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【ポケモンカード】シールド戦5連覇から得た勝利の秘訣

みなさんはじめまして!関西でカードゲームを嗜んでいるあさまる。と申します。この度、トリプレットビートを用いたシールド戦において、5回参加しその全てで優勝をおさめましたので、なかなか勝てずに苦しんでいるプレイヤーの助けになればと思い、急遽筆を執りました。また本noteはたくさんのプレイヤーの目に留まることを望んでいるため、投げ銭方式とさせていただきます。まだ満足に勝てないプレイヤーはスリーブの購入費にあててください!


(こちらのツイートにその回ごとの構築が全てぶら下がっています)


遅れましたが軽く自己紹介だけしておきます。主に関西でワンピースカードを遊んでいるプレイヤーです。肝心のポケモンカードに関しては、2018年頃に一番プレイしていて、CLに出場するくらいの熱量はありました。が、たいした成績は特に残してません。

…誰がこの記事読んでくれるの?

…そんな感じなので、ポケモンカードに関するnoteを書くのはこれが初めてです。友人の執筆の手伝いをしたことと、他のカードゲー厶に関するnoteはいくつか書いた経験があるので、大体の雰囲気はそちらを覗いていただけると分かるかなと思います。参考にどうぞ。

↑執筆のお手伝いをした友人のnote

↑この記事と直接的な関連は無いですが私の代表作



では早速本題に移ります。

〜構築編〜

・弱いポケモンは採用しない

めちゃくちゃ当たり前の話をしていますがこれに限るんです。しかし、残念ながらそれが分かっていないプレイヤーが存在するおかげで、運ゲーと言われるシールドにおいて12勝1敗というイカれた戦績を叩き出すことが出来ているのもまた事実です。

分かる人には分かる。
https://www.pokemon-movie.jp/history/history2017/

どのカードがシールド戦において優秀であるかは、こちらの記事がとても分かり易く解説してくれています。exポケモンの評価から有料になりますが、非ルールの評価に目を通すだけでも価値があると思っています。
※4/24 全文無料で読めるようになってました!!!

・デッキのバランスを考える

シールド戦に参加していると、とにかくexポケモンを採用したがるプレイヤーをよく目にします。それ自体は決して間違いでは無く、どちらかと言えば正しいと私は思います。きぜつ時、サイドを2枚献上するというリスクに、カードパワーの高さが裏付けられています。しかし、仮に御三家を2種採用しようとすると、ポケモンの枠のほとんどがそれらで埋まってしまい、進化前提の構築となってしまいます。たとえ構築環境でも、進化ラインが複数採用されるデッキはそうでないデッキに比べ事故のリスクが高く、安定しない傾向にあることは感覚的にもお分かりかと思います。

実はこれ、恋愛にも言えることなんですが、見た目(exポケモン)は判断材料として非常に分かり易いです。しかし本当に大切なのは中身(非ルール)だったりするんです。


・実際に組んでみて経験を重ねる

とても分かり易いとは言えなかった例え話はさておき、こういうものは文字を読むより実際に体験するのが早いです。百聞は一見にしかず。以下から40枚のデッキを自分で構築してみてください。

実際のシールド戦であったカードプール

いかがでしょうか?
ちなみに私が実際に組んだ構築はこちらです。

4月23日の構築

構築の流れですが、前提としてサポートやグッズ、特殊エネルギーは、レッスンスタジオスーパーエネルギー回収を除きほぼ全て採用されるケースが大半です。カードを見やすく分類できたら、まずはexポケモンの当たり具合を見ます。今回はマスカーニャ、ラウドボーン、そしてクロスの相棒ルガルガンが当たりました。
中でもマスカーニャは強力なexポケモンなため採用したいと考えながら草ポケモンを見ていると、かなり厚めに引けていることに気付きます。ここで草軸が決定します。
草だけではデッキを40枚に仕上げるのが難しいため、他の色にも触れていきます。ラウドボーンも進化元がしっかりと引けていますが、草でかなりの比重を占めていること、マスカーニャの特性とラウドボーンの要求エネルギーの兼ね合いでエネルギー配分が難しいこと、それに伴う事故リスクの懸念からラウドボーンの採用は断念しました。
この思考の過程で、そもそもデッキ枠がエネルギーまでを含めるとそこまでの余裕が無いことに気付きます。
そこに丁度良く入ってこれそうなポケモンを探していると、ルガルガン、採用してくれ!と言わんばかりに排出されたタイレーツ達、闘タイプが目に止まります。ルガルガンは強力ではあるものの、そもそもが1進化のポケモンであり、ただでさえ草に進化ポケモンが多いことから断念し、条件付きではあるもののたねポケモンでありながら、160という高火力を叩き出せるタイレーツを採用しました。
最後にエネルギーの配分です。ルミナスエネルギーがマスカーニャの特性を使えないデメリットだけに目を瞑れば、それぞれのエネルギーを採用しているのと同義で非常に強力であること、そもそも必要な闘エネルギーはタイレーツの1要求だけであることから、闘の比率を抑え4枚としました(草8-闘4-虹2≒草10-闘6)。

実際の対戦ではexポケモンに依存しない、非ルールポケモンによる継投が上手く決まりました。この例はかなりカードの排出が極端で組みやすいプールだったと思いますが、ぜひ自身で構築する際の参考にしてみてください。


〜プレイング編〜

・ポケモンを観察し良い所を見つける

急に心のサトシが出てきました。
採用した全てのポケモンの全てに目を通しましょう。実は素晴らしい一手が隠れている可能性があります。例えばタイカイデンは闘抵抗があるためルガルガンの下技を耐えますし、レッスンスタジオを置けば、ウェーニバルをワンパンできます。常に互いの場のポケモンの特徴を理解するよう心がけることで、自分の引き出しがどんどん増えていき、より勝ちやすくなります。私がシールド戦を運ゲーだと断言しない理由の一部はここにもある気がします。

・もし勝ちたいのなら絶対に諦めない

これはコツでもなんでもなく当たり前の話です。まだ負けてもいないのに、「もう負けました!」とそれ以上の手が無いことを明かしてくれるプレイヤーもいますが、お互い人間である以上ミスをします。そういったチャンスを逃さないよう、常に最善の選択を考え、丁寧にプレイしましょう。

ある日のシールド戦で私は、トライハウルを調子良く使い、大味なプレイをしていたことで気付けば山札をかなり少なくしてしまっていました。残り山札とこちらの残りサイドを数えると何とかギリギリで勝ち切れそうです。ところが当時の私は経験が浅く、ベンチから出て来た相手のヤレユータンのさくしのぐんばいを完全に見落としており、マスカーニャがバトル場で置物に変わってしまいました。

強過ぎんだろ…

サイド差は圧倒的なのに…と一瞬負けの二文字が脳裏をよぎりますが、最後に山札から引いたカードがキハダ先生。

完全に女神。

もう1ターンのプレイが許されたため、後続が育ちサイドを取り切って勝つことが出来ました。

・サイドレース命

みんな大好きダブルドローですが、実はダブルドローは使わないに越したことはありません。理由は簡単で、1ターン分ダメージを与えるためのエネルギーの供給が遅れるからです。本当にデリバードでスタートしていいかはよく考えましょう。例えば先攻でトロピウスが手札にある場合は3ターン目には高打点を出せる上に、ベンチにエネルギーを逃がすことで次のワザまでが担保されます(ボスの司令強い…)。
もちろん使う余裕があったり、それが最善手であれば積極的に使用しますが、私はダブルドローを使わないことがほとんどで、頼った試合は負けました(どうしよもなかったとも言える)。結局、山を掘って場を育てるだけでは勝てないからです。場を育てるのはあくまで手段で、目的は相手のポケモンをきぜつさせ、サイドを取り進めて行くことです。

・プレイの順序を徹底する

先攻1ターン目(構築編のデッキ)

トップドローがタマゲタケでした。次のターンにかけてどういう順でカードをプレイし、どのようにバトルを進めていきますか?
まず相手のバトル場がホゲータということで、そもそも相性不利な対面かもしれないことが分かります。後行2ターン目にふしぎなあめからラウドボーンに進化し殴り始められた日には涙が止まりません。しかしこれはシールド戦。なかなか起こらないし(自分がプレイしているからこそ再現性の低さを知っている)、そもそも不利っぽいんだから多少強気に攻めないと勝てないという、バトルを通しての意識をここでハッキリさせておく必要がありそうです。
バトル場のホゲータが可愛いくせに恐ろしいですが、その感情でスーパーボールをプレイするのは止めたほうがいいかもしれません。シールド戦においては、進化ポケモンに触れる手段が非常に乏しいからです。もう少し掘り下げると、既にクラベルをキープできていることから、2ターン目にクラベルを使用することで山札確認と、山札の圧縮が可能な上に、クラベルで持ってきたカードに合わせてスーパーボールの対象を選ぶことができます。

トップドローはニャオハ。クラベルをプレイしたことでスーパーボールが扱いやすい。

タマゲタケが手札にあることから、相手の動きによってはバトル場に出し、草ポケモンをさらに展開することも可能です。たねポケモンを持ってくる動きは、単に場を育てるのみならず、山札の当たりを増やす行為でもあるため、特にプレイの順には気をつけましょう。

・割り切ったプレイが大切

先程の話に通ずる部分でもあります。自分が置かれている状況を理解し、有利なら足元を掬われないように、不利ならある程度都合よく考え割り切ったプレイを仕掛ける必要があります。相手の最大値が分かったところで、そのケアをしているようでは勝て無いのなら、勝つために通さなければならないプランを手札と場をベースに考え、実現していくための動きを取り続ける必要があります。
特によくあるパターンが弱点による不利対面のマッチアップです。進化されエネルギーがついてしまうと相手の動きを止めきれず押し切られてしまう流れが容易に想像できます。であれば、こちらは進化をする前のポケモンや、育てようと準備しているポケモンをその速度よりも早く前のめりで倒していく必要があります。特にこういった対面においてはダブルドローで試合を長引かせて良いことはあまり無いように感じます。構築編にも通ずるところではありますが、エネルギーさえあればダメージを与えていけるたねポケモンは速度があり非常に優秀です。



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