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Arduinoでテルミン型シンセ開発(part0)

ご無沙汰してます。
夏休みなので、何かやろうと思いまして、昔から気になってたArduinoを先日アマゾンでポチりました。目的は超音波センサーを用いたテルミン型シンセの製作です。
テルミンというとmoogのTherminiが今まで(moogの製品とは思えないくらい)安くてら3万円くらいで手に入っていたのですが、流行り病だったり、テルミンを発明した国が戦争を始めてしまったりしたせいで世界中の経済がぐちゃぐちゃになり、ふとみると5万円にまで値上がり。5万円払う余裕あったらElectribeとBitwig買うわ…となってしまったので、まぁたまにはそういう変わり種的なシンセを自作してみてもいいかなと。フォトダイオードなんかを使った疑似テルミンは結構いろんな所で売ってたり、キットになってたりしますが、それだと安定性に欠けるので超音波を用いた距離センサーから数字を読み取ってプログラムでこねくりまわしてなんちゃってテルミンを作ろうという感じです。大学で電磁気勉強してるのでテルミンの回路は頑張って格闘すれば理解できなくもないと思うんですけど、格闘する根気も日本橋を徘徊して部品かき集める気力もないので、デジタルに頼ります。
ELEGOO Arduino用UNO R3スターターキット...
これです。
実は中学生の頃からArduinoの存在自体は知っていたのですが、言語がC言語に近いため、当時DSのプチコンというソフトでBASICを軽くかじっていた私は見た目的に難しそうで敬遠してしまいました。あと自分のパソコン持ってなかったのも大きい。
ただ、今は大学生になってパソコンも持ってるし、自分自身大学の授業でpythonでのプログラミングを習ったりして(BASICは古臭い言語なんだなとしみじみ思い知りました…)、パソコンでのプログラミングにも多少慣れ、さらには友人でC言語を齧ってる人間が何人もいるので、まぁなんとかなるだろと深夜テンションでポチった次第です。
余談ですが一緒に昔から欲しかったSoyuz project(福間創)のCDもポチりました。

箱の様子(開けた後でごめんなさい)

実際にみてみるとほどよくコンパクトなプラスチックの箱に部品が詰め込まれていました。小学生の頃に狂ったように遊んだLAQ(ブロック)のケースを思わせるかわいらしいデザインです。ちなみにこの箱がそのまま入っているわけではなく届いた時はいかにも中華~なELGOOお手製の黄色い包装紙につつまれてました。

中(本当はもっとギッチリ色々入ってます)

中はこんな感じで、マイコンの他にジャンパケーブルやらLCDやらブレッドボードやら抵抗やらが一通り入ってます。抵抗やトランジスタなどの細かいものや、マイコンボード等は袋や箱に入ってましたが、中くらいの部品は裸でした。ただ可変抵抗の軸が取れてたり、ジョイスティックのガワが取れてたりしてて、ちょっと雑だなと思いました。
蓋の裏に部品一覧が書いてあったので、開封と同時に一通り揃ってるかチェック。全部ありました。こういうのってちょっと部品が足りないとかよくあると思うんですけどその辺は丁寧みたい。
付属のCD-Rには説明書(日英独西仏etc…)とプログラムの例とかFAQなどが入ってました。
一通りチェックが終わったのでArduino IDEをダウンロードして、ちょっとHello World的なことでもしようかなと思い、公式サイトでwindows用のをダウンロードしようとしたら、Microsoft storeのリンクが切れてる?みたいで、結局.exeのインストーラーから普通にインストールしました。IDEはzipでも配布されてますが、説明書を読んだところドライバを手動でセットアップしなきゃいけない云々とあったので、普通にexeでインストールしましょう。
ここで、USBでArduino UNOをPCと繋ぐんですが、なんということでしょう。死ぬほどUSBの口が固い!!このままだと、ケーブル引っこ抜くときボードごと逝ってしまうかもしれない…ってくらい固かったのでたまたま持ってた接点復活剤を潤滑油代わりにかけて、抜き差ししやすくしました。これ、個体差あるとは思うけど、マヂきつかった…
ということで、説明書を読みながら、LEDを光らせたりして少しずつ勉強しています。実はArduinoにはMozziという音響用(というかシンセ用!?)のライブラリがあるので、それを入れたりもしてます。ライブラリがある辺りやっぱりArduinoで電子楽器自作する人って多いんだなぁって思いますね。まぁBastle instrumentのシンセとかも確かArduinoベースだしね…
惜しむらくは、付属の説明書。丁寧でわかりやすいんですけど、日本語が自動翻訳らしく、かなり怪しい。時々文章が破綻してる部分があって意味不明になっているので結局英語の方を読んでます。このくらい頑張って翻訳する人を雇ってくれよ…という気持ちもありますがまぁ中華クオリティということで。

電源出力とブレッドボードつないでLEDを光らせたりなど


つづく。




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