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断続的な継続のススメ

継続することは得意ですか??

「継続は力なり」という諺があるとおり、継続することよって成し遂げられることは多いと思います。また継続に関する本はいろいろ出ていて、その効果も裏付けされています。
わたしはというと・・・飽きっぽい!!継続は苦手です。ですが、その中でも10年という単位で続いていることもあります。

手帳:小学校の頃から
お小遣い帳:小学校の頃から
英語:中学生の頃から
読書:幼い頃から
ヨガ:社会人になった頃から
足し算のワーク:2012年から

「足し算のワーク」についてはnoteにも書いています。

断続的な継続とは?

どれも続いてはいますが、これまでの人生すべての期間で継続してきたわけではありません。正直に言うと、やめていた時期もあります。また取り組む濃度も異なっていて、英語を毎日数時間勉強していた時期もあれば、ほどんど触れていない、そんな時期もあります。
そんなわたしがオススメするのは、”断続的な継続”です。どの本で読んだか、誰が言っていたかは忘れてしまいましたが、この言葉が気に入っていて、使っています。
つまりは、途中でやめてもOKな継続です。継続というと1日も欠かさず、続けないといけないというイメージもありますが、そうではなく、やめてもまた始めれば、継続していたものとみなします。やめてもいいと思えると、気持ちも軽くなります。もちろん、断続せずに継続できれば、それはいいことだと思います。

なぜ断続的な継続を勧めるのかと言いますと、
人は何かを始めるときは、強い意志をもって取り組むことが多いですが、やめてしまうことも多いからです。

さぁ、今日からダイエット!毎日30分走るぞ!!!

と決意したことはありませんか?わたしはあります(笑)。

1日目:30分走る
2日目:頑張って60走る
3日目:なんとか30分走る

4日目になって、「あれ、筋肉痛で足が痛い」「雨だから外は走れない」「今日は仕事がかなり忙しい」というのを言い訳にできない日がでてきます。そうすると、そこでやめてしまうのです。そうすると「ダイエットは続かなかったこと」というネガティブな印象のみが残り、もう1度走ろうという気が起きなくなってしまいます
それを最初から、途中でやめてもまた続ければいいと思うことができれば、4日目に走らなくても、5日目からまた走ればいいのです。そうすれば、継続するハードルもぐんと下がります。

また継続できなかったことに対しては、一度振り返ることができます。ダイエットの例で考えれば、

【続かない原因】
「30分という時間が長かったのか」
「走るという行為に問題があったのか」
「走るまでの準備が大変だったのか」

というように続かない原因を探ることができます。そして、再開するときには、続きかない原因を取り除き、工夫を凝らしてちょっと別の方法で取り組むことができるのです。

【続かない原因の解決策】
「時間を10分に短くする」
「30分のウォーキングにする」
「家にランニングマシーンを置いていつでもできるようにする」

この時に大事なことは”継続しようとする目的は何か”を忘れてはいけないことです。ダイエットという体重を減らすことが目的であれば、「食事の見直し」なども目的を達成できる方法かもしれません。毎日30分走ることを目的化しないように注意が必要です。
努力や根性で続けるのではなく、まず、①目的を設定し、その目的を達成するための手段として、②「継続すること」を決める、という順序が大事です。特に継続しているのに、思ったような成果が得られない(目的が達成できていない場合)は、一度やめてみて、継続の方法を検証し、違った方法で継続してみることがいいかもしれません。

その他に継続するコツをいくつかご紹介します。

①仕組みを作って習慣化する

今日は気分が乗らないからと歯磨きをしない人っていますか??おそらくほどんどいないのではないかと思います。
それはこれまで生きてきた人生の中で「歯磨きの時間は●分、朝起きて大体この時間に歯磨きする」という習慣に組み込まれているからです。「よし、今日は歯磨きするぞ!」と思わなくても、意識力を使わずにできることなのです。
本当に続けたいことは、何もしなくてもできるというレベルまで持っていくことが続けられるコツです。
とはいえ、何年もかけて作ってきたような習慣をすぐに体得するのは難しいです。
まずは継続を助ける仕組みをつくりましょう。時間を決め、その時間を確保する、必要なものは目の前に置いておいてさっとできるようにする、という具合です。「よし、やろう」という意思が働かなくてもできる状態にしておくことが大事です。
わたしは毎年手帳を使っていましたが、手帳を毎日書くようになったのは、ここ2カ月程度です。朝起きて5分を手帳時間として昨日あったことなど書くことを決め、ダイニングのカウンターに手帳をすぐ取り出せるようにして、習慣化に成功しました。

②続けられる仲間をつくる

1人で続けられないことはみんなで続ければいいそう思いませんか?楽しいことは続けられると思いませんか?
最近では「みんチャレ」アプリのようにオンラインで続ける仲間を募るサイトもあります。
現在自分軸手帳部の運営に関わっているですが、手帳を継続できるコミュニティがあるおかげで、手帳が続けられる人が増えてきました。わたしもその1人です。
仲間と一緒に続けるのは楽しいです。楽しいことは続けられると思います。ぜひ、一緒に続けられる仲間を見つけてみてください。


最後までお読いただき、ありがとうございました。

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