THE SUPER MARIO BROS. MOVIE観ました。
ずっと気になってはいて、近所の映画館の上映最終日がたまたま休みだったので
普段だったら絶対に外に出ないクソ暑い日中に歩いて行きました。
上映時間の妙で紫外線を大量に浴びた俺の肌、可哀想に。
はやく観とけよというだけの話なんですが。
感想を端的に言うとめちゃくちゃおもしろかった。
信じられないくらいおもしろかった。
マジでびっくりするぐらいおもしろかった。
もちろんゲームをやったことはあるんですが、なんというかこう、作品に対する熱量的にはそんなにないんですよね。
ほんと、キノピオとヨッシーかわいー、みたいな。マリカたのしー、みたいな。そんな感じ。
ただ、特報でしゃべっているマリオたちがおもしろくて。え、よさそうって思って。
そんなフラットな状態だったからか尚の事ストーリーに感動しました。
マリオはあれだけゲームの中では当たり前にありえん身のこなしでステージをクリアしていくのに(プレイヤーの技量、というところは置いておいて)
いざ映画の中では仕事がうまくいかず家族にもやいのやいの言われ暗い部屋で暗い顔をしながらゲームをしている。
普通のおっさんじゃん。
いざ弟を助けるために決心するも、身体がついてこなくて、きれいで強い姫にサポートされながらの修行パートへ。
ピーチに気を遣われてちょっと気まずそうだったのも、全部の終わりにクッパと戦うときだってちょっと逃げ出しそうになってるのも、めちゃくちゃよかった。
海外アニメのテンポ感で人間みが見れたことがすごく刺さりました。
方やルイージは終盤になるまでずーーーーっといいとこなしな冴えない弟でしたけれど、なんの修行もせず最後にはスーパースターを使いこなしていたので素質があったんだと。
ベビー時代の回想とか、素直な励ましとか、兄を本気で慕っているのが何よりよかったです。
キノピオ、自分の可愛さわかってるタイプの種族だったんですね。
レインボーロードを爆走して落ちそうになったときの名言
「死ぬには可愛すぎます〜!!」
120点でした。ほんと、その通りだよな。
DK、脳筋バカ息子みたいな位置づけでしたけれどマリオと良き悪友感があってよかったですね。さらっとでしたがお互い父に認められない苦悩みたいな、あ、そういう話もするんだと思って。
そして今回感想を書きなぐる上で、いっっっっっちゃん語りたいところ、クッパとピーチですね。
なんだあのクッパの弾き語りは。でけェ手で器用に弾くし、カメックにジャムろうとか言って。ピーチへの愛を高らかに歌い上げる彼にしばらくツボってしまい、映画館で声を抑えるのに必死でした。
帰り道サントラをSpotifyで検索し、"Peaches"というタイトルにもう一度ツボりました。あまりにも最高すぎる。
でも確かに、あの世界のピーチに惚れない理由がないんですよね。だってかっこよすぎる。
てっきりゲーム同様ワアアアと攫われて、健気にマリオの助けを待っているかと思いきや
ベビー時代から鍛え上げられた身体能力でドレス+ヒールでも駆け巡り、みんなを守るために誰よりも前線で戦う女だった。
お前が世界で一番いい女だよ。
次にマリカをする機会があれば、私はピーチを選び、マシンはバイクにします。
シンプルさが痛快で、ずっとおもしろかった。
1時間半くらいでしょうか、『私にとってはこういうのだよな〜』と口角が上がり続けていたと思います。
続編もあるんでしょうか。かなり見たい。
次は紫外線を浴びすぎない時間に行きたいです。
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