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今月読んだ本 2022年1月

年間100冊本を読んでいます。その中でのオススメ本を紹介します。
「何かイイ本ないかなぁ」と探しているどなたかの参考になれば幸いです。

『最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―』アンデシュ・ハンセン

コロナ禍で自宅時間が増え、大人も子供もスマホやパソコン、ゲームやSNSに費やす時間が増えていませんか?
欧米では運動不足や睡眠不足、うつになる児童や若者の増加が問題になっています。
記憶力や集中力の低下、成績悪化、心の病まで引き起こす、そんな毎日を一変させる方法を本年度50万部のベストセラー『スマホ脳』著者、ハンセン先生がやさしく教えます。
教育大国スウェーデンの教育現場を変えた、簡単なのに科学的な方法とは?!

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『スマホ脳』の続編です。『スマホ脳』は、2021年に読んだ本でわたしの中のベスト3に入るくらいオススメしたい本です。
『スマホ脳』では、スマホがいかに人間の生活に悪影響を及ぼしているか、スマホにハマるよう人間の脳の仕組みを利用しているかを科学的に書いた本です。『最強脳』では、スマホに生活を奪われないための実践方法が書かれています。
その答えはずばり「運動すること」
運動がいかに脳にとって良いか科学的根拠を用いて書かれていました。この本を読むと運動がしたくなります。子どもにも体を動かす機会を作りたいと思いました。
さぁ、外に出掛けましょう!!

『自分の意見で生きていこう―「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ』ちきりん

累計40万部突破の超人気シリーズ最新刊
「どんな問題にも正解がある」と思っている方、ぜひ本書を読んでください!
仕事・経営・キャリア・結婚・離婚・医療・介護など<
人生を左右するような重要な問題にはいずれも「正解」はありません。
そんな「正解」のない問題があふれる時代でありながら、どうしても他人に影響されてしまう社会で必要な、「自分だけの答え」のつくり方を教えます!

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ちきりんさんの最新刊。これまでも何冊もちきりんさんの本は読んだことがあり、今回も楽しみにしていました。
「答え」と「意見」の違いはわかりますか??と問われて、「むむむ・・・。」上手く答えられませんでした。
情報に溢れている世界、「答え」を探してしまうけど世の中には「答えのない問題がある、その場合は自分の意見を持つことが大事」ということの意味がよくわかりました。SNSで疲弊しがちな方にもオススメです。

『批判の教室─チョウのように読み、ハチのように書く』北村紗衣

批評はなによりも、作品を楽しむためにあります。本書では、批評を「精読する」「分析する」「書く」の3つのステップに分けて、そのやり方を解説していきます。チョウのように軽いフットワークで作品を理解し、ハチのように鋭い視点で読み解く方法を身につけましょう。必要なのは、センスではなく調査力と注意深さ。そしていくつかのコツを飲み込めば、誰でも楽しく批評ができます。作品をより深く理解し、たくさんの人とシェアするための、批評の教室へようこそ。

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このnoteを書こうと思って読んだ1冊です。きっかけは日経新聞。新聞での情報収集は普段出会えない本とのきっかけを作ってくれ、重宝しています。まわりに考えの似ている方が多くなるSNSの場合(例えばタグがワーママなど)、読む本も似ている場合が多いので情報源を変えると別の情報が入ってきます。
『批評の教室』は大学の講義を聞いているような感覚で読めました。本を読んでアウトプットしたい方にはオススメです。
大事なのは「読解力」、本の意図をきちんと読み取ることが土台になります。年表や相関図を書いたり、他の作品と比べてみたり、実践方法も書かれています。このnoteに詰まったらまた読み返そうと思います。

おまけ

ここからはおまけとしてビジネス本以外を紹介します。小説は好みが分かれる分野だと思うので、「そうなんだぁ」程度にご覧いただければと思います。

『元彼の遺言状』

本年度の第19回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、金に目がない凄腕女性弁護士が活躍する、遺産相続ミステリー! 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司・森川栄治が亡くなった。学生時代に彼と3か月だけ交際していた弁護士の剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として、森川家の主催する「犯人選考会」に参加することとなった。

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タイトルは知りつつしばらく手に取らなかったのですが、筆者が元弁護士、元雀士だという日経新聞のインタビュー記事(有料)を読んで興味を持ち、読んでみました。
スピード感があって面白く、弁護士ならではの視点で書かれています。主人公の弁護士がカッコいい!ドラマ仕立てだなぁと感じていたら2022年4月からドラマ化が決定していました。
今後の活躍も気になる筆者さんです。

『六人の嘘つきな大学生』

成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。

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王様のブランチで「ブランチBOOK大賞2021」に選ばれたことがきっかけで読みました。
就職活動をテーマにその表と裏を描いています。事実は1つ、その切り取り方で善にも悪にもなる、今のSNS時代へのアンチテーゼのような印象を受けました。
伏線がたくさん貼られているので気になった個所は前後しながら読むと面白いです。6人のキャラクターがでてくるので、自分は誰に似ているかな、自分だったらどのように行動するかな、なんて考えてみるのも楽しくなります。

最後までお読みいただき、ありがとうごいました!!

いかがでしたでしょうか?
「本が読みたいな」という気持ちをそっと後押し出来ていたら嬉しいです。

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