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思いつくまま散文


6月14日(金)

「叶えたい夢ばかり数えて 叶えた夢は泣きながらきっとどこかへ」という歌詞が耳に入ってきて消えない。叶えた夢はたくさんあったはずなのにいつのまにか意識からとおく離れてて不思議。数える。
パン屋さんで働けていること、自分でおいしいごはんを作れるようになったこと、同じ歩幅ですすんでくれるひとに出会えたこと。



最近予定が決まっていない空白の時間があると妙な焦りを感じるときがある。「自由に過ごしていい時間をいいものにしなければならない」という、無意識の圧を自分にかけているみたい。
ひとつひとつ呪いをといていく。「無理にそとにでなくてもいい」「楽しめないと感じたらすぐに家にかえってきてもいい」「新しい場所を開拓する必要はない」とことばにすることで、ようやく自分に対する呪いのような「べき思考」が解かれていく気がする。ぼけっとしてていいんですよぉ。



このごろあんまり本を読めていなかった。読んでいても目が飛ぶような感じで頭にはいってこなかった。でも最近少しずつましになってきているようで、読書を楽しめる時間が増えてきた。うれしい。
それに伴って文章を書く気にもなってきて、今こうやって書いている。
心の内をそのまま内にとどめ続けることはわたしにとっては毒な気がしていて、書き出すこと自体が自分に対するセラピーみたい。
長くたくさん書けないとしても、やっぱりちょっとずつでも書いていきたいなと思った。「たくさん書く必要はない」「心の内を全て公開しきる必要はない」。ここでもまた、呪いの解除。


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