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日鉱記念館▶六角堂▶賽の河原
この三連休は車で出かけようと計画していた。
炭鉱の町
茨城県北部や福島は炭鉱や鉱山の町だったらしく。その跡地が点々と存在する。廃墟好きな僕はそそられた。
朝早くに車で出発。途中で朝ごはんを食べようと思っていた。久しぶりのフレンチトースト。
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途中いくつかの観光スポットに寄り(期待外れだったので詳細は省略)向かった先は日鉱記念館。ひたちなかの大煙突が見えるあたり。開館しているのだろうか?と心配するほどひっそりとしている。
ここに来るまでの道路の何箇所かで一方通行になっていた。先日の大雨でがけ崩れがおきていたのだ。倒れた木がそのままになっている箇所もあり痛々しい。実は先日まで道路は通行止めになっており、ここに来れるか心配していた。
そして日鉱記念館
鉱山で桃源郷を作りたかったという夢のような話。なにもないところを切り開き、従業員のために家を作り、店を作り、学校を作る。鉄道も整備する。そこだけで完結する世界。人口は1万人を超えたという。
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鉱山そのものよりも、そこで暮らす人々に僕は興味を持った。集団生活。そこしか知らなければ、それはそれでシアワセなのだろうか?
近くにあった御岩神社にも寄った。朝早くから多くの人が訪れていた。こんなひっそりとした場所なのに。立派な杉に囲まれた神社。苔生す場所。
この二箇所だけで午前中の時間は過ぎた。
東北辺りの海はみておきたい。同じ続きの海でも千葉辺りのそれとはまるで雰囲気が違う。
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六角堂にも寄った。近くのレストランで海鮮丼を食べながら六角堂を見ることができたので、それでよしとしようかとも思ったけれど、せっかくなので400円を払って入ってみることにした。海鮮丼を食べながら見た六角堂がそこにはあった。
福島方面に車を走らせる。着いた場所はアクアマリン福島の近くのなんとか市場。その辺りをなんとなくブラブラしてみる。
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そしてすぐそばにあるイオンへ。そこで買ったみたらし団子と芋けんぴが今日の夕食となる。
レトルトカレー祭りもやっていて、予定外に多くのレトルトカレーを買うことにもなった。
この時点で16時を回っていた。チェックインまで時間を持て余したらどうしようなんて心配は無用だった。
もう一箇所行きたい場所があった。
賽の河原
福島にもそう呼ばれる場所があるらしい。そこになかなかたどり着けなかった。カーナビと看板を頼って付いた先は漁港。どうみても賽の河原ではない。なんども車でぐるぐると回るがわからない。
グーグルの書き込みを読むと、「砂利道をゆく」とある。確かにあった砂利道。こんなところを行っても大丈夫だろうか?と心配になるような場所。
工事現場のようなそこには観音様と沢山の地蔵がいた。断崖絶壁のその場所。もろそうな地盤。事故死しちゃうだろ、これ。
崖の上から見る限り、海岸線沿いに車を停めていくらか歩けば、賽の河原に着けそうだ。
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さきほぼ見た断崖絶壁のその下に僕はいた。崩れ落ちた形跡のある断層。見上げる断層は大迫力。写真に撮っても、その迫力は伝わらない。
そんな大自然に感動していると、あっという間に日が暮れて来たので宿へ移動。
イオンで買ったみたらし団子と芋けんぴをビールで流し込むと、すぐに熟睡し旅の一日目は終わりとなった。
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