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東京から女子大生が来たので朝日町プレ移住体験会を開催してみた


先日ツイッターに一通のメッセージがとどいた。

「はじめまして、○○女子大学四年のA子と申します。急なお願いになってしまうのですが、明日朝日町へ面接に伺う予定なので、なつめさんの家に宿泊させていただけないでしょうか?」

・・・ファッ??

いや。わたしはまったく構わないのだが、面識がない人の家にDMで宿泊予約をしてくるとは。
なんてバイタリティ溢れた子なんだ。

おもしろい子に違いない。

いい機会だと思って宿泊することを承諾し、プレ移住体験会と称して半日彼女を車で連れ回して、朝日町を堪能してもらうことにした。



翌日、朝日町にある唯一の鉄道駅 泊駅に向かうと華奢なかわいらしいリクルートスーツを着た女の子が立っていた。

お昼時だったので、古民家をリノベしたいい雰囲気が漂う喫茶店HYGGE(ヒュッゲ)にて昼食をとった。

当日会話に夢中になって写真を撮り忘れた。
これは別日にいただいたグリーンカレー。
絶品。


店主の直子さんと歓談しながら食事を楽しんだ後A子ちゃんは面接へ。わたしは急ぎ足で自宅の清掃へ。(人をお招きできる環境ではなかった)


面接終えてスーツからラフな格好に着替えた後、「海が見たい」という彼女の要望に応えてヒスイ海岸へ向かうことにした。

小雨の中、石ころ探しに勤しむ女子大生


関東で生まれ育った彼女は日本海を見るのがはじめてだったそうで「視界を遮るものがない!海が広い!」と感動していた。


海岸の側にあるコミュニティスペース、ヒスイテラスにも立ち寄った。

「石眺めてる感じの写真撮らせて~いいねぇ」
と言いながら撮影に協力してもらった一枚。


朝日町のいいところは、なんといっても海と山が近いところ。

朝日町には「うみ彦・やま彦・夢産地」といったキャッチフレーズがついている。

かわいい


ヒスイ海岸から車で10分程度で着く、山間部のお気に入りスポット。笹川陶芸センターに向かった。

※笹川陶芸センターは先日鬼バズしたおじさんの活動拠点です


この日はできなかったが事前予約をすると陶芸体験ができるので、朝日町にお越しの際にはぜひ訪れてみてほしい。

施設内の工芸品を眺めたり猫のダイちゃん(14)と触れ合うなどして、のんびり時間を過ごした。

左に写っているのは
金魚の金五郎
まんまる猫 ダイちゃん
かわいいね


陶芸センターの脇には綺麗な川が流れている。

透き通った川に大喜びの女子大生
かわいい

この辺りにテントサウナを建てて、川で天然の水風呂を味わえたら最高だよね〜なんて話を友人が来る度にしているので、近いうちに実現できたらいいなと思っている。


その後陶芸センターの近くにある、旅する喫茶の会場としても使用させていただいた さゝ郷ほたる交流館に立ち寄った。

「大きい蜘蛛の巣がある~」と喜ぶ女子大生
ツボが謎


広大な田園風景を眺めながら彼女がぽつんと
「あつらえたモノより自然のものがいいですね」とつぶやいていた。

本当にそう思う。

わたしが望んでいる「こころ穏やかな暮らし」を実現していくためには、これだけでいい。
これだけ、がいいのだ。


田園風景が強く刺さっている様子だったので、お気に入り田園風景スポット山崎神社に向かった。

何を祈っていたのだろうか。気になる。


晴れている日だと、近くの道からはこんな風景が望める。

東京の友人を連れてこの道を通る度
皆、歓声をあげる。


自宅に戻って少々仮眠をとり、気づけば辺りは真っ暗になっていた。
この日は運よく近所の花火大会があり、自宅の縁側から打ち上げ花火を見ることができた。

日本の夏


お腹が空いてきたのでコスパ抜群の町の寿司屋 さくらずしへ。

氷の器に盛られた新鮮な地物のお刺身
何度見ても感動する。


気さくなお母さんと将来について話すなどした。
女子大生が朝日町に就職することも考えていると話すと「え~やめときなさいよ~」と顔をしかめながら言っていた。なんてこと言うんや!!



自宅に戻って、二人で四リットルの宝焼酎をドバドバと注ぎながら濃いめの緑ハイをひたすら飲み、地元の話や好きなyoutubeチャンネルの話、わたしの失恋話などをした。(初対面の女子大生に何を聞かせているんだ。いい加減にせえよ)

深夜1時くらいまで雑談に耽って、それから眠りについた。



翌朝、簡単な食事つくった。

申し訳なくなるほどのクオリティ
目玉焼き?卵焼き?何?


一休みしてから最寄りの新幹線停車駅黒部宇奈月温泉駅まで送り届け、またいつでも遊びに来てねと伝えて別れた。

自宅に戻ると置手紙があった。

嬉しいなぁ。

わたしのミッションである「情報発信による関係人口の創出」において、一つの立派な功績になるのではないだろうか。

今後もより多くの人たちが朝日町に足を運ぶことで実際に現地で魅力を体感して、町に関わる人が少しずつ増えていけばいいなと思う。



今回訪れた場所一覧を記したマップ

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