浮いてた5月｜夜な夜な日記

5月のあたたかい日

すきな人たちと過ごす。
あったかい気持ちとうれしい気持ち、あと少しのせつなさがあって、帰り道ふーっと息がでる。

食べたごはんがおいしくて感動だった。
ありがたいことがたくさんあった。
覚えておく。お店の名前と今日のこと。

最近まっすぐに誠実に生きれている自信がない。
いやなやつになっているときが多い気がする。

視野が狭くなるいらいらも、息が詰まるような気まずさも、どうでもいいやと投げ出したくなる気持ちも、経験する頻度が増えているような。
もっとおおらかに優しく生きたい。
息を深く吸おう。

5月雨の日

行きたいところがぽつぽつと増えてきた。
空気がよさそうなカフェやお餅が美味しそうな老舗喫茶店。
1人で進出する元気がなくて見送る。夫といきたいところが増えていく。

元気がない日、変化をつけようと無理に動く必要はないんじゃないかと思う。家にこもっておくのが嫌な日も、外に出る理由は思いつかなくてもいい。行先がなくてもいい。散歩でいい。「違うこと」をしないことだけ気を付けて、ぼーっとすごせばいい。

なにかと理由や目的を求めがちな自分だから、元気がない日はこれをこころの隅にとめておこう。自分にたいして誠実に。

今日は家の中を整理した。詰め替えわすれていたボディーソープを満タンにして、カラになっていた収納容器を捨てた。家全体に掃除機をかけて、うすく汚れていた電気ケトルを磨いた。家のなかから不要なものや汚れがなくなっていくにつれ、呼吸がふかくなっていった気がする。とても落ち着いたいちにちだった。

自分が落ち着くとまわりのスピードも落ち着く気がする。
夫はいつもより早く仕事を終えてゆっくりすごしている。家の周りはしずか（昨日のバイクの量はすごかった）。家の中もしずか。

なにごともまずは自分からだなぁ。
せかせかと気持ちが前のめりすぎていたから心がざわめきやすかったのかも。

おおらかに生きて心の芯をぶらさずに海みたいに存在したいな。