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今ならまだ穴場かも?嵐山のおすすめ絶景紅葉スポット

秋も深まり紅葉狩りの季節!日本三大紅葉のひとつ、京都・嵐山もきれいな紅葉が見られるようになってきました。
一方で、多くの人がその景色を見ようと訪れるため、週末は動けないくらいの人混みになってしまいます……。
そんな嵐山でも、まだ比較的人が少ない穴場スポットが「祐斎亭」です。

*日本三大紅葉:耶馬渓(大分県)、日光(栃木県)、嵐山(京都府)

人で賑わう渡月橋や天龍寺などの大通りから少し西に入り階段を上った場所にあるので、知らない人は足を運ばないのではないでしょうか。

この場所の一番の見どころは、鮮やかな紅葉とリフレクションです。
先日訪れた際には、紅葉のグラデーションが机にはめ込まれたガラスや、塗りの机、水面に反射してとっても綺麗でした!

2021年11月18日撮影

上の3枚は、実はすべて違う場所で撮影しています。
全体の間取りは図のようになっていて、写真の場所は上から順に、「川端康成の部屋」、「丸窓の部屋」、テラス(地図にはないですが、アートギャラリーの南側)です。

茶室にある穴抜きの障子もまたお洒落。

丸窓の間はこのような作りで、この毛氈の手前にある机に、窓の景色を反射させて撮影する人が多いです。
この写真では分かりにくいですが、奥にある暖房にもうっすら紅葉の模様が入っていて素敵でした。

そして、テラスに張ってある水には、横に用意されている筆を使って、水面を揺らして遊ぶこともできます。
(動画の冒頭部分は、筆から水を垂らして撮影しました!)


ところで、先ほどの間取り図を見てアートギャラリー?と思われた方もいるかもしれません。

実はここ祐斎亭は、染色作家 祐斎さんが染色アートギャラリーとしている場所でもあります。
実際の作品が置いてあったり、職人さんの作業場があったり、紅葉以外にも見て、話しを聞いて楽しむことができました。
廊下やお手洗いもとってもアーティスティックです。

職人さん曰く、ここに元々あった料理旅館には、舞妓さんや役者さんもよく訪れていたそう。ちょうど人目につかない位置にあり、自分たちだけの桜を植えてこっそり花見をしていたとか。

今はそのような使い方はされていませんが、嵐山の斜面は急なので木の存在感がありグラデーションもとても綺麗に見えること、このテラスからの景色が綺麗なことは間違いないです。

ちなみに、この辺は昼以降は山の影に入ってしまう場所。
個人的には光が良く入る午前中に行くことをおすすめします!

予約制ではありますが、日によっては当日直接行っても入れることもある様子でした。

嵐山の穴場絶景紅葉スポット、みなさんもぜひ行ってみてください!

紅葉シーズン見学(11/13~12/5)
●見学料 2,000円(税込)
●期間 11月13日(土)~12月5日(日)
●時間 8:00~21:00 ※21時閉門
★17:00よりライトアップ点灯いたします。
★お抹茶・お茶菓子は付いておりません。
ご希望の方は1,000円(税込)にてご提供いたします。ご見学時にお申し付けください。

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