ月で朝充に参加して良かった!というお話を書いたのですが、もう一つ、朝充に助けられたことがありました。それが去年小1だった長女の行き渋り。今回はその時のお話を書きます。

ちなみに前回の投稿はこちら↓


◆夏休み明け、「行きたくない」が収まらない!

長女は小さい頃から慎重派で、園の頃もしばしば「行きたくない」と言う子でした。なので小学校のスタートには若干の不安を抱えつつも、1学期は何とか元気に通っていました。
夏休みが明けても1週目は普通に通ったのですが、翌週、朝から「学校こわい」と言うように。ママが送っていくなら行けると言うので、登校班(※通常は家が近くの子で集まって子どもだけで登校)に個別で行くと連絡をし、送っていきました。
何回か送ったら慣れるかと期待するものの、一向に登校班で行ける様子はありません。それどころか、休み明けの日はソファにしがみついて「学校こわい」と泣いて訴えるように。
週の最初の日は休み、それ以外は私の送りで渋々登校する、という期間が、結果的に半年近く続きました。

◆3人連れて大騒動の登校時間

私が育休中だったため、仕事への支障はなかったのですが、困ったのはイヤイヤ真っ盛りの次女とよちよち歩きの長男。
行きたくないオーラを出す長女を何とかなだめても、遊びに夢中の次女は家を出ようとしません。次女を急かしながら長男を先にベビーカーに乗せ、次女を抱えアパートの階段を降り、ベビーカーを押して次女を抱っこしながら学校へ。逆に次女をベビーカーに乗せたり、抱っこひもを使ったり。大人が急げば5分程度の道のりですが、かなりの確率で途中で立ち止まり、姉妹喧嘩も発生し、教室に着く頃にはもうヘトヘト。
次は学校で遊ぶのが楽しくなって帰るのを拒否する次女を抱えて家に戻り、車に乗せて次女の園へ。しばしば登園時間をオーバーし、肩身の狭い気持ちで帰宅すると、そこには朝家事がまるっと残り散らかった我が家が。そこから家事をやって、長男のお世話をして、一息ついたらもうお迎えの時間。1日があっという間でした。

「ああ今日も朝から大変だった・・」

◆行かなくても大丈夫、と笑顔で言いたいのに

行き渋りがあるまで、私は何があっても子どもの可能性を信じて待てると思っていました。
もし不登校になっても、生きているだけで十分じゃない。別の進路を選べば良いだけじゃない、と。でもいざ、登校直前になって行かないと主張されると、「いやいや、なに言ってんの!?」と声を荒げてしまう自分がいました。
人間関係のトラブルも、学校側の問題もない。ただ自分の中でこわいと感じてしまう。行かなくても大丈夫、と笑顔で言ってあげたいのに。休んだら私の1日の予定は全て狂ってしまうという焦りや、いつまで続くんだろうという不安に勝てず、「今日は絶対行くよ」とプレッシャーをかけることも多かったです。長女の性格は私に似ていて、心の中の葛藤もよく分かるので、送り出してから反省、明日こそは笑顔で話そうと気を取り直し、でも翌日また同じバトルを繰り返してしまい自己嫌悪。感情の上がり下がりが激しい毎日でした。

◆人は変えられない。なら、私はどうする?

私の頭からは行き渋りとその先にある「育休から本当に復職できるのだろうか?」という不安が消えず、朝充や別コミュニティでの近況報告でもこの話に触れていました。
みんな優しく、温かい言葉をかけてくれましたが、その中でも印象に残った言葉を2つ紹介します。

1つ目が、
「長女ちゃん、お母さんやおうちが本当に好きなんだね。」という言葉です。
確かに学校でのトラブルが原因でないということは、純粋に家の居心地がよく、私を信頼してくれているということ。その気持ちにフォーカスすることで、今しか過ごせない時間の中に楽しみを見つけていこう、と思えました。実際、長女は一貫して「ママ大好き」と言ってくれますが、次女はパパ派で私には塩対応、長男は人見知りがなく私じゃないとダメなことはほぼありません。長女の手が離れたら少し寂しくなりそうな自分もいます。

2つ目が、
「長女ちゃんが学校や学童に行かないとしたら、あなたはどうしたい?」という問いです。つい「どうやったら行ってくれるか」意識が向きがちなので、ハッとしました。
すぐに浮かんだ答えは「長女の行き渋りが原因で仕事を辞めたくない」というもの。
長女が学校に行く行かないと完全に切り離して、どうやったら仕事を続けられるか?を考えると、大変ではあるけど工夫できる余地があることも分かりました。人は変えられない、当たり前だけど忘れがちなことを振り返る機会になりました。

◆子ども達の成長と周りの優しさ

半年間、毎朝バタバタでしたが、その中で子ども達の成長も見え、周囲の人の優しさにも触れた期間でした。
最初は登校の行き帰りで抱っこをせがむことの多い次女でしたが「おねえちゃんだからちゃんと歩ける」ときちんと歩く日があったり、長女が「今日は頑張る」と嫌がらずに登校する日もありました。よちよち歩きだった長男が3月にはしっかりした足取りになっていて、成長に驚かされました。
担任の先生はお気に入りのぬいぐるみを持って登校することを許可してくれ、そのぬいぐるみがきっかけで長女はクラスのお友達が増えました。同じ登校班のママさんは「きっと一時期のことだからゆっくり見守ってあげてくださいね」とメールをくれました。ある日は泣いて暴れる次女の声を聞きつけた近所の方が声をかけてあやしてくれました。
たくさんの人に見守られて子どもたちは大きくなっているんだな、と、周りの人の優しさをじんわり噛み締めた期間でもありました。

ぬいぐるみ、雰囲気はこんな感じ。にゃんこはクラスの人気者だったそうです。

◆やっぱり大事なのは自分を満たす時間


そんな長女も小2になり、私は5月のGW明けから復職しました。長女は、頭では仕事のことを理解してくれており、今のところ毎日自分で準備をし、登校班で学校に通い、学童にも行っていますが、家にいていいなら家の方が良い、という主張は今もあります。仲良しの友達とクラスが別れてしまった次女も登園を嫌がることがあり、不安はあります。再び行き渋りがあったら、また同じようにバトルするだろうな・・とも思います。
でも、相手は変えられないなら、自分が変えられるところを何とかするしかない。そして相手を大切にするためにも、自分を満たす時間は大切だと感じています。
朝充があることで、自分を満たす時間はもっとここに作り出す余地がある、そう思えることが安心感に繋がっています。

心の中はこんな穏やかな感じでいたいな、と思っています。

-------------------------------- <グループへの参加方法> 下記Facebookグループに、参加リクエストをしてください。 その際に、きっかけは「noteを見て」と書いていただければと思います! ※現在は女性限定としています ※Facebookアカウントが必要です ※完全無料です🎵 ►朝時間を充実させるコミュニティ https://www.facebook.com/groups/777696216183424 --------------------------------

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?