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頭の中の0.001%くらいの

やりたいなと思うことは結構あるのに、起きている時間のほとんどは憂鬱なあれこれについて考えている。
目の前にあるのは“ウツ”で、その遥か遠くにやりたいかもと思うことがあり、大抵は目の前のことしか頭にない。
でも、たまーに、本当にたまーに思い出す。
これやりたい、あれもやりたい、できればもっとあれもこれも、と。

例えば、
ミラーレスカメラの勉強
47都道府県旅行制覇の続き
オランダに行く
かぎ針編みでスヌード作り
読書(瀬尾まいこさんの未読小説、益田ミリさんの漫画やエッセイ、江國香織さんのエッセイ、紅茶の本など)
刺繍アクセサリー製作と販売再開
庭づくりと植物の勉強
未履修ゲームプレイ(アトリエシリーズ)
途中で諦めた漫画の続きを読む(銀魂、カードキャプターさくらクリアカード編)

まだもっとたくさんある気がする。

いつも、ほとんどの時間、やりたいことなんて忘れている。
忘れているというか、頭の中から引っ張り出してくることができない。
こんなにやりたいことがあるのに、“ウツ”に囚われて身動きがとれない。
無気力でできないというのも大いにあるけれど、それ以上に頭にないからできないような気がしてきた。 

やりたいことを頭から追いやって“ウツ”について考え続ける日々は、なんというか、自傷行為みたいで冷静に見ると馬鹿馬鹿しい。
でもまた忘れてしまうのだろう。
馬鹿馬鹿しいと今思っていることも頭から消え、また“ウツ”をやっていくのだろう。
そう考えるとうんざりするが、思考の癖はそう簡単に変えられない。

頭の中の割合を、せめて半分ずつにしたい。
やりたいことがある、ということを思い出せたらその都度手帳に書いたりして訓練できないかなあと思う。
手帳に愚痴ばかり書くのではなく、自分にとって有用な情報を残したい。
これは希望、願望、というかもう祈りみたいなものかも。

自分を許すとか認めるとかそういう訓練よりも、やりたいことがあるんだと思い出すほうが、私にはとっては少し未来に期待できる方法だと思う。

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