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甲府巡り

甲府の朝を散歩した旅行三日目。今朝も面白い光景をみた。各家ごとに専用の橋が掛けられている地域があったのだ。

普通に考えれば「溝なんて埋めちまえ」か「溝なんて蓋をしてしまえ」となるはず。「それぞれのお家に橋をかけましょ」という結論に至ったのが面白い。あ、ひょっとしてこれも雪が関係しているのだろうか?

今日は昼過ぎの特急あずさで新宿まで帰ることにしている。それまでの予定は特に立ててなくグーグルマップで情報を探す。

近くに商店街があるというから行ってみるものの見事なまでもシャッター通り。

次に向かったのは甲府城石垣展示室。やまなしぷらざという場所にあるらしい。その場所は地下駐車場の片隅にひっそりと展示されていた。展示室はひっそりとしているものの石垣は大迫力。野積みの石垣は安全も考慮してこの場所に移設されたらしい。

次はすぐそばの県庁内にある山梨近代人物館へ。これから乗る予定の中央本線を開発した人。百貨店の創業者。富士山を観光地として人のことなど。

当たり前になっている今の日本は誰かの熱意から生まれたんだということを改めて認識させられた。熱意。僕自身もっと持っていいかもしれない。

「暑そうだなぁ」と思いながら眺めていた甲府城跡にも行ってみることにした。今の甲府駅ももとはと言えば甲府城内だったんだね。

無料の展示室で歴史を勉強したり、ここから敵を監視していたんだろうなと思わせる小窓を覗いてみたり。

なんだかんだと時間はあっという間に過ぎた。そして昨日の続き。特急あずさに再び乗り新宿へ向かうことになる。

新宿からは明治座へ向かい市川猿之助奮闘歌舞伎を鑑賞。奮闘公演。いいですなぁ。この三年間、通し狂言は見られなかったですから。明日の昼の部も鑑賞して、今回の旅は終わりとなります。

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