映画「あぁ、荒野」はとてもよかった
「あぁ、荒野」という映画を見た。寺山修司が今から50年以上も前に書いた小説が原作。前編後編合わせて5時間。ボクサーの話。
5時間、ボクサーものときたら、ちょっととっつきにくい。でも、見てよかった。とてもいい映画だった。
前編ラストの菅田将暉の笑顔(あれを笑顔といっていいのかはわからないが)、後編のボクシングのシーン。泣けた。
とても人間臭い映画だ。うまく現代に合わせた形の映画になっている。
いい映画、いい小説に出会うと、少しだけ自分のなにかが変わっていくような気がする