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「自分を褒められない」をやめる

 やめたら、ラクになった習慣ありませんか?
 満員電車での通勤、行きたくない会社の飲み会、ただ長いだけの会議、見栄の張り合い“映え”のSNS投稿、不要な付き合いや買い物……。
 実はやめても良かった習慣をリストアップした『心の疲れをとる事典』(監修/精神科医・西多昌規)。実際にやめようと思っても難しいものもあるかもしれませんが、思い切って自分の意識を変えるチャンスです! やめたらきっとラクになる、心の疲れをとってくれる習慣を同書より紹介します。第9回は「自分を褒められない」

自分を褒められない

「優勝しても不満が残る」「世界一になっても新記録更新はできなかった」など、アスリートには、高い理想を持って自分を追い込む「ストイック型」の選手が大勢います。これはスポーツのみならず勉強や仕事にも言えること。心も体も伸び盛りの10代、20代のうちは、自分の能力をさらに引き上げるために「高い理想を持つ」ことはとても大切なのですが、ピークを過ぎても「同じ思考」のままでいると、今度は理想に追い詰められてどんどん苦しくなっていきます。自分の理想に息苦しさを感じるようになったら、それは思考の変えどきなのではないでしょうか。

 思考を変えるための方法としてオススメしたいのは、「結果」以外を評価軸にするというもの。自分を褒めることは何らかの結果を出さないと難しいものですが、些細な「できていること」を見つけ、認めていくことから始めます。

 例えば、自分のなかで「ダイエットで5㎏やせる」という目標を立てたら、達成していなくても「お菓子を我慢できている」「2㎞ジョギングできた」など、小さな頑張りに目を向けましょう。自分がそのことに時間をかけた努力や、頑張ったポイント=長所をしっかり認めて、自分を褒めてあげてください。

【point】
理想に息苦しさを感じたら「思考の変えどき」。
小さいことでもいいので結果以外のことから認めていく。

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