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好きだったこと 変わってしまうこと

とうとうインスタを更新するのが億劫になってきた。
以前は写真を撮るのも画像を少し加工するのもわりと好きで、よく更新していた。
それが、なんだかもう、どうでもよくなってしまったのだ。

私自身の色々なことへの意欲の低下というのも理由としてあるけれど、一番は良く見せる(いわゆる「映え」)文化に嫌気がさしたというのがある。

少し前からインスタの検索機能は人気の投稿しかヒットしないようになった。
そのあたりでかなり嫌になっていた。
そしてなんだか、わざわざ良く見せようと繕うことが馬鹿馬鹿しく思えてきた。

例えば私は手帳関連のアカウントを持っている。
今までは可愛い紙面の手帳に憧れて、日記などに「デコ」のようなことをやり写真を撮って載せていた。
しかし私には「デコ」が向いていなかったようで段々苦痛になってきていた。
さらに、紙面をネット上に公開するためにわざわざあたり障りのない内容を書いたり、必要に応じてモザイクをかけたりするのって、面倒臭くないか?とも思うようになった。
紙面の写真を撮って投稿してネット上に記録することにも特に意味を見い出せない。

なんでやっているのかわからなくなってしまった。
他にもアカウントを持っているけれど、記録用としてやっているわけでもないし特に誰かと交流するわけでもない。

手帳のアカウントについては、もうわざわざ繕った写真を投稿しなくてもライフログを手書きでつけることが日課になったから不要だ、と思う。
無理にしがみついて手帳趣味を頑張ろうとするのは違う気がする。

自分も周囲も移ろいゆく中で、趣味や好きなことが変わるのも仕方がないことだ。
やっとそう思えるようになってきた。
好きなことが大して好きじゃなくなるのは哀しいけれど、やっぱり、仕方ない。
何か新しいことに興味が持てればなあと思う今日このごろ。

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