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エンパスさんの自分取扱説明書05~私たちは深いところでつながっている~


今日は
私たちは深いところでつながっている
感情・意識を共有しているということについて書いていきたいと思います。


集合的無意識という言葉を聞いたことがありますか。
ご存知の方も多いかと思いますが、分析心理学者C.Gユングが人間の「無意識」に関して、人間全体に共通する要素を研究し提唱した概念です。

【顕在意識】普段の生活の中で自覚できている意識。
【潜在意識】自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。
【集合的無意識】個人の経験の領域を超えた人類に共通の無意識領域。

顕在意識と潜在意識は、氷山に例えられることがよくあります。 海面から上の見えている部分が、顕在意識。 これは心の中の気付いている部分です。 そして海面から下の水中に隠れている部分が、潜在意識です。

そして人間の行動の95%が無意識(潜在意識)によるものだということです。生まれたばかりの赤ちゃんには顕在意識が存在しないといわれています。本能的な部分はすべて無意識に行っているということです。

潜在意識は、脳の「大脳辺縁系」「脳幹」。顕在意識は、「大脳皮質」で処理されているそうです。

脳細胞は電気的な命令を出し,神経細胞を通して身体を動かしています。
そして、私たちの脳は電波を発し、相互にコミュニケーションをとっていて、ミラーニューロン神経細胞は、相手の動きを自動的に動作をまねて相互に影響しあっていることが分かっています。

私も専門家ではないので、脳の世界は未知の領域ですが、AIの発展に伴い、これから様々なことが解明されていく時代になっていくのでしょうね。

私たちの脳も、世界中をつなぐインターネット網のように私たちすべてがつながっていて、いずれこの脳波の伝達によりコミュニケーションもできるようになるのかもしれません。テレパシーというのはそういう仕組みなのかもしれませんね。

私は、エンパスさんはこの集合無意識や脳波の情報をキャッチしやすいのではないかと思っています。深いところですべての人がつながっていて、日常でそのつながりを意識することはあまりないと思いますが、たまたまある波長につながって、拾ってしまうということがあるのだと思います。



他者の波長を拾っていた体験談

昔、海辺の町に住んでいたころ。仕事が終わって夕方散歩に出かけていました。だいたいいつも同じ時間帯でしたが、
散歩にでると、「死にたい」って感じが湧きあがるのです。
「あーなんか疲れているのかな、生理前だからかな」などやり過ごしていたのですが、また散歩にでると「死にたい」と思うのです。

何度か続いたときに、
「あ、これは私のものではない」と思い
自分に聞いてみました。
「死にたいって感情、これは私のものですか?」
・・・
「いいえ、あなたのものではないです」

そうか、この辺に漂っている誰かが発した電波をキャッチしただけなんだ!と納得しました。
それからは、その時間に出かけるのをやめ、散歩の順路を変えました。
その後、「死にたい」という感覚が湧きあがることはありませんでした。



私たちの脳は、常に想念を発しています。それが空中を浮遊しているので、自分のものではない想念をキャッチしているだけのことも多々あるように思います。
だから、月曜の朝のどんよりした空気感などは自分だけの気分というより、その他多数の想念を感じている。逆に日曜は、軽やかでなんとなく出かけたくなったりします。

エンパスさんは、普通の方よりこの想念をキャッチしやすいということです。


私たちはいくつもの集合意識を形成しています。
国、地域、住んでいる街、会社、部署、サークル、クラス、家族など、大小関わらずある一定のグループ、人数が集まったところに発生していると思います。
一番大きなグループは、地球人類の集合意識。その次に日本人の集合意識
大きな地球規模の流れ、動きはこの地球人類の集合意識で決めているとも云われます。

一番小さな集合体は家族ですが、自分が所属している会社であればさらに身近な部署で、隣に座っている人、同僚、上司などそこにいる全員で、感情、感覚、意識を共有していますので、一番強く影響を受けます。そしてエンパスさんは、その集団のなかでバランスを取ろうとしている部分がかなりあるのではないかと思います。

部署内でいざこざや意見の不一致などがあれば、自分がまずそのバランスを取る役割を率先してとる、みたいないことは自然とやっているのではないでしょうか。
所属するチームの人の気持ちが安定していないと、自分の心も不安定でしんどいと感じるからです。

まずは、そのことに気づき、他人のため、チームの雰囲気を良くするために動いていないかどうか、確認してみる必要があります。
もし、過度に動いてたり気を使っているようなら、一旦離れてみましょう。自分が犠牲になってバランスを取る必要はないのだと気づくだけでも距離ができ、楽になります。


周りのため=自分のためでもあるのですが、エンパスさんは、過度にやってしまう傾向がありますので、
まずは自分の気分を回復させること
集団と一定の距離を置くことを心掛けてみましょう。


ひとりの人間が、気分良く過ごしているというのは、本当に周りに良い影響を与えていますから、それだけで十分な社会貢献だと思います。

だから、まずは自分の状態を少しでも良くしておくことって大事なことですよね。


誰かを励ましたり、言葉をかける前に、

自分に優しく、自分にねぎらいの声

をかけていきましょう😊


今日も、ありがとうございました。

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