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自分の機嫌は自分でとるだとかなんだとか

『自分の機嫌は自分でとる、人にとってもらおうとしない』

一時期SNSでよくみたフレーズ。実はこれ、テレビ番組「世界の果てまでイッテQ」でインドにロケへ行っていた芸人・みやぞんが発言したもの。個人的にはみやぞんの人柄が表れていてすっごく好き。

けど、Twitter徘徊してるとこの言葉についていろんな考察があって驚いたしなるほど?と思った。たぶん、どれも間違いではないと思うし大きく的外れっていうことも思う。

「私、今機嫌が悪いです」って態度や表情であからさまに周囲に漏らす人間ってどこにでもいる。小中高、社会人になっても年齢性別関係なくいる。でも機嫌が悪いときくらい誰にでもあるわけで、機嫌が悪いことそのものは別に悪いことでもない。生理前なんて機嫌悪いどころの話じゃないしね。

私が思うに、機嫌の悪さを周囲にばら撒いて過剰に気を遣わせて“他人を経由して機嫌を取り戻そうとすること”がよくない、ということかなと。ナンセンス的な。あくまでも今の個人的な考え方。

社会に出るとお局とか上司とか、何があったか知らないけどやたら機嫌悪くてまわりに当たり散らかしてる大人、いるよね。「〜さん今めっちゃ機嫌悪いよ」「まじだるい」とかひそひそされたりして。理不尽に当たられたことをきっかけにこっちの機嫌まで崩される始末。不機嫌って伝染する。

大体の大人は機嫌が悪いことをまわりにばら撒いたりしない。少々お顔に出ることはあってもね。ちょっとため息ついたりとかさ。

でも我慢するばっかりじゃあよくない。失った機嫌は取り戻した方がいい。じゃあ「自分の機嫌は自分でとる」ってどういうこと?私は自分で自分の機嫌をとるって、自分の機嫌のなおし方を理解して把握して、その方法を持っておくってことかなって。

機嫌をなおす方法って人それぞれだと思うんだけど、とにかく寝る、買い物する、美容室やネイルサロンでかわいくなる、ヒトカラで熱唱、映画やアニメを観る、読書するとか。

今挙げたものは基本的にどれも自分だけで完結できるものだけど、家族や友達、パートナーと過ごすとか“自分+誰か”で機嫌をなおす方法もあるよね。友達と食事やお酒を楽しむ、パートナーや家族に愚痴をこぼして発散するとか。

でも「自分専用ご機嫌とりカード」は、いくつか持っておいた方がいい。いつでも友達が捕まるわけではないし、タイミングによってはお店に行けないこともある。お気に入りのお店が休みだとかもう夜遅い時間だとかね。

そしてその手段は、手軽であればあるほどいい。コンビニのご褒美スイーツやスタバのドリンクをベンティにするとかだったら休憩中にも仕事帰りにも手軽に機嫌を取り戻せる。

スーパーにあるちょっと大きいケーキを独り占めしたり、お菓子やお酒を買い込んで自宅でソロパーティー。そして買い込んだものをお供に、アニメやドラマを一気見。たっぷりのお湯を張ったお風呂にちょっと高いバスソルトを使うのもいいし、お風呂上がりには高めのシートマスクやボディミルクを使っちゃうのもいい。

お金がかかりすぎず時間にも場所にも左右されない方法は「自分専用ご機嫌とりカード」にもってこい。さあ、あなたはどんな「自分専用ご機嫌とりカード」を用意する?


(ということで、次回は私の「自分専用ご機嫌とりカード」のひとつ、アニメ鑑賞で得た『殿堂入りアニメ作品3選』を勝手に紹介)


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