感謝の念がもたらす豊かさ
感謝の念、豊かさへの道
この世に生を受け、日々を過ごす中で、私たちはどれほどの恵みに囲まれているのでしょうか。衣食住はもちろんのこと、太陽の光、澄んだ空気、
清らかな水、そして、私たちを支え、見守ってくれる多くの人々。
これらは、決して当たり前のことではありません。
しかし、私たちは往々にして、その恩恵に気づかず、ないものねだりに終始してしまうことがあります。不足しているもの、不満足なものばかりに目を向け、不平不満を抱く。そのような心持ちでは、ますます貧困や不幸を
引き寄せてしまうのではないでしょうか。
真の豊かさを手に入れるためには、まず、今ある恵みに感謝することから
始めなければなりません。身の回りのもの、私たちを取り巻く環境、
そして、関わってくれるすべての人々に、心から「ありがとうございます」と感謝の言葉を捧げる。この感謝の念こそ、豊かさへの扉を開く鍵となるのです。
感謝の気持ちを持つことは、私たちの心を豊かに満たし、穏やかな光で
照らしてくれるでしょう。そして、その心の豊かさは、やがて現実世界にも反映され、真の豊かさをもたらすのです。
感謝の対象は、目に見えるものだけではありません。私たちが日々享受している、空気、水、太陽の光といった自然の恵み。これらは、生命を維持するために不可欠であり、感謝の念を抱くべきものです。
五体満足への感謝
さらに、感謝の念は、私たちの健康にも深く関わっています。自身の肉体、その一つ一つの器官、臓器に感謝の言葉を捧げることで、自然治癒力が
高まり、心身のバランスが整っていくのを感じることができるでしょう。
「ありがとうございます」 この言葉を、心の中で、あるいは声に出して、
繰り返し唱えてみてください。歩いている時、電車に乗っている時、家事をしている時、どんな時でも構いません。感謝の言葉を唱えることで、心は
穏やかさに満たされ、不平不満や不安、恐れといった負の感情から
解放されるでしょう。
感謝の念は、まるで静かな波紋のように、私たち自身から周囲へと広がっていきます。そして、その波紋は、やがて大きなうねりとなり、私たちの
人生を豊かで幸せなものへと導いてくれるのです。
感謝が足りないあなたへ
すべてのことに感謝をしていても、または感謝を始めたのに、未だ貧乏で
あったり、病であったり、恋愛や結婚、人間関係等、人生百般において
うまくいっていない、なかなか良くならない、好転しないと 感じているの
なら、それはまだまだ感謝が足りないということなのです。
足りない、足りない、まだまだ全然足りてないのです。
徹底的に感謝をすることです。
感謝が足りないという一点にその理由を求めれば、人生は単純化できて
わかりやすくなる。万病一元論だ。そこに理由があると 思えばあなたの
気持ちも大分楽になるはず。
そして気を改めて徹底感謝の行を続ければ良い。
感謝をしてさえいれば、他のことはどうでも良いということではないし、
そんな単純なものではないと思はれるかもしれないが、感謝を徹底して
いけば、他の善行も自然と行えるようになるだろうし、色々と環境も整っていくのではないだろうか。
「ありがとうございます」を繰り返し、情感を込めて、
「ああ、本当にありがたいなあ」と思えるようになるまで、唱えることだ。掃除をしたり、料理や洗濯など、家事をしながらでもよいし、何か仕事を
しながらでも出来ることなのだ。兎に角、実践あるのみだ。
日々の生活の中で、感謝の気持ちを見失わずに過ごすこと。
それは、私たちの人生をより豊かに、より輝かしいものへと変えていく力となるでしょう。