息子が転院、大かんしゃく
息子、入学直前から通っていた児童精神科クリニックから転院することになった。
理由は医師の対応にうんざりだったから。
そして、コロナが落ち着いて転院先が受け入れ再開したから。
そこの医師(院長!)の対応はほんとひどく、私が困りごとを相談しても、「へー。」の一言で終わるぐらい。
寄り添うとか傾聴とか一切ない感じだった。
なんでそんなところへ3年も通っていたかというと、住んでるところは児童精神科がほんとうにないから。
今回、受け入れ先となったところと合わせて2ヶ所のみ。しかも受け入れ先は県立病院で、コロナのため新規患者を受け入れ停止していたのだ。
それが再開したので、万歳して即転院手続きをとった。そして昨日、ようやく初診だった。
私が通っているところと全く同じ精神科であり(主治医は違う)、息子を連れてきたことも何度もあったので、落ち着いて受診できるかと思ったら、大間違い。
受診することは1ヶ月以上も前から言い聞かせていたし、本人もわかっていた。
しかし当日は車を降りた瞬間から大かんしゃく。
「帰るー!」
「なんで来ないといけないんだよー!!」
「来て何が変わるっていうんだよー!!!」
そういうふうになるから、ちょっとでも楽になるといいから、来たんだよ、と言い聞かせるも、聞く耳を持たない。
初診手続きでも泣き喚く。殴られる。痛い。書類書く。目を覆って書かせないようにしてくる。邪魔。なんとか書く。汚い字で。広いロビーに響き渡る声。
幸い、精神科受診なので?受付の女性が最低限の箇所だけ書けば良いようににしてくれた。粋なはからいありがとう。
院内のコンビニでハイチュウと飲み物を買って2階へ、ハイチュウをもちもち食べて落ち着いた………かと思いきや。事件は診察室で起きた。
医師は大変落ち着いてらした。若いが、某大学の教授で、児童精神科を専門としている、非常勤医師。何百人もの発達障害児を見てきたことだろう。
まず息子に話しかけるという点がすばらしいと思った(当たり前だけど。前のクリニックでは当たり前じゃなかったので)。
初めは、先生の問いかけに受け答えできていた。5分ぐらい。学校に行けていないこと、何か嫌なことがあったこと、毎日どんな生活をしているか等。
いすをグルグル回しながら話す息子。
私は横で口を挟まずじっと聞いていた。
しかし!5分を経過した頃!かんしゃくが再開!
帰りたいと100万回繰り返し泣き叫ぶ。
殴る。足を踏む。蹴る。私の手をよだれまみれにする。
医師が、「時計がここまでには終わるから」と声掛けしても聞く耳を持たない。泣き叫ぶ。精神科越えた科にも響きわたってるんだろうなあ。すげー声量。
息子の叫び声にかき消されながら、耳に手を当てて医師の話を聞く。薬をエビリファイに変更するとのこと。
次回はおかあさんだけでいいので1週間後に来てくださいとのことで、診察は終わった。
なんかもうアッハハ…と内心笑っちゃうほどすごいかんしゃくだったけど、私の心に余裕があったのはいつも来ている病院だったからだろう。いつもありがとう、県立病院。
とはいえかんしゃくのダメージは時間差でくるので、帰ってきたらぐったりなのだった。
過去問解いたあと(真面目)、ビールを飲んだ。ビールはいいな。ビールはすばらしい。
エビリファイが効くかどうか、わからないけど、、、、あの先生を信じてみる。また来週。