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話を聞く?聴く?訊く?②

本日も仕掛けてしまいました、別の上司に。こちらの上司は個人的に普段あまりコミュニケーションをとらないのでどうなるかなぁ~と思っていたのですが、やはり昨日発見した通り、「きく」という行動によってだいぶん今までとは違ったコミュニケーションになりました。本日の発見をば。


1.やっぱり「きく」ってスゲー

職場として抱えている放置されている問題。・・・いや、このままではいかんだろ!と僕は個人的にエンジンがかかっていました。ある程度一人で考えて、さて、なんとなく道筋も見えてきたし、「問題解決に取り組む」というポジションを獲得しようかな、と考えました。

放置されていて誰が担当するのか宙ぶらりんの状態です。まずは、情報収集から。

「○○の問題って現状どうなってますかね?」

「考えているんだけど・・・」

さぁ、始まりました。そこからはまずひたすら「きく」ことに集中です。この話は事実なのか意見なのか。レベル感的にはどこなのか。抽象なのか具体なのか。最近本を読んで得た知識がフル稼働です。

「きき」ながら相槌と適宜疑問を投げかけ、話を引き出します。うむ、おおよそ現状は把握できたぞ。上司もアイデアはあるけれど考えあぐねている状態でした。ふむ、では僕が考えている方法、トップダウンではなく現場レベルで協議を重ねるボトムアップで話を進め、納得感を一つ一つ積み上げて全体で対策を作りながら進める方向が必要だと思うと、ずばりと投げかける。

「確かにその方が…いいよね」

今日も大丈夫。真意は届いた。そちらの方向で進む形になりそうです。担当も僕がやれることになりました。あとはやるだけ、簡単簡単。


2.本音がポロリ

話している途中から上司から本音が絞り出てくるのが感じ取れました。本当は心の中に押しとどめていたものが飛び出してきます。上司も悩んでいるけれど、解決策が見えなくて、苦しんでいる様子でした。

話を「きく」ってこういう効果もあるんですね。本音が意図せず出てしまう。昨日もそうでした。普段そこまで言わないようなことも面と向かってバッチバチに話し合っていると、しゃべってしまう。

それを聞いちゃうと、こっちとしても力になる以外ないじゃないですか。本音に触れるとこっちの心も動いちゃうじゃないですか。

ダニエルキムの成功の循環法則の通りコミュニケーションの質が思考の質に変化をもたらすのが実感できた気がしました。そうなんだよな、本音をぶつけ合うからこそ感じるものってあるんだよな。



さてさて個人的にはマイナスからゼロへの仕事はあまり好きではなくゼロからプラスの仕事ばかりやっていましたが、これも何かのめぐりあわせ。ぼちぼち結果を出しに仕事に精を出しましょうかね。