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家賃支援給付金は「直前3か月間の賃料の支払い実績」に注意が必要です

家賃支援給付金の審査には時間がかかり、3週間から1か月位しないと不備のメールすら送られてこないのが現状です。家賃支援給付金については、申請が複雑なため、申請方法の説明や不備の対応を紹介しているYouTubeなどの動画を参考にすることがよくあります。

最近動画を見ていて、本当に厳しい審査が行われていることを知りました。それは、「直前3か月間の賃料の支払い実績」に関する要件です。

例えば、8月25日に申請をした場合、「直前3か月間の賃料の支払い実績」を証明する書類を添付することになります。この「直前3か月間」のカウントの仕方ですが、5月から7月までの3か月と考えるか、6月から8月と考えるか、5月26日から8月25日と考えるか、複数の考え方があると思います。

当初、私は単純に、申請日が月初であればその月の支払いがない場合もあるので、5月から7月の間に毎月支払いがあればよいと考えていました。

しかし、申請が不備となり支給されないことが分かった方の動画では、「直前3か月」の期間は、日にちでカウントするようで、「5月26日から8月25日」が正しく、5月25日以前の支払い証明書を添付した場合には、「直前3か月間の賃料の支払い実績」を証明する書類が無効となり、給付されないことになると説明されていました。

1日支払いが早いだけで申請が認められないのは信じがたく、コールセンターに確認したのですが、やはり、回答は日にちでカウントし、3か月の最初の日よりも早く支払っていた場合は、給付されないとのことでした。

給付規定を捻じ曲げることはできないのでしょうが、申請日が「直前3か月」の基準日となり、1日支払いが早いだけで給付が認められないのは、本当にやるせないと思います。

他の動画では、カードで支払っている場合のカード明細では支払いの実績を証明する資料にならず、支払実績証明書を作成しなければいけないという内容もありました。

支払実績証明書を作成する場合は、申請を予定している日と3か月前に実際に支払った日をよく考え、3か月以上離れていないことを確実に押さえておく必要があります。他の書類が集まらず、申請日が伸びてしまうと、「直前3か月間の賃料の支払い実績」を満たさない場合が生じる可能性があるためです。

その他にコールセンターの方がおっしゃるには、「直前3か月間の賃料の支払い実績」は、何月分の支払いかは問題ではないとのことでした。前払いや後払いがありますので、何月分の支払いかは問題ではなく、支払いが「直前3か月間」に3回あることが必要とのことでした。

ただ一つ例外は、1年間の前払いをしている場合で、この時は、「直前3か月間の賃料の支払い実績」ではなく、申請日の直前1年間に支払いがあり、その支払いが1年分をまとめた金額となっていることが条件のようです。

これから申請する方は、3か月前の支払日と申請日が3か月以上開ないように、計画的に申請をしてください。もし要件を満たさない月があれば、要件を満たす月で申請することを考えてくださいね。

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