見出し画像

【宮古島観光記】なぜ宮古島は古い建物が多いのか?

こんにちは
旅するホテルマンのあさひです。
私はいま、宮古島に来ています。

人生で初めて来た宮古島。
街中を歩き回ってみて、まず思ったことは『建物が古い』

繁華街のお土産店の横には、かなり古そうな建物が。


私は石垣島に住んでいるが、石垣の方が空港も広くてきれいだし、建物が比較的新しいものが多い。
石垣の方が、人も多く栄えているという印象でした。


自分の感覚が当たっているか確かめるために、宮古島と石垣島のいまの人口や年齢構成を調べてみました。
結果は以下の通り

石垣島 人口 50000人  
    生産年齢人口割合 60%
    人口増加率 101.4%

宮古島 人口 55000人
    生産年齢人口割合 57%
    人口増加率 103.1%

宮古島の方が人口が増えている傾向にあり、自分の考えは間違ってるのか?と思った。
もう少し詳しく調べてみる。

宮古毎日新聞より

宮古島の人口、最近までずっと減ってんじゃねーか!
なんと35年ぶりの増だった。

対して、石垣島の人口推移を見てみる。

総務省資料より作成


『ずっと』増えている。


最近までの35年間、人口が減り続けてきた宮古島と、人口が増え続けてきた石垣島、新しく建物を建てたくなるのは石垣島だろう。



さらに、観光客数も比較してみた。
2019年の観光客数は、石垣島で147万人、宮古島で113万人だった。

石垣島は周辺に西表島や竹富島などの離島も抱えており、そこに行こうとすると必ず石垣島を通ることになることも、観光客が増える理由だろう。

まとめると、
①人口が『ずっと』増え続けていて
②観光客数も多い
石垣島の方が新しい建物が建設されやすい。

しかし、宮古島もここ数年は人口が増え、ヒルトンという高級ホテルも開業した。
宮古島の今後にも注目したい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?