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浅田の朝食 玉子を焼く

その二 出汁巻玉子

 日本橋浅田の朝食で、人気の惣菜のひとつが出汁巻玉子です。基本の出汁(鰹出汁)の風味を生かして、丁寧に焼き上げる出汁巻玉子は、日本料理を代表する一品。お店によっては、甘い味付けをするところもありますが、浅田では砂糖を使わずに作ります。料理人は、菜箸を使って玉子地を焼いていきます。これは、慣れるまではなかなか難しく、ご家庭ではフライ返しなどを併用して巻いていくのもひとつの方法です。

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出汁巻玉子
【材料】
玉子   4個
鰹出汁  90cc
薄口醤油 2.4g
塩    0.5g

【作り方】
1 材料をすべて合わせて、混ぜてからザルなどで濾しておく。

2 鍋に油を引き、1の玉子地を90cc入れて焼きながら小さく巻き、土台となる芯を作る。
(玉子が焼けて気泡が出てきたら箸の先でこまめに潰して凹凸が出ないようにする)

3 鍋に油を引き直し、2の下に玉子地90ccを流し入れ、焦げないように火加減を見ながら巻いていく。

4 3の作業を繰り返し行って、玉子地をすべて焼き終えたら、巻き簾でかたちをきれいに整える。

※火加減は弱火から中火の間で焼くときれいに焼ける。
※焼いている間に気泡が出てきたらこまめに潰す。


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