彼氏彼女の昔の異性関係、気になる?
あなたは、パートナーの過去を気にしますか?
コレです、コレ。
LINEマンガに掲載されている「女神降臨」という作品106話の一コマ。(このマンガ面白いよー)
皆さんはどうですか?
私は今まで彼氏や夫の昔の彼女に嫉妬や興味持ったことないなぁ。相手が話してきた場合は聞くし、それでエピソード的に興味出たときは色々聞く事はあったけど、でもそれって、異性関係に限らず、自然な会話の流れよね。
私は以前結婚した夫と死別したせいか(私が26歳のときに末期癌で他界)、
その後付き合った人の多くに気にされたなぁ。夫と彼らと比べた発言なんかひとつもしてないのにね。
・何も触れてこない男
・理解ある風を装う男
・あきらかに嫌悪感を剥き出しにしてくる男
このどれか。
別れたくて別れたんじゃなく、死んじゃったんだからさぁ、嫌いになってないし、毎年彼の命日や誕生日に何かしらするんだけどその時の対応が男によって様々だったね
亡くなった夫の事はずっとブログに書いてきたので
彼の死後、私が未亡人であることはいつでも誰にでも包み隠さず。夫の話をブログに書くとギャーギャーうるさい男もいたし、敢えて見ないという男もいたし、何も言わない触れない男もいたし、ま、色々。
だけどSNSをやっていない男に好意を持たれた場合なんかは、何かのきっかけで前夫と死別したことを知ったときのそいつらの反応がめんどくさかったな。
「結婚、してたのか…」
だからなんなんだ、って感じなのと、これっきしを気にする肝っ玉の奴はそもそも私のそれ以外の部分(性格とか諸々)の受け入れが到底無理なのでこちらハナからパートナー候補の頭数に入れやしない。
「あんた、自分が死別経験してっからそう言えるんだよ。じゃあ、もし逆の立場だったら?」と言われたとして、それを想像するけど、
やっぱり相手の亡くした彼女や元奥さん、がいたとしてもそれはそれ、だなぁ。その女性との経験あってのその男、だから。
「その女無くしてその男無し!」じゃんか。その経験がまたその人となりを作ってるわけで、だからこそ今、自分と惹かれあって、一緒になったわけだから。
こんな思い出がある。
私が二十歳の時、同級生の女の子Tちゃんの彼氏が言った言葉が私の主観を作ってくれた。
「今のTちゃんがいるのは、今までTちゃんに関わってくれたすべての人のおかげだから、僕はTちゃんに関わってくれたすべての人に感謝する」
当時この言葉聞いて、「その男すげ〜!」って思った。その話を一緒に聞いた友人一同、「んだ!んだ!」と首がもげるほど大きく縦に振った。
おかげで私はその時からずっとそうだと思って生きてきた。
だから、相手が過去にどんな人とどう付き合ってようが、何人付き合ってようが、何人とSEXしてようが、あなたが今のその相手のことが好きなのであれば過去は関係ない。自分より過去のすべての人との経験によって培われた今のその相手なわけで、仮に誰か1人抜けていたとしたら、今、あなたのパートナーにはなっていません。
恋愛はじめパートナーシップって、良き思い出だけじゃなく、ヘタこいた失敗恋愛、黒歴史、それらもあったから、この性格や考え方になっていて、だから、現在のパートナー同士が結びついてる。もし過去が良い相手ばかりだったら人間って欲張りだから「もっと!もっと良い人がいるはず!」となるもんでしょ。中には変な奴もいたからこそ、今の相手が良い塩梅に思えたり(笑)
というわけで、このマンガの子の言葉どおり、「相手を尊重するなら、その相手の過去も全部尊重すべき」
が、結果、人生、生きて行きやすいと思います!
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と、ここまでは誰でも言える話。
せっかくこのマンガの良い場面を見たのでさらに紐解いていきます。これから先は、〝相手の過去が気になってしまう自分が嫌だ!変わりたい!〟という方のみ、続きをお読みください。
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さて、要はそれ、「嫉妬」ですよね。
自分以前のパートナーの相手に対し、なぜ「嫉妬」する感情を持つのか。もしあなたがその感情に苦しんでいて、もうそれを卒業したいのであれば、「私(俺)って、嫉妬深いタイプなんです~」で片づけていてはいけません。
「嫉妬」の感情が沸く本当の意味、心理に気付く必要があります。例えば、
・自分に自信がない
・独占欲が強い
などが多いのかな。ではこれらを深掘っていきますね
<「嫉妬」の深堀り例>
■自分に自信がない
→相手の過去の異性達より自分が負けていると感じる
→どこが負けると感じるのか?
→容姿?・・・磨く努力をする→それで改善する?しない?
→財力?地位?肩書き?・・・相手はそれを求めてる?
→YES→そもそもそれを求める相手であなたは良いのか?
→愛情?・・・自分より過去の相手の方を愛していると感じる
→だけど、結果、別れてますよ。今のパートナーはあなたですよ
→信じられない
→自分が相手を信じられないのであれば、相手もあなたを信じられません。鏡の法則。
↓
↓
▽どの部分に対して自信が持てないのか、自分自身に問います。
▽それは努力でカバーできるのであれば問題解決しますね
▽努力できることなのにその努力はしたくないのであれば、
▽努力出来ない理由、何が抵抗するのかをまた自分自身に問います。
(文末に改善方法の記載あり)
■独占欲が強い
→自分が一番じゃないと嫌
→今は一番、でも嫌?
→過去の一人も許せない!→なぜ?
→相手のすべてを手に入れたい
→相手は自分の「所有物」ってこと?
→人・もの・ことを「自分の思い通りにしたい」
→パートナーだけでなく、多くのことがそうじゃない?
→恋愛に限らずいつからその感情パターンを持っている?それが発生したきっかけは何かあった?(幼少期に親が留守がちで孤独感が強く刻印された、など)
これらは一例ですが、このように自分の「嫉妬心」がどのような内容なのかを深く深く分解していくのです。ひとくちに「嫉妬」と言っても、その感情の種類は何種類もあるので中身を知る必要があります。
この表をご覧ください。感情の階層を図解したものです。感情は17段階あると言われています。
深堀りした自分の「嫉妬心」はどれでしょう?
例にした
「自分に自信がない」の、
・容姿や社会性などが過去の相手達に負けていることが嫉妬の原因となっている場合、その感情は【プライド】ですね。感情ランクでは意外と中間層ですが境界線より下です。では、嫉妬の原因となっているコンプレックスを努力でカバーしようと【勇気】や【意欲】を出すと、【希望】が持て、思考も【楽天的】になります。
・過去の人より自分が愛されていないと感じる嫉妬の場合は、
【敵対】や【否定】ですね。中には【屈辱】の方もいるかも。このゾーンにいてはいつまでも【怒り】や【憎しみ】に苛まれます。あと、よく付き合うと相手の言いなりになる、尽くしすぎてしまう、アッシーめっしー(古い?)、家政婦になっちゃう、って人いません?それ、まさに【奴隷状態】ですね。。。ではこれを、〝今のパートナーは私!いったん【信頼】してみよう!〟と意識すると、心が【開放】され、軽くなり、過去の相手達と自分が【中立】に思え、【満足】できます。
余談になるかもですが例の部分に挙げました、改善すべきことは見えたものの努力はしたくないという場合も分解してみましょう。
出来ない理由が【無気力】であれば自分を【非難】して【絶望】の淵に追いやり努力することを【放棄】している。もしくは、
「自分が努力するなんて嫌!」と思うのであれば、あなたは相手だけじゃなく自分のことも【非難】していて努力は【恥】【屈辱】と感じるのでしょう。それは【悲惨】ですね・・・
上下に段階がありますが、いずれも、感情が下の青ゾーンにいるうちは〝うまくいいきにくい〟です。ゆくゆく破滅に向かうか、もしここにいながらうまくいかせるには、自分も相手も「コントロール」しなくてはなりません。(それって大変・・・!!)
いいですか?大事なことを言います!
ものごとや人間関係、人生が自動的にスムーズにいくのは黄色ゾーンにいるときのみです!
ついでに整体師的に言うと、青ゾーンでは、いくらゴッドハンドだカリスマだが施術しても、やったその瞬間は整ったとしてもすぐに元通り、なかなか改善しません。
逆に黄色ゾーンにいる時は、体はメキメキ良くなります。様々な働きかけやきっかけのすべてがその人を向上させる手助けとなります。人生に追い風が吹くのです。
もちろんずーっと黄色ゾーンで居続けるのは至難の業です。人間なので様々な感情があり、よっぽど感情の修行をしていない限り、24時間365日、常に黄色ゾーンにいるということは難しいかも。だけど、24時間中の半分以上いれば人生向上モード、逆は転落に傾くという成り立ちです。
話が難しくなりました?
では最後に今回の話の要点まとめますと、
①「嫉妬」は1種類じゃなく、分解すると感情は何種類もある
②自分の「嫉妬心」がどのような内容か?どういうシチュエーションで発生するか?傾向なんかもあるか?などなど細かく探る
③②の結果、それは感情の図のどこに位置するか
④自分がその嫉妬心に対してどうなりたいかを決める(感情の図のどこを目指したいか。これは相手に求めることではなく、自分自身の感情ステージがどうなりたいか?という意味です)
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「とにかく、嫌なもんや嫌!」
で済ませたい人はここまで読んでないと思います。感情を分解するのは面倒くさいけど、こんな感じでひとつひとつ見据えてみましょう。最初は慣れないので分解も行き詰まりやすいですが、慣れていくほどに冷静に見つめられるようになっていきます。こうすることで、相手の過去への「嫉妬」で苦しんでいた方も、楽になれますよ!
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なぜ整体師の私が感情の話なんかしているのかというと、今までたくさんの方の施術をしてきて、勉強もしてきて確実に言えるのが、〝感情と体の状態はダイレクトにリンクする〟からです。感情の不始末がそのまま体の各部位を滞らせていたり、関節の動きを狭めていたりします。その場では改善できたとしても、その部位を不調にしている原因が感情のシコリであれば、そこにフォーカスを当てて〝感情の昇華〟ストレスとなっている出来事への対処の仕方が変わらないことには、体にはまた現象となって現れます。
私は整体師で、皆様に「本物の健康」を提供したいので、こんな話もしています。実際は体に出ている症状と感情とリンクさせて、問題点を浮上させて、体からその感情を処理するような手法も必要に応じて取ります。
これはひとえに語れるものではないので、ちょくちょく記事にしていきますね。感情は筋肉や骨と違って目に見えないものですから、人によって捉え方が違うし、スピ系と混同されたり、説明が難しくなりがちな分野ですが、なるべく読みやすく、分かりやすく伝えていけるよう頑張ります。よかったら、フォロー、スキ!をして頂けたら嬉しいです。
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!