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留学中の英会話で私が大切にしてること🇩🇰

聞いたことある単語を相手が話しているはずなのに、全然理解できない…、同じ英語なのに、発音の癖があって何を言っているのかすら分からない…など、留学中のコミュニケーションはハプニングがつきものです。

「分からない」って、めちゃめちゃ悔しいですよね〜〜

悔しいし、辛いし、苦しい。

もしかしたらこの記事を読んでくれている皆さんの中には、まさに現在その壁に直面していると言う人もいるかもしれません。

今回は、そうした留学中のコミュニケーションの壁に直面した時の考え方や、コミュニケーションをとるときに私が心がけるようにしていることなどを紹介していこうと思います。

また、フォルケ特有のコミュニケーションについても触れているので、よろしければぜひ最後までご覧ください🌼

コミュニケーションの3要素


どの場面においても、コミュニケーションは基本的にこの要素で成り立っていると思います。

①相手の話を聞く

②内容を理解する

③自分の考えや感じたことを伝える

この3段階の要素の中で、それぞれ大切だと思うポイントを挙げていこうと思います。

①相手の話を聴く

できているようでなかなか難しいのが「聴く」こと。

聴いていることを示す態度としては、相槌をうつ、目を見て、にこやかに話を聴く、リアクションをする、などがあると思います。
これらを実践することによって、相手にも自分に興味や好感を抱いてもらいやすくなり、心理的にも話しやすくなると実感しました。

というのも私自身、自分の英語や伝えたいことが理解できているか不安なとき、こうした聞き上手の人がいるだけですごく心が軽くなったからです。

無理に一言一句を理解しようとしなくても大丈夫です。聞いたことある単語が羅列していたり、話し手の雰囲気でも楽しい話なのか、驚いたことなのかを判別することはできると思います。(もちろん推測が難しいこともありますが)
相手の話に耳を傾けて聴いてみることで、相手への質問が思いついたり、質問を考えるという行為自体も英語の使い方を学ぶいいきっかけになると私は思いました。

このように、話を聞いてもらいやすい環境を自分から創る、というのは一つのコミュニケーション戦略だなと私は考えています。

②内容を理解する

話を聴くことができたら、次に大切なステップは内容を理解することです。
当たり前だよ、と思う人も多いかもしれません。しかし、私が留学初期の頃は相手の言ったことを自分の言葉で説明したり、誰かに聞かれたとき咄嗟に説明しなければならなかったとき、ほとんど言葉が出ませんでした。(今でもまだ苦戦することがありますが)

ではどうしたらいいかを考えたときに、
私は、相手の言ったことを完結に自分なりにまとめてみたり、つまりこういうこと?と相手に聞き返すことで自分が内容が理解できているのかを知るようにしました。

授業中なんかは特に、私達学習者の目的は授業内容を理解することであり、先生は理解してもらうことが一番大事だと思っているはずです。

理解できるように教えるのが先生の仕事です。
しかし、先生側の努力だけでは授業は成立しません。私達もより良い授業、学びにするため能動的に望む姿勢が大切だと感じました。

最初は要点をしっかり抑える意識をもって、あやふやなところはあとで質問したり、その場で確認したりなどの積極的な姿勢を見せることが大事です。それによって、先生方もで徐々に学習者のレベルにあわせてくれるようになったように感じます。

そこで、理解するために録音したり、辞書をスマホにダウンロードしたり、翻訳機を使ったり様々なツールを駆使してみるのも1つの手だと思いました。

③自分の考えや意見を伝えること

コミュニケーションにおいてもっとも難しいのが、自分の考えや意見を伝えることです。
これは考えるという行為自体の難しさも、人によっては意見を伝えることに勇気がいるという意味でも難しく感じるかもしれません。

少し話が脱線しますが、私のいるフォルケでは英語を母国語で話す人がいません。
みんな第二外国語として英語を使っているんです。
そこで、英語を話す自信がないと公言するのは辞めました。みんな通る道だと思えば、そんなに怖くないと思えたからです。

そのため、すぐに話せなくても大丈夫です。

最初の頃は、形容詞を使うような感情表現から言えるようになると思います。
So nice!とか、Beautiful!とか。

自分の意見を述べる場面というのは、ただ感想を求められる場合であれば、話題を広げるために自分の知識や経験から捻り出すものまで様々です。
日本とは違い、フォルケではどんなパーソナリティを持つ人でもポップコーン形式でそれぞれ発言することが多いので尚更主体性が問われるように感じました。先生は生徒が何を考え、どう感じているのかを知りたいと思っているため頻繁に問いかけますし、生徒の反応を見て進め方や表現などを工夫してくれます。そのため、生徒もそれに応える必要があると感じました。

内容を理解できるようになってきたら、是非勇気をだして自分の考えを発言してみてください。
もし間違っていたとしてもそれを恥じる必要はありませんし、それが議論の種になってその場にいるみんなにとって新しい学びになるかもしれません。


コミュニケーションは楽しむ!

ここからは、私が実感したコミュニケーションが生まれる場面と、そこでのコミュニケーション方法について必要だなと思ったことを書いてみたいと思います。

日本語でも初対面の人とのコミュニケーションは苦手…と感じる人多いかもしれません。

しかし、外国人と仲良くなれるチャンスは言葉でのコミュニケーション以外にもあることを知ったので、それらを紹介していきたいと思います。


①ゲーム


私のいるフォルケには、たくさんのゲームがあります。
ボードゲーム、トランプ、ダーツ、卓球、などなど…
日本人同士でも会ってすぐに仲良くなったり、意気投合することはそんなに多くないと思います。お互いの考えてることなんてわからないことのほうが多いです。
そんなとき、ゲームがあれば比較的簡単に打ち解けることができるように感じました。
日本にいたときは仲いい人としかゲームはしなかった私ですが、留学を始めてみてゲームの楽しさをより実感することができました。
言葉がなくても、相手の戦略からこういう人なんだ、となんとなく知ることができますし、ゲームを通して新しい英語の表現を学ぶこともたくさんありました。
それはゲーム中に使われる言葉だけでなく、自分の使いたい言葉がとっさに出てこなかったときも新しい英語表現を学ぶチャンスになります。
私の場合は、ゲームをしていく中でThat's lit!(最高!)とか、Lucky you!(ついてるね)とかを使うようになりました。


余談ですが、日本ならではのボードゲームやトランプなどを持ってきたら良かったなと思いました笑


みんなでクリスマスのオーナメントづくり


②音楽


私のフォルケだけかもしれませんが、歌やダンスをする機会がとても多いです。
食事の前に歌ったり、週に一回みんなで個人の振り返りを行うときに歌ったり…
最初はかなり戸惑いましたが、今では自然に楽しく参加しています。
ダンスも、夕食後のイベントや授業中にもあったりして、とても賑やかです。
特にダンスはフリーで踊ることやサークルダンスなど様々で、みんなで何かをし終えることで達成感やコミュニティとしての絆が深まっていったように思いました。
体を使って今の気持ちや状態を表現する、ということに苦手意識を感じる人はいるかもしれません。でも、一歩踏み出してみることで新しい楽しさやダンスの面白さにきづけるかもしれませんし、言葉を介さなくても仲良くなりたい人に接近できるきっかけになると思います。

みんなで創作ダンスをしたり💃


③食事

食事の時間は絶好のコミュニケーションのチャンスだな、と思いました。好きな食べ物だけでなく、相手の国の食事事情や文化といったことまで話題のネタになりやすいからです。

私が参加しているコースは日本人が多いため、度々日本語のことも聞かれました。

そこで面白かったのが、私達が普段口にする「いただきます」と「ごちそうさま」にあたる英語が無いということです。

本来作ってくれた人や食の恵みそのものに感謝をする意味で使われている言葉ですが、Thank you for cookingとはまた違ったニュアンスな様な気もしたり…。この意味をポルトガル人の友達に教えたところ、凄く気に入ったようでそれから毎日「いただきます」と言うようになっていたのが可愛かったです☺
フォルケは多国籍なので、学ぼうと思えばたくさんの言語を知ることができます。ウクライナ語、フランス語、スペイン語などなど…。英語さえあれば会話はできますが、もしもっと近い仲になりたい人がいれば、その人の母国語について聞いてみるのも良いかもしれません。

フォルケでの食事の様子。この日は豪華にピザでした🍕


一緒にお寿司を作りました🍣


また、私のフォルケでは質問の書かれたいくつかの紙がかごに入っており、ランチタイムのような人がたくさんリビングに集まって食卓を囲うときにそこから1枚取り出して、質問を読み上げることもあります。
そこには「今もっとも行きたい国はどこ?その理由は?」といった簡単な質問から、「あなたの人生の中で大切なことを5つ選び、ランキング付してくたさい」といった難しい内容まで様々あり、食事に集中してモクモク食べるというよりかは、友達や仲間と談笑しながら食べることに重きをおいているように感じました。(この感覚は人それぞれだと思いますが)

無理に楽しむ必要はありませんが、こうした様々なコミュニケーションの機会を活かすことで、より良い人間関係が築けたり、経験として思い出に残ることも多いにあるなと思いました🌼

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は英会話だけでなく、コミュニケーションで悩むすべての人にとっても何かモヤモヤが晴れるきっかけになればいいな、と思いこの記事を書かせていただきました。
私自身もともとコミュニケーションが得意だったわけではありませんが、上記に上げたようなことを意識するようになってからコミュニケーションへの不安が軽減されたように感じましたし、初対面の人とでも打ち解けるのが早くなったように感じました。

次回は、現在も取り入れているマクロビオティックの食生活になってからの変化について記事にしようと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました!






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