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アサイゲルマニウムの研究と生理作用【自然免疫編】


1. はじめに

こんにちは。
そしてはじめまして、どいちゃんです。

浅井ゲルマニウム研究所の公式noteへの初投稿となります。
どうぞよろしくお願いいたします。


さて唐突ですが、「アサイゲルマニウムの特徴」と聞かれると、皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか?

私は「めちゃめちゃ多彩な働き方をすること」が最大の特徴だと思っています。
アサイゲルマニウムは1967年に誕生し、既に55年以上様々な方にご使用いただいている実績のある食品素材です。

と同時に、様々な研究が行われ、200報以上の論文でその作用性が明らかにされてきました。
例えば、下記のような研究成果が出ています。

・免疫調整作用
・抗腫瘍作用
・抗ウイルス作用
・骨代謝調整作用
・赤血球代謝促進作用
・抗炎症作用
・鎮痛作用
・抗酸化作用
          などなど…

今回の投稿では、アサイゲルマニウムの研究の歴史を説明しつつ、アサイゲルマニウムの免疫に対する作用について、ご紹介します。

◇◆◇◆

2. アサイゲルマニウム研究の歴史・背景

浅井一彦とアサイゲルマニウム誕生の経緯については下記でご紹介しました。うまくまとまっていますので、併せてご覧ください。
(スキしてくれたら嬉しいなぁ)

アサイゲルマニウムの生理作用研究の始まりは、アサイゲルマニウムの誕生の頃まで遡ります。
浅井の著書「ゲルマニウムと私」にも記載されている通りなのですが、アサイゲルマニウムは構造上の特徴として、酸素を多く含みます。

そしてアサイゲルマニウムを摂取した方を観察すると、「体が温かくなる」、「集中力が増す」など、酸素が関係しそうな体調の変化が現れたと記しています(書籍はこちら↓)。

このことから、浅井は「アサイゲルマニウムは体内で酸素の代わりをするだろう(酸素代替説)」と仮説を立てました。

加えてこの当時は「がんは酸素不足によって発生する」と言われていたために、アサイゲルマニウムもがんに対して有用な作用を発揮するに違いないと考えられ、医薬品承認を目標に、がん研究がスタートしました。
※現在は医薬品開発はしておらず、食品・化粧品原料として研究・開発・提供を行っています。

がん研究はやがて免疫研究へと進んでいき、のちに様々な薬理研究へとつながっていきます。
特に免疫の研究に関しては東北大学をはじめとする研究機関との共同研究により、盛んに行われていました。

アサイゲルマニウム研究の流れ。
浅井の「酸素代替説」がアサイゲルマニウム研究の原点。

このような流れでアサイゲルマニウムの研究が行われてきたのですが、今回は1980年代に報告された免疫に対する作用をご紹介します。

◇◆◇◆

3. 「免疫」って何?

コロナ禍で「免疫」の重要性が広く説かれ、よく耳にするようになった単語ではないかと思います。

「免疫」とは読んで字のごとくですが、「病気()から体を守る(れる)ためのシステム」です。


私たちは、常に細菌・ウイルスなどの侵入者と接しながら生活しています。
侵入者は、特に害をもたらさないものもあれば、体調不良などの害を引き起こすものもあります。後者は病原菌として扱われ、感染症発症の主な原因になってしまいます。

そこで「免疫」の出番というわけです。
この侵入者から私たちの体を守り、感染症などによる異常が発生する前に対処してくれます。

その免疫、実は大きく分けて2種類の仕組みが体に備わっています。


自然免疫
・免疫のうち、侵入者に対していち早く対応し、排除・攻撃する仕組み
・排除・攻撃と同時に、侵入者の姿・形などの情報を、免疫の司令塔に伝達する役割を担う
・自然免疫系を担う代表的なものとして、NK(ナチュラルキラー)細胞、マクロファージといった細胞が知られる

獲得免疫
・免疫の司令塔から受け取った情報を基に、侵入者(病原体)に対する抗体などを作り、効率よく排除・攻撃を仕掛ける役割を持つ
・「免疫記憶」に関する役割を持ち、1度感染症にかかると、かかりづらくなるのは獲得免疫のおかげ
・獲得免疫を担う代表的なものとして、キラーT細胞B細胞といったものが挙げられる


また、免疫機能には年齢によってピークがあり、ヒトの場合は20代後半~30歳の間でピークを迎え、以降は徐々に下がっていくと言われています(個人差はあります)。

免疫が下がるということは、病気・感染症のリスクが高まるということになります。
そのため、良い生活習慣や運動などを心がけ、免疫機能をなるべくピーク時に近い状態に近づけておくことが大切です。


アサイゲルマニウムは過去に実施された研究から、免疫機能を高めることが報告されているので、次の項ではその内容について紹介します。

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4. アサイゲルマニウムの自然免疫に対する作用

①NK活性

先述した通り、免疫に対する研究は1980年代に盛んに行われてきました。
まずはこちらのPhaseⅠ(第一相試験;治験の第一ステップ)の試験をご紹介します。

~・~
20代・40代・60代の健康な男女、計12名にアサイゲルマニウムを75 mg/kg摂取いただき、血清中のIFN-γ(インターフェロンガンマ)の力価を測定しました。
IFN-γというのは、NK細胞やマクロファージを活性化するタンパク質性因子です。

【参考文献】
Miyao K et al. Current Chemother. Infect. Dis. (1980)
アサイゲルマニウム摂取後のIFN-γ力価の変化

測定の結果、個人差はあるものの年齢・性別に影響されず、アサイゲルマニウムを摂取してからIFN-γ力価が上昇し、摂取後30時間あたりでピークを迎えることがわかりました。


この結果から、「IFN-γの力価が増えているので、自然免疫系の細胞も活性化されるはずだ」と考え、アサイゲルマニウム摂取時のNK細胞の活性(ヒト試験)も行いました。

その結果がこちら↓

【参考文献】
海老名卓三郎、蛋白質・核酸・酵素(1981)
アサイゲルマニウム(25, 50, 100 mg/kg)単回摂取時のNK活性の推移。

このように25 mg/kg摂取でも100 mg/kgの摂取でも、アサイゲルマニウム摂取後1日でNK活性がピークになり、ほぼその状態が摂取後4日まで持続することがわかりました。

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②マクロファージ

マクロファージは自然免疫を担う白血球の一種で、体内の異物を認識・捕食して消化する食細胞です。
がん細胞も捕食したり、異物・病原体の情報を伝えるなど、大役を担っている細胞でもあります。

特に、がん細胞は体の中で毎日約5000個できている、と言われています。
そのため早い段階でマクロファージにそれらを発見してもらい、排除を進める必要があるので、大変重要なのです。

そのマクロファージに対して、アサイゲルマニウムが与える影響を調べるため、マウスに300 mg/kgのアサイゲルマニウムを与え、脾細胞NK活性と腹腔内マクロファージの活性を測定しました。

その結果がこちら↓

【参考文献】
有機ゲルマニウム化合物Ge-132のマウスにおけるIFN誘起能とNK細胞,マクロファージ活性化作用 麻生久、鈴木富士夫、山口高弘、林芳郎、海老名卓三郎、石田名香雄
癌と化学療法 9(11) : 1976-1980, 1982

結果として、アサイゲルマニウム投与後24時間でNK活性が高まり、さらにその24時間後にマクロファージの活性が高まることが確認されました。


また、後日詳細を紹介しますが、最近マクロファージに関する新たな研究成果が発表されました。
詳細(プレスリリース)はこちら↓

この研究では、アサイゲルマニウムが未分化なマクロファージを「M1マクロファージ」へと分化させ、がん細胞に対する攻撃性・貪食能を向上させることを明らかにしています。

未分化なものから分化したマクロファージは「M1マクロファージ」と「M2マクロファージ」の2種類が存在し、腫瘍免疫においてはM1マクロファージが重要な役割を果たすことが知られています。

過去の研究ではアサイゲルマニウムの抗腫瘍作用が発表されていますが、メカニズムはわかっていませんでした。
しかし、この新データが抗腫瘍作用メカニズムの一端を担っていることや、さらにはマクロファージの分化誘導剤としての応用も考えられ、新たな免疫療法への応用が期待される結果となりました。

マクロファージに関する研究は今後も発展させていきますので、今後の研究に乞うご期待…!

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5. 最後に

いかがだったでしょうか?
もしかしたら難しかった…という方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでも、「アサイゲルマニウムは免疫に良いんだ!」や「たくさんデータがあるんだ!」ということだけでもご理解いただき、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

また、アサイゲルマニウムの研究背景の項でも記載しましたが、免疫以外にも様々な生理作用の研究を積み重ねてきました。
またの機会にご紹介できればと思っていますので、今後もどうぞご期待ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!