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好きな花を好きなように

大好きな花屋さんがあります。
富山市のいたち川沿いにある「花詩織り」。
小さな民家からスタートして、空いた隣家の屋根の上に部屋を増設し、空いた敷地に庭を造り、小屋を建てて、世界でひとつのすてきな空間を生み出しています。


オーナーは牧野さん。

感じやすく傷つきやすかった少女時代を経て、山と海がいつも自分を立ち直らせてくれる存在であることに気づき、自然を感じながら花を生けています。

テレビを通じて知り、昨夏から私は牧野さんの教室に通っています。お花って敷居が高いような気がしていたけれど、牧野さんは「好きなお花を好きなように生けるのが一番楽しいからね」と言ってくれます。

お店からその日の気分でお花を選んで、イメージに近づけるようにとりあえず一回やってみる。その後、牧野さんが「いいじゃない」「面白いわね」と笑いながら手を加える。初めてそれを見たとき、大げさではなく「世界が変わった」と思いました。自分の好きなもので何かを表現できた感動に、一日中スキップしちゃうような晴れやかな気分になります。

教室が終わった後、珈琲を飲みながらこれからやりたいことや自分にとって大切なことをあれやこれやと話すのも大きな楽しみ。

そんなトキメキが伝わればと、教室で作ったお花を投稿していきます。

ちなみに牧野さんは70歳。
70歳になっても夢を語る人であることが、なりたい姿のひとつになりました。


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