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砂漠の街と青の都 韓国・ウズベキスタン旅行2019その8

2019.05.03
8日目 サマルカンド-タシケント

 6時半の特急でタシケントに移動するため、4時半にタクシーを呼んでもらってチェックアウト。……が、行き先を空港と勘違いされていたことが発覚し、時間よりかなり早めに駅に到着。昼はだいぶ暑いが、朝は寒い。

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 二度目のアフラシャブ号、このときはエコノミー席だったけれど、やはり朝ごはんが出てきた。パンが2つ(マドレーヌみたいなしっとりした生地の甘いパンと、惣菜パン)と、コーヒーかお茶。ネスカフェの粉とティーバッグがついていて、お湯をもらえる。

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 この日は日本語ができる現地のガイドさんが徒歩と地下鉄などでタシケントを案内してくれるツアーを申し込んでいた。

 ガイドのハサンさんと合流して、まずは地下鉄に乗る。
 コスモナフトラル駅、ナヴォイ駅、ゴルフ・グロム駅など、ひとつひとつ個性的で、ホーム壁面や天井の装飾が凝っている。
 私が携帯していた『地球の歩き方 中央アジア 2017~2018』(2018年7月発行)には「地下鉄駅構内の写真撮影は禁止」と書いてあったのだが、実際に訪れたときには解禁されていた。ウズベキスタン観光をめぐる状況がどんどん変わっているのを体感する………

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 チョルスーで下車し、チョルスーバザールへ。
 別の場所で見かけて気になっていたドライフルーツとくるみを組み合わせたお菓子を結局買った。

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 お昼はバザールの中で食べた。
 ハサンさんが頼んでいたホーニムという料理がおいしそうだったので、真似して頼んでみた。じゃがいものラザニアのような感じで、とてもおいしい。
 ハサンさんはムスリムで、5月6日からはラマダンに入るのだという。ついでに5月1日のことを尋ねてみると、とくに祝祭日ということではなく、夏に向けて噴水が始まるイベントではないか、とのことだった。

 昼食後、ガイドのハサンさんがお祈りをしているあいだにクカルダシュ・メドレセを見学した。ここは現役のメドレセ。

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 ハサンさんが戻ってきてから、バスで移動。国立図書館の近くを通り、見学できるというのでお願いして中に入った。ゲーテの『ファウスト』関連の展示をしていた。

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 ガーデニングのイベント? をやっているから、ということで公園に連れていってもらい、この時刻に集合しましょう、それまで自由に見てくださいね、と放たれたものの、わりとあっさり「見た」という気分になってしまい、もらった時間を持て余した。
 いや華やかできれいだったんだけど……きれいなお花より図書館に食いついてごめん……

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 次の目的地にはタクシーに分乗して向かった。タクシーを2台拾うのにハサンさんもちょっと難儀していて、あっやっぱり街中でタクシーつかまえて交渉するのは骨が折れるんだ……とこっそり思った。

 目的地はバラク・ハン・メドレセと、その向かいの金曜日のモスク(ハズラティ・イマーム・モスク)、コーラン博物館。
 各国語のコーランや、点字のコーランなどもあって面白かった。
 バラク・ハン・メドレセのおみやげ屋さんで木のピアスを買った。

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 最後にデパートの食料品売り場でおみやげを買いおさめ。私は量り売りの飴と、干しぶどうと、コリアンダーの粉を買った。
デパートはとても都会のショッピングモールで、「アベンジャーズ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」の広告らしきものも見かける。

 ガイドツアーはここで終了。
 あとはもう出国するだけ……なのだが、とにかく荷物検査が多い。図書館でもデパートでも出入り口の荷物検査に閉口したが、駅と空港のチェックは厳しく、タシケント駅で預けていた荷物を受け取って大韓航空に搭乗するまでのあいだにかなりぐったりした……

 この日は機中泊で、翌朝に仁川空港に着く。
 機内では「卒業」を観た。英語だったので細部はわからなかったけど、とりあえず有名なラストシーンは観られたのでよいことにする。

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