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あさばみゆき おまけの短編などまとめ

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過去の短編、おまけ情報などまとめております。
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#星にねがいを

全作品・おまけ短編まとめ まずはココから!

※2023/7/5現在までのTwitter掲載の小ネタ(下のリストの(Twitter)と書いてあるもの)を、こちらにまとめてみました。 クリックするだけで、そのまま見られるよ! ☆オンライン「サバ本」twitter版 ※Twitterに時々、会話劇的なSSを投稿したりしてます。たまにこちらにまとめてますが、載ってないのもあったりするので、Twitterで「#いみちぇん」「#星にねがいを」などのタグで捜してみてくださいね☆ ■児童文庫ミックス・放課後にくまんを渡してみたら(

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バレンタインチョコBOXお返事①星ねが

マシュマロのお返事①

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ホワイトデーお返しコメント(星にねがいを!)

中学生になった凪と、小6の宇佐美の小話(星にねがいを!🌟)

 わたし、宇佐美早苗、小学六年生ですっ。  今、桐ケ谷さんにバレンタインのチョコを届けるために、チトセ中まで来ちゃったんだ。 「ど、どどどどどうしようっ、もう着いちゃった……! やっぱりわたし、メーワクだよね!?」  いったん学校から帰って、ランドセルを置いて、なるべくオトナっぽい格好に着替えてきたけど。  わたしはどうしたって小学生で、桐ケ谷さんはもう中学生で。  あと数か月で追いつけるってわかってるけど、その数か月が、とほうもなく遠く思えちゃう。 「だいじょーぶだよっ

星にねがいを! 完結記念感謝ペーパー

というわけで来月10月で、星にねがいを! の完結から、あっという間の一年でございますね……! ※ そして今月は、いみちぇん完結2周年なのです! こちらもずーっとずーっとシリーズを愛して下さって、本当にありがとうございますー!! 那流先生と、O師匠と一緒に駆け抜けさせていただいた星ねがシリーズ、密度がものすっごい濃くって、つい昨日のような気持ちなのですが、皆様本当にお付き合いをありがとうございました💕 ヒヨたちの青春を書けて、とても楽しく幸せなシリーズでした。 せっかくの1

ウィンクキラーやってみた @星ねが

参加者:ヒヨ・真・冴子・ハルキ 場所:いつもの屋上 ヒヨ「第3回、ウィンクキラキラ選手権っ、や~るぞぉ~っ」 真「キラキラじゃなくて、キラーだね」 ヒヨ「おりょっ。あははー、まちがった」 冴子「ウィンクで殺人ゲームなんて物騒ね」 ハルキ「ボク得意だけどね~っ。バチッ☆」  あ~~っ!と遠くで、山本たちが悲鳴を上げて倒れる。 冴子「すごい攻撃力ね」 ハルキ「ファンサの基本だからね。練習したんだよ、いちおー」 ヒヨ「ハルルンはなんでも頑張り屋さんだなぁ」 ハルキ「ゲーム始め

「女子座談会を見させられている男子たちの座談会」③

コオリ「オレは『氷の字消士』だからな。表情消すのはトクイだ」 匠「いや、逆に表情を変えなきゃ、クリアにならないんだ。つまり照れろと」 コオリ「アァ? …………そりゃ難しーな」 コオリ「だよな。オレだって『不快不敬不幸顔のストーカー女』って思ったしよ」 涼馬「このペアは、おたがいにクリアが難しそうだな」 真、本を読みはじめる。 コオリもあくび。 コオリ「ハァ? キサマにおどろかされてヌルヌル? 肝試しで沼にでもはまったのかよ」 涼馬と匠、飲みかけたお茶に、ゲホッとむせこむ

「女子座談会を見させられている男子たちの座談会」②

匠「おれにしてほしいこと?」 テレビ画面に映るモモに、匠は思わず真顔になる。 真「クリア判定の条件が気になるな。なんだろう」 コオリ「どーせロクでもねぇのだろ」 匠に他三人の視線が集まる。 匠はうなずき、「もちろん作る」と、重々しく一言。 真「今のがNG?」 コオリ「なんかいいコト言ってたっぽいのにな?」 匠「無礼なブザーだ」 涼馬「相手はあの鯖だからな……」 匠「……っ」 匠「(おもわずコタツに手をついて腰を浮かせ)おれが、モモの主に? そんな立場をわきまえんことは

「女子座談会を見させられている男子たちの座談会」①

※前のお話(順番にお読みください) 1「全シリーズ男子座談会」 ※今回の座談会は 2「全シリーズ女子・バレンタイン座談会① ② ③」 を眺めている男子たちのお話です。 <参加者> ●男子部屋 いみちぇん!:矢神匠 星にねがいを!:相馬真 歴史ゴーストバスターズ:狐屋コオリ サバイバー!!:風見涼馬 ●女子部屋 いみちぇん!:直毘モモ 星にねがいを!:日向ヒヨ 歴史ゴーストバスターズ:天照和子 サバイバー!!:双葉マメ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後のヒヨと冴子SS(星にねがいを)

中学生時代のヒヨと冴子、春休みの初日の公園。 ヒヨはスケッチブックを膝にのせ、満開の桜の下に座る冴子をモデルに、デッサン中。 「ヒヨと二人だけって久し振りね」 「あー、そっかも? ハルルンとかありあちゃんとか、けっこう一緒に遊んでくれるもんねー」 「それに平日は中学がちがうと、なかなかね」 「……ハッ。せっかくなんだから、公園でお絵描きとかじゃなくって、どっかお出かけすればよかったね!?」 「いいのよ、別に。ヒヨ、美術部の宿題やっちゃいたいんでしょ?」 「ありがとおぉ、冴

星にねがいを! ヒヨ誕生日記念SS③

「真ちゃん!!」  わたしはスマホの画面に思いっきり顔を近づける。  まさかの1コールめでつながったのにもビックリしたけど、どうやら、外にいるらしいってことに、さらにビックリした。 「真ちゃん、どうしたのっ? そんな時間に外なんて危ないよ!?」 『大丈夫だよ。北斗のウチの庭だから』  真ちゃんがカメラを動かすと、たしかにとなりに北斗くんもいて、「よぉ」ってひらりと手をふってくれる。  だけど、そんな真夜中に庭で何やってんだろ? 「うぉいっ、相馬真、天沢北斗! 聞

星にねがいを! ヒヨ誕生日記念SS②

「どうして毎年、ヒヨの誕生日に合わせて論文提出なんだよ」  いらだちのせいで、手がすべってスペルミス。  画面に赤い波線が表示されて、ますますいらだつ。  オレは低くうなって、バックスペースキーを連打する。  PCの画面には、カリフォルニア時間の時計に並べて日本時間を表示してある。  そろそろ向こうは18時を回るころだ。  昼からみんなで誕生会だと話していたから、そろそろ帰り道かな。  家に到着したころを見計らって、呼びかけてみようか。  いや、朝から通話したばかりだ

星にねがいを! ヒヨ誕生日記念SS①

 3月31日。  春もうらら~な本日は、わたし、日向ヒヨの誕生日!  なんと今日は、冴ちゃんとハルルンとありあちゃんと南くんと、うさみんに凪さんまで集まって、お祝いしてくれたんだよっ。  頭の定位置にのっかったビヨスケは、復活したばっかりの頃よりも重々しくふてぶてし……ゴホン、丸々しくな……ゲホン、ええーとつまり、元気いっぱい! 「ヒヨ、今なんかオレさまに失礼なこと考えてたビヨォ?」 「そんなことないってぇ。ただ、ますます首の骨がしんどくなってきたなァって」 「ハーンッ