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ジャスパーに引っ越して幸福度が爆上がりした話

みなさん、こんにちは。


今日はタイトル通り、

「ジャスパーに引っ越して幸福度が爆上がりした話」についてです。


はじめに、これだけは言わせてください。

あくまでも私の体験談であり、

全員がジャスパーに引っ越して幸福度が爆上がりするわけではありません。


当時、

自分の求めていた環境にあっていたから、

結果的にそうなっただけです。


なので、ジャスパーに引っ越したいと思っている方に向けてというよりも、私がなぜそう感じたのかを書きたいと思います。


特に他の都市への移住に興味のある方や、COOPインターンやワーホリで観光地で働くことに興味のある方に、参考になればよいなと思います。

ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。


ジャスパーに引っ越す前の状況 

ジャスパーに引っ越す前の私は、バンクーバーでCOOP留学をしていました。

私のプログラムは合計1年6ヶ月の期間で、初めの1年間は学校で専門分野を学び、その後の6ヶ月間は学びを活かしてインターンシップをするというものでした。


COOPの座学期間中、私は頭の中にはずっと、「インターン先はバンクーバー以外の場所でやりたい」という思いがありました。

理由は純粋に、

他の場所にも住んでみたかった


からです。



環境を変えるということは、同時に、新しい挑戦ができ、新たな出会いもあります。


なんとなくバンクーバーにいる頃の自分は今のままじゃダメだと感じているのもあり、どうせなら新天地で心機一転して頑張ろうという思いもありました。

そこから就職活動を本格的に始め、結果的にジャスパーに行くことになりました。


インターン先が決定するまでの経緯や、バンクーバーから出ていきたかった理由などについては、こちらの記事で詳しく書いているので、気になる方はぜひ覗いてみてください。



引っ越した先、ジャスパーとは?

私が引っ越し先として選んだ場所は、ジャスパー国立公園という

世界遺産カナディアン・ロッキー山脈の中にある国立公園です。


アルバータ州(AB州)に位置し、

1番近い空港であるエドモントン国際空港までは車で4時間もかかる、かなりの僻地にあります。

国立公園の中で最も知名度の高いバンフからでも、車で3時間半ほどかかる所です。


ジャスパーには

氷河、渓谷、湖、滝など

大自然をとにかく満喫できる場所が多く

夏はハイキングやラフティングなどのアクティビティが楽しめます。



有名な観光地は、コロンビア大氷原(Columbia Icefield)という、大氷原です。

コロンビア大氷原(Columbia Icefield)


また、ダークスカイ保護区というものに指定されており、夜間の街の照明を極力減らす取組みがされているため、星空観察に最適な場所でもあります。

条件が揃うと、オーロラを見られる日もあります。


生活の変化 

ジャスパーに引っ越してからの生活は、バンクーバーにいた時とはガラッと変化しました。



住む場所・仕事・人

当たり前ですが、全部変わりました。


住む場所


まず、住む場所について。

私が新しく住む場所は、勤め先のアコモデーションでした。

補足ですが、ジャスパーは国立公園であるため住宅制限が厳しく、多くの人々は勤め先のアコモデーションに住むことが一般的です。

私が勤めるホテルには、寮と一軒家の2種類のアコモデーションがあり、どちらも通勤時間は徒歩1分以内の場所にあったため、通勤面に関してのストレスは全くありませんでした。

また、住んでいる人が全員同僚であったため、仲良くなりやすい環境でした。

さらに、住んでいた方は英語ネイティブの方が8割以上だったため、自分が求めていた英語環境に浸ることができたことも、とても嬉しかったです。

他にも、家賃面や自分の部屋など、全てをひっくるめてバンクーバーにいた時に比べて、新しい環境は私にとって非常に良い条件だったので、住む場所が変わっただけで私の幸福度は爆上がりしました!


仕事について 

次に仕事についてです。

正直にいうと仕事で幸福度が爆上がりしたかどうかと聞かれると、

爆上がったわけではないです。


まあ、仕事ですからね…。

私がジャスパーで新しく始めた仕事は、
ホテルのフロントスタッフです。

フロントスタッフの仕事は、ゲストのチェックイン・チェックインアウト対応、予約受付などがメインでした。


ゲストの方と話す機会がとても多いので、コミュニケーション能力がかなり求められる仕事でした。


初めはフロント業務で使う英語が全然わからなかったので、自分で調べたり、同僚が言っていることをメモしたり、時には同僚が話している時に録音などをして、とにかく必死に仕事で使う英語を覚えていきました。

始めた当初はそんな感じだったので、ゲストと対面で話すこと、まして電話で話すことについては、かなりのストレスでした。

しかし、業務に慣れてきて、ゲストと話が盛り上がれるようになると、仕事が楽しくなってきました。

周りの同僚、マネージャー達もとても優しくて、仕事の環境はとても良かったと思います。


もちろん仕事をする中で、理不尽な目にあったり、辛い出来事もありましたが、良い経験ができたと思います。

人について

人について。

結論、

幸福度に影響するのは

人間関係だと思います。

バンクーバーでの人間関係が最悪だったわけではないのですが、

「ジャスパーで出会った人たちがとにかく最高」

だったんです。


ジャスパーという街は、夏のハイシーズンでも人口は5,000人ほどしかいない小さい街です。



スーパーやレストランに行ったり、イベントに参加すしたりするたびに、知り合い、知り合いの知り合いに必ずと言っていいほど遭遇します。


そんな中で、私は大親友ができたことがとても大きかったです。友人兼同僚兼シェアメイトとしてジャスパーの生活は彼女なしには語れません。

同僚と言っても、シフトが被る日は週に1回程度だったため、ちょうど良い距離感もあったのが良かったと思います。

仕事後は、一緒に料理をしたり、映画・ドラマを見たり、休みの日は、ドライブやハイキングに一緒に出かけました。

生活スタイル、好きなこと、考え方が自分ととても相性が良かったので、彼女のような人に出会えたことが本当にかけがえのないものでした。



また、第2の家族ができたという点もあります。

私はマネージャーのご家族と、とても仲良くさせていただき、週に何回もマネージャーのお家でディナーを食べました。

フィリピン系の方で、日本のこともすごく好きな方だったので、とても関わりやすかったです。

ドライブに連れて行ったもらったり、私がマネージャーのお子さんをお迎えに行ったり、ディナーに必要な食材の買い出しに行ったりと、家族同然のように関わっていただきました。

さらに、もう一人の上司が日本人であることもかなり支えられました。

日本人の少ない環境を求めてジャスパーに来た自分ですが、自分で対応し切れない問題にぶち当たった時に、近くに日本人の方がいることは、メンタル的にもかなり安心できる存在でした。


さらに、街の人々についても最高でした。スーパーや薬局に行くと、日本人?珍しい!と声をかけてくださる人も何人かいたり、歩行者を優先してくれるドライバーの方が都市よりも断然多いことなどがありました。

ジャスパーの街そのものが観光地であるため、多くの住人が接客業に関わる人ばかりで、笑顔がステキな方が多かったです。



最後に

以上が、私が「ジャスパーに引っ越して幸福度が爆上がりした話」です。

今いる環境が少し物足りないな…

他の場所に行ってみたいな…

と思う方はぜひ、新しい土地に踏み出してみるのはいかがでしょうか。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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