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求人広告と「正直」さ。

当然ですが、求人広告を出稿する際に、「嘘」を書くことは許されません。とはいえ、「あまり正直に書くと、応募が来ないのでは…」という不安も、もちろんわかります。

しかしいくら応募が来たとしても、面接で辞退が起きたり、入社後のギャップが生まれて早期退職につながっては、元も子もありません。

そういう場合は、一見「デメリットに見えること」を、「ベネフィットに転換する」というのが正攻法です。

たとえば重い荷物を運ぶような肉体労働の場合、「肉体的にキツイ」のではなく、「ジムに行かなくてもタダで筋肉がつく」と伝えることで、「カラダを鍛えたい」と(顕在的にも潜在的にも)考えている求職者にそこで働く魅力や動機付けを行なうことができます。

事象には、良い面と悪い面、両方があります。一般的には「良くない」と思われていることでも、「だからいいんだ」の精神でベネフィットを見出すことで、突破口が開けることは多いのです。

また、求職者の心理として、正直なコミュニケーションをとることは、好感度アップにもつながります。一種のブランディングといってもいいかもしれません。都合の悪いことを隠さず、むしろ求職者の動機付けに活用する。ここを意識すると、入社後に活躍してくれる人材の採用につながりやすくなることは、間違いないことです。

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