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◆どら焼き備忘録 34個目/菓か舎(札幌市) 〜銘菓の息吹を感じるどんどら〜
◆店名/菓か舎
◆品名╱どんどら
◆価格╱150円
◆サイズ╱小
月に一度だけ、札幌からわが町に、べらぼうにうめぇタコ焼きを売りに来るお姉さんに「札幌で美味しいどら焼きって言やあ、どこですかね」とお尋ねしたところ、即座に返ってきたのが『菓か舎すすきの店のどんどら』であった。
菓か舎。
今や札幌土産の中でも人気商品として確固たる地位を確立した【札幌タイムズスクエア】の株式会社 三八が展開している
◆だから人間は愛しい ~祖母との最後の会話~
去年の12月に、大好きで大好きで大好きだった祖母が亡くなった。
娘5人、息子一人を育て上げ、孫総勢16人に囲まれた祖母。
孫はみーんな本当に祖母が大好きで、葬儀に行ったら全員がもれなく祖母とのエピソードをわんさと抱えて大切にしていたから、みんなでそれを披露し合ってわんわん泣いた。
告別式の前の日はみんなでお別れの手紙を書いて、棺に入れた。
昭和初期に生まれて豪農の嫁となったばあちゃん(ここからは
◆怖い体験 備忘録╱第17話 友人宅にいたもの
学生の頃に知り合い、長らく文通(歳がバレますね)をしていた友人がいました。
彼女は横浜の人で、一度北海道へ遊びに来てくれたこともあり、数年後、今度はわたしが出向くことになりました。
彼女のお宅は、田舎では見たこともない規模の市営住宅の一角にあり、お母さんと弟さんと三人暮らしということでした。
2泊3日、ご厚意で彼女のお部屋に泊めて頂くことになり、少し観光したりしながら、一緒にたくさん絵を描きまし
◆生々流転 〜山菜賛歌〜
山菜か何か知らんけど。
そんなもんを採るためだけにヒグマの出る山に入る人の気が知れないね!
そう思った時代がわたしにもありました。
全面的に、訂正したい。
山菜はウマイ。
そうと知ったのは、結婚して和牛農家に嫁いだ数年前からだ。
今は離農して人の土地になってしまったが、夫の実家の敷地は山菜の宝庫だった。
始めは、義母に「アサちゃん、山菜採りに行こう」と言われたのが厭で厭で堪らなかった。
だっ
◆どら焼き備忘録 31個目/香るつけ蕎麦 蕎麦花(苫小牧市) 〜伝統から革新へ踏み出した第一歩〜
◆店名/香るつけ蕎麦 蕎麦花
◆品名╱十割そばどら焼き
◆価格╱300円
◆サイズ╱小
たまたま用事があって苫小牧市を訪れた際、レビューが良さげだからと飛び込んだお蕎麦屋さん。
会計付近にこいつを見つけて驚いた。
【十割そばどら焼き】
ぬ、ぬぁにぃ〜!?
蕎麦好きかつどら焼き狂いとしては絶対に見逃すわけには行かないやつではないか!!
わたしはガレットも大好きなのだ!
大変に美味しいお蕎麦を
◆怖い体験 備忘録╱第15話 黒い犬
20代前半でしたか、一時期社長秘書として商社にいたことがあります。
事務員から引き抜きに合い、6年ほど勤めていました。
その会社は雑居ビルの2階にあり、応接セットと事務机が5つ、会議テーブルがひとつ、それに小さな社長室がひとつという、大変奥ゆかしい事務所でありました。
建物はかなり古かったのですが、内装はリフォームがかけられていて、それなりに綺麗でした。
ただ働き出してからしばらくして、わたしは
◆怖い体験 備忘録╱第14話 電気の怪
以前、自室で金縛りを含む怪異に遭遇した時、なぜかトイレと廊下の電気がしばらく点かなくなったお話をしましたね。
今回は、オバケと電気のお話です。
以前お話した怪異の話⬇️⬇️⬇️
よく、ホラー映画なんかでも使われる描写。
オバケが出ると、電気が点いたり消えたりする。
あと、電話からオバケの声が聞こえてきたり。
はてさて、ところでオバケにはそんな力があるのでしょうか?
物理的にスイッチを押してい