【フィギュアスケート】今さら全日本～前～日本男子は可能性がいっぱいだ！

私の誕生日、１２月２０日にかけて、全日本フィギュアスケート選手権が今シーズンも開催されました。短編の締め切りも迫り、観戦する時間を捻出するのも難しい状況のなか、何とか頑張って男女SP＆FSを視聴しました。SPは録画を駆使してFSでリアタイ。代表選考の結果が出るまで寝るに寝られませんでした･･･

男女ともに熱意を持って毎年、観戦しているのですが、今回は男子の感想を書いていこうと思います。

自分のなかのハイライトは、なんといってもまず、田中刑事選手が４年連続で世界選手権に出場できるかどうか！！！（トップ画像はカナダ大会の際に家のTVを撮ったものなので画像粗いです、ごめんなさい。。。）

彼は、期待を裏切らず、今年もまたやってくれました！GPSから３位＆５位と順調に飛ばしていたのでまあいけるだろうと思っていましたが、SPは気が気じゃなかったなー。でも無事選ばれました。FS後、寝る直前まで「お願い･･･刑事くん刑事くん刑事くん刑事くん！！！」ってやってましたからね。本当に疲れた･･･結果を見てやっとストンと寝られました。

どちらの曲も序盤が緩やかな曲なのもあって、すごく余裕をもって滑っているように見えました。まるで代表に選考されるのを確信をもっているみたいに。何か貫禄があったなー。それまでに滑っていた選手の演技が頼りないものが多かったなか、悪い流れを浄化してくれるようにも見えました。SPではステップレベル４！ダイナミックな部分と優雅な部分のメリハリがきいていて見ごたえがありました。「攻める」という姿勢が一番出た、オリンピック以来の３本の４回転が世界選手権で決まったら最高。

一方で、「もし刑事くんがGPFに選ばれていたら、世界選手権はなかったかもな･･･」という懸念が生まれたのは、羽生結弦選手。GPFと全日本って、どっちが大事なんだろうなぁ？なんて考えてしまいました。でもどっちも大事だよねえ･･･時期をずらせないのだろうか･･･ずらせないよね･･･

今のところステイヘルシーで怪我や病気がなく過ごせているのですが、FSはやはり疲れが素人目にも出ていて。SPは完璧！

GPSでこれ以上はないというような絶不調を味わった宇野昌磨選手は、打って変わって調子を取り戻して、これは予想通りだったけど、優勝するとまでは思っていませんでした汗。　結弦くんがいるんだったら結弦くんがなんでも優勝するかと、しかしこんな日がついに来ましたね。自分の力で結弦くんを超えられる日が。

アーモンドピークはまだ買ってません。ちなみに、近所でロッテのチョコを２つ３つ買うともらえる結弦くんのクリアファイル、見送っているうちに１日でなくなってしまいましたね･･･

GPSのうちに不調を出し切っておいてよかったのかもしれないですね。１月以降には許されないつまづきでした。ステファン・ランビエールコーチ、本当にありがたい。彼が少し年下だとわかってさすがにショックでした、年上（４０歳くらい）だと思ってました。笑顔が戻って来て本当に良かった。

そして、すごかったのがジュニアの二人、鍵山優真選手（ゆまち）と佐藤駿選手！飛んでるジャンプの難易度も質も群を抜いていました。トップ２を脅かす日も近そう。シニアに上がってきたら、他の選手の出番はもう･･･かもしれません。そのぐらい次元が違ってました。４回転ルッツを飛ぶ駿くんも本当にすごいけど、ゆまち君の方が私は好みです。一つ一つの演技にメリハリがくっきりあって、ジャンプに強い弾力があって。

駿くんが演技を始めるのを、出番を終えたゆまち君が食い入るように応援しているのも、演技後一所懸命拍手を送るのも、胸が熱くなりました･･･青春だ！ライバル物語だ！今回の試合を含め、この二人の物語はずっと語り継がれていくことでしょう･･･

正直、GPSが始まって、６戦終わって感想は「つまんねえ･･････」でした。中堅どころの選手がスカスカ。ネイサンのためのアメリカ大会、ゆづ君のためのカナダ大会と日本大会、ボーヤンのための中国大会みたいな感じで、優勝できる選手が見え見えで、去年あれだけ活躍していた表彰台を取っていた面子がことごとくいなくて。

でも、日本にゆまち君と駿くんが出てきてくれました。GPSでいうと、ロシアにも４回転ジャンパーが次々と加わりました。来年のGPSあたりからまた面白くなるな。そう思いました。

結弦くんはきっと今メラメラ燃えてるんだろうな。

「アナザーストーリーズ」もやっと観れました。結弦くんのキャリアの終わりがやはり気になります。プルシェンコに憧れているくらいならボロボロになるまで滑りきるのかも、しかしもう今（今シーズンはいつになく好調にしても）充分ボロボロかなと思います。プルシェンコは４シーズンのオリンピックに出場したけど、結弦くんは次でもうそろそろ昌磨くんか今のジュニア男子と交代してもいいかな？と思いました。ステイヘルシーでいることを本当に、大事にしてほしいなと思うのです。怪我ばかりして苦しそうな姿、不本意な演技をあまり観たくないのです。だから全日本は疲れ切っていても大怪我とかしないで病気にもならないでそれだけで大きな価値がありました。

町田くん→昌磨くん→刑事くん（今ここ）ときたファン歴だから結弦くんは少し観ているのが複雑だったけど、最近すごく素直にかっこいいな、素晴らしいなと思います。

トップ選手の６分間練習時についてきた映像、結弦くんのこれが一番かっこよかったです。表情からポーズから、ここで使われるためにあるみたいで。

「全日本は可能性がいっぱいだ！！！」

そう思った男子の戦いでした。

来シーズン（今年！！）あたり札幌に全日本来ないかなぁ（切実）。

お気づきでしょうが、まだまだ書き切れていない選手やエピソードがいっぱいあります。それを後半にぶつけていきます。