ものの見方
相変わらず映画、ドラマ鑑賞三昧の日々です。というよりも、これが僕の日常になってしまった感もある。
最近、面白かったなぁと思ったのが「ポイズンドーター・ホーリーマザー」というドラマ。湊かなえ原作。
全6話で面白いと思ったのは前半の3話。オムニバス形式のドラマなので最初の3話だけを見るという選択肢もあり。
毒親とその娘の話。話の途中からね、視点がふっと変わるの。視点が変われば、その関係性が全然違ったものに見えてくる。
「あぁ、僕はなんて間違った見方をしていたんだ」なんて思えてきて、自分の視野の狭さにはずかしさすら覚える。
でも、その視点ですら、ほんの一部の視点であって、関わる人の数だけ、ものの見方というのは変わってくるはず。
んで、いつものように自分のこととして考えてみるわけ。
誰だって自分のことが正しいと思って行動している。
僕だってそうだ。状況を正確に把握して総合的に判断しているつもりだけど、それとて自分優位のものの考え方になっているのだと思う。
なにが正解かなんて誰にもわからない。結局、多数決でだいたいの人が賛成してくれる結論が正解となる。
その正解ですら、現時点での正解に過ぎない。状況がかわれば正解はかわる。
僕がいちばんやっちゃいけないと思っているのは結果論で「それ見たことか!」と人を批判すること。
そんな人は人を批判して自分が優位に立っている気になってるだけの人。相手にする価値さえない。
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