日常の話


恐ろしく久しぶりに塗った手のマニキュアが待てど暮らせど乾かなくてぐにゃんぐにゃんになったところをとりあえず色がついていりゃええかと塗り直したりなんだりとしてキーボードを打つんもなんかこれ大丈夫かとか思いながらそわそわハッピーハロウィンです。

お菓子くれなきゃお前の指もぐにゃんぐにゃんにするゾ!

言うとりますけども。




毎日文章を書く。
それはわりかし淡々と、ここ2年くらいは続いているらしい。
それは自分の頭の中の整理であるし、消化であるし、楽さだ。

ただ"完成させる"となると話は別だ。
毎日書こう、1000字は書こう、できれば中身のあるものにしよう、自分で読み返したときにおもろいものにしよう、沿ったタイトルをつけられるようにしよう。
己に課したものが結構しんどい部類のものだと気づくまでに、思い返せばそんなに日数はかからなかったなと思うと
毎日投稿を当たり前に続けていらっしゃる方への尊敬の念が止まないことや、やはり自分のペースはあるよなと言い聞かさなきゃこれごときで病み入りマースみたいなめんどい女爆誕するからやめれ、ということは
行きつくべくして行きついたゴールだったのかもしれない。

できてねーしな。課したことほとんど。

毎日に彩りがあって、刺激があって、平穏があるというのが理想だ。
物語の主人公のような起承転結、それに伴う心と身体の成長。
立ち止まっているかのような感覚も、確証ある未来の布石だとすでに"わかっている"ならば、どんなにいいかと思ってしまう。
未来がわかっているなんてそんなものはつまらないと、かっこよくキメられるような人間ではない。
できることなら、あなたは今こういう時期だからこれを頑張りなさい、さすればあなたの理想の未来が必ず訪れますと誰かに言い切ってほしい。
占いや診断の類じゃない、用意されたレール。

でも、もし頑張りなさいと言われたことが、嫌なことなら逃げるし、やりたくないことは結局やらないと思う。
だから今がある。それもよくわかっているつもりだ。

だから今があるって、こんなかっこよくない使い方できるんだな。

今でも毎日は色づいている。
だって毎年この時期のジンジャーブレッドラテは飲みたいし、散歩もカラオケも楽しいし、極端なことを言えば、全然死にたいとか思ったことない。
明日があると当たり前に信じられる環境にいる。
極彩色にしたい私がただ欲張りなだけだろう。そうだそうだ、そういうことなんだ。欲深くて罪深いんだろうな。

それでも"そう"考えること、こうやって文章にまとめること、自分用として残しておくこと、公開することによって承認欲求を少しばかり満たすこと。
それが私のすべてだ。誰にどう思われようと、逆に誰にも見向きされなかろうと、そうであってしまっている。
しょうがない。マジで。

何がどうしてこうなったのかは自分でもわからない。
べしゃりの得意な優しいおもしろ美人スタイリッシュお姉さんになりたかった。
だそうと思えば欲、まだまだだせるぞ。

毎日渦巻く頭の中を文章にする。
渦巻かなくても文章にした。
この場があってよかったなあと心底思う。
紙に書く日記は続けられたことがない。こういう形があってよかった。これからもどうぞよろしく。



クリエイターフェスに乗じた10月毎日投稿、これにて完。
ひとつの節目として、ありがとうございました。
来年もまたやるんかなあ、わかんないな。
同じようなことを同じように書いていそうだけれど、それがその時の私の日常だしな。おつかれというかドンマイというか。

少しでも楽しいことおもしろいことがありますように。
やるべきことが頑張れますように。

なんか、ハロウィンてか七夕か?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?