プログラマーの戯言

C#、WPFという自分にとっては新しい言語でシステム開発をするようになったのは11月に入ってからのこと。C# もWPFも全くの素人。ずっとVBを基本にしてきたエセプログラマーです。

最近のうちの会社の方針は「自社開発は行わず、できるだけパッケージで対応すべし!」なので、基本的には自分でシステム開発をすることはなかったんですね。とはいいつつ、ちょっとしたシステム化はしたい。そんなときはVBAですね。VBAは素人に毛が生えれば、ちゃちゃっと作れますので、VBAで場をしのいでいたんですね。だけども、やれることには限度がある。

そんなときにですね、僕の気持ちを察してかVS.NETのライセンスが配られたんですね。久しぶりですよ、.NET触るのなんて。久しぶりすぎて、ちょっと敷居が高い。新しいことにチャレンジするっていうのは、その最初の一歩が大変ですね。

だから、しばらく放置していたんです。インストールさえもしなかった。でも、いつまでも放置しておくのもアレなんで覚悟を決めて.NETと向き合うことにしたんですね。VBとかC#、C++、WindowsForm、WPF、UWP、WEB系ももちろん作成可能。J# っていうのもありますね、なんじゃそりゃ状態。

使用できる言語とフォームは無限にあるわけですよ(注;無限ではない)。その中でなにを選択すべきか。これが最初の悩みどころ。結論から言えば、C#、WPFを選びました。WinFormを選ぶという選択肢はなかったんですね。クソダサいから。今のところWindowsデスクトップアプリしか作る予定はないのでUWPにする必要もないかなと。WEBにする予定もないので、消去法でWPFを選びましたね。

んで、無難にVBでいこうと思ってたんですけど、VB+WPFという組み合わせの情報が少ない。ネットで検索しても出てこない(注;出てこないわけではない。探し方の問題かもしれない)自分がやりたいことはC# で構築する方法しかないのか。WPFで行こう!と決めた人間に今更VBという選択肢はないのでしょうな。「C# が使えたらカッコイイじゃん?」という下心もあって、C# に取り組むことに決めたんですな。下心は人を動かします。

こんなことに取り組みはじめてから約2週間ですか。自分がやりたいシステムは一応、作れました。久しぶりに格闘しましたね。会社に行ってソースをいじって、できないことは家で調べて。休みの日も費やしましたね。図書館に行ってC# の本も借りた(本はあまり役には立たなかった。ネットでじゅうぶん)仕事熱心ってわけじゃなくて、趣味みたいなもんです。自分はプログラマーとしては底辺だって自覚があるんですけど、時間を忘れて没頭できたってことは、やっぱこういう作業が好きなんでしょうね。サラリーマンでも好きなことやって、お金がもらえるだなんてしあわせなことですね(注;自分は社内SEなので気楽な立場。システム会社にお努めの方は社畜と化しているのだと推測します。合唱)

仕方がなしにC# 使いになったわけですが、結果としては楽しいので、これでよかったです。かっこつけることもできますし(C# 使いがカッコイイかどうかは謎)新しいことに取り組むということはワクワクします。反面、不安でもあります。でもね、どうにかなるもんですよね。だってさ、他の人もやっていることなんだし。できないって諦めるんじゃなくて、できるようになるためにはどうすればいいかを考える。わからなくても諦めない。とことんまで考える。それでもわからなかったら、わかる人に聞く。聞く相手は社内の誰かじゃなくてもいい。掲示板に書き込んだのでもいいと思う。どうにかするための選択肢はたくさんある。あきらめたらダメなのだ。

って、強い人は言うけれど、そうじゃない人もいるしね。人それぞれに頑張っていればいいと思うし、頑張らなくてもいいと思うんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?