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求人媒体の選び方

私は大手インターネット求人広告会社に勤務していますが、今回は忖度なしで、求人媒体の選び方についてお話しようと思います。

おそらく多くの求人メディアは、ユーザー数や年齢構成、経験職種などのデータを用いて「いかに自分たちの媒体なら採用できるか」を語ってくると思います。しかし正直なところ、そこは重要ではありません。なぜなら大手の媒体であればデータベースは似たようなものですし、求職者も複数のサイトを利用しているケースが多いです。

ですので、「媒体力」という意味では、どのサイトを利用しても、さほど大きな差はないと思ってください。

じゃあ、どのメディアを使ってもいいのか、というと、それはちょっと違います。まず着眼すべきは、営業担当が求人広告についてノウハウを持っているかどうか。具体的にいうと、貴社の魅力を引き出し、ミスマッチのない採用を行なうソフト提案ができるかどうかが重要になります。

求人広告では「誰に、何を」伝えるかが第一に重要になりますが、ここを一緒に考えてくれる営業担当かどうか、確認しましょう。「当社ならどんなターゲット人材に、どんな訴求を行なうのが良いか」と質問してみるのが良いと思います。

もちろん、媒体の営業担当は貴社の人間ではないので、最初から魅力をつかむことはむずかしいことです。そこでさまざまな角度から貴社の魅力を確認し、同じ目線でディスカッションしてくれる人かどうかを確認するのです。

求人メディアを利用した採用活動においては、媒体のフロントである営業担当とのパートナーシップが欠かせません。自社の採用について、本気で一緒に考えてくれる営業担当を、ぜひ見つけてください。

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