夜行バスたのしい!


愛してほしいだけなのにいつでも遠回り、与えることもできずに沈む。丙午のきみは魔性。何度でもと囁いたくちびるは朱。水の音が近づく夜にきっと帰れるはずだからそれまではスピーカーを抱いてねむらせて。あるはずのものはいつまでも掴めないから知らないことにした、きみも。生きることは選ぶこと、最後には何も選べなくなって別離。発射。許してくれなくてもいいから忘れないで。これは呪い(あの子はどう読むのかな)。世界の真ん中が聞こえるから囘る。歩みを止めても変わらないことに喜びたかった。

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