見出し画像

お助けウーマンとわたし

にわかにあわただしくなりました。

いわゆる普通の勤め人のわたし。自分にスポットライトがあたるなんて想像だにしなかった。

好きなものをひたすら日々つぶやくだけのツイートでいろいろな反応をもらううちに。

・・・麻実子さん!!!

かつていっしょに「お助けウーマン」として働いていた朋友の麻実子さんにみつかりました(笑)

麻実子さんは現在、吉本ばななさんとnoteで「ばな子とまみ子のよなよなの集い」を連載されています。

ばななさんの公式サイト記事に、当時のわたしたちのことが。

山田さんっていうのがわたし。まみちゃんが麻実子さん。

3年くらいほぼ一緒にいた時期に、かばん持ちのように彼女のそばにいて彼女の交渉術や仕事の作法を身近でみていたおかげでわたしの仕事への姿勢、責任感、段取りや巻き込み、すごく影響を受けました。

メンターは自分で探していくという説もありますが、わたしの場合はむしろ見つけてもらい(?)ました。本邦初公開のエピソードなのですが、わたしと彼女は子ども同士が当時、同じ保育園でして、あちらはすでに自営のプロ。対するわたしは新米自営。なんとなくお互い存在自体は知っていたのですが、特に会話をすることもなく。

そんなある日、バス停でバス待ちのわたしに彼女が話しかけてくれ、いろいろ質問され、気がつけば一緒に仕事をするように。のちになぜあのときに声を掛けてくれたのか聞いたところ、

「すごい目立ってたんだよ、ピーチ・ジョンの毛糸のパンツはいて日経新聞読んでるんだもん!」

・・・そうなんです。わたしピーチ・ジョンが好きすぎて、当時かわいい毛糸のパンツが発売されててなんとかこれを普段着にしたいなとおもってタイツのうえから履いてドヤ顔で歩いていたのが相当めだっていたみたいで。

日経新聞は朝いちですべての面に目を通せとかつての職場の先輩に言われていたのを律儀に守っていたら、完全に習慣になってしまってそれから今でも読んでいます。好きなんです。林真理子先生の連載小説も読めるし!(ちなみに夕刊の山田詠美さんの連載小説も大好き!)

成功者はよいメンターとの出会いで成功を加速、とあるとおり、その後のわたしはいくつかのクライアントと一緒に仕事をしながら、今に至るキャリアを築く礎をつくっていきました。彼女から学んだ一番のハック術は以下になります。

・即レス/即対応→時間は有限、相手の時間を奪わない、猶予がいるなら「いつまでに」と納期を返信

・相手を好きになる→好きになった相手のためなら何でもやれる、むしろ好きじゃない相手なら仕事を断れ

・効率を語るのは百年早い→できもしないうちから効率効率言うな、まずはやる、そこから効率を自分でつかめ

・悩むな→悩む暇があったら動け、三倍動いてから悩め

おわかりいただけますでしょうか??彼女、すごいスパルタメンター、勝負に強いメンタルってこういうことかと学びました。自分にない資質をもっているメンターにつくと学ぶことや得るもの大きいです。

自分じゃぜったいやらない、思いつかないやり方を隣でやってみせてくれ、
見よう見まねで真似した瞬間に突っ込みやハリセンをいれてもらい、あわててすぐ修正。それはそれは鍛えていただきました。

メンターは見つけるもよし、見つけてもらうも(笑)よし。

わたしはこれから自分の「誘われ力」を磨いて、いろいろな人にあってもっともっと自分を更新していきます。あと、みえるところにわたしの「好き」を出しておいて、誘われやすいようにしておきます。毛糸のパンツはさすがにもう無理だけど!

▼麻実子さんと吉本ばななさんの往復書簡note(有料)
【ばな子とまみ子のよなよなのつどい】
https://note.mu/d_f/m/mfccfe3cf3ada

トリスと金麦と一人娘(2023 春から大学生になり、巣立ちます)をこよなく愛する48歳。ぜひどこかで一緒に飲みたいですね。