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親とのこと-3

2023年12月末に救急車で運ばれたのは、近くの自衛隊中央病院というところ
地元なので子供の頃から知っている病院だったが、当時は確か一般の人には公開されてなかったと思う。一度も足を踏み入れたことがなかったし、今後も来ることもないと思っていたが、まさかこんな形で御世話になるとは思ってもみなかった。

病院の敷地内は、自衛隊のジープなどが止まってるし、入口の受付は迷彩服を着ている自衛官だし、やっぱり普通の病院とは雰囲気がだいぶ違う

ただ、この病院は原則的には脳梗塞などの救急治療は受付ていないそうだ。年末で詳細の検査もできず、最初は脳梗塞とは診断されなかったため入院することができた。しかし結局脳梗塞と診断されてからも転院はせずにそのまま入院することになり脳梗塞の治療とリハビリが行われることになった。

コロナがあってから、病院の面会というのはとても厳しくなったようだ。面会時間は15分。1日2人まで。週末や祝日は面会は禁止

平日は仕事があるため、週末しか行けない私はつまり面会には行けないということになる
私のところからは車で1時間くらい。電車で行くと1時間ちょっと。
仕事の途中に抜け出して、面会に行くしかないかな、と思っていたところ姉から

土曜日に行ったら原則ダメなんですけど、何かお渡しするものがあるということであればってことで許してくれたよ。

というので、渡すものがあるというテイで土曜日に面会に行くことにした(原則はダメだと思います)

はじめての面会。倒れて1週間たってくらいだったので、まだ母はベッドに横たわったままで、口は半開きになっていて朦朧としている感じだった。

左半身は麻痺、左耳も聞こえないらしい
体もやせ細ってしまって、昨年末に倒れる前の母と会った時とはまったく変わっている母の姿にとてもショックだった

もしかしたらもうこのまま朦朧として寝たきりになってしまうんだろうか、、。



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