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思考の整理

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#映画

愛おしい頃

この4連休で一気に人出が増えたってね。いいことだ。 「2週間後どうなっているか」で僕の今後の行動も変わるかもしれない。 僕はまだまだ引きこもり生活です。 スタンド・バイ・ミーを見た。名作って呼ばれている作品って見た気になっているけど、意外と見ていないくて。この作品もそのうちのひとつ。 最後の最後でジンときちゃった。もう2度と戻ってこない12歳の夏。この頃を思い出すとなんともいえない気持ちになる。 気持ちの駆け引きとか裏とか表とか、そんなこと考えずに無邪気だった頃。だ

ヴェルサーチ暗殺

「アメリカンクライムストーリー ヴェルサーチ暗殺」を見た。これがなかなかよかった。 1997年に銃殺されたジャンニ・ヴェルサーチ。その犯人は連続殺人鬼。その犯人を追った物語。 最初にジャンニが殺されるのね。そこから時間がさかのぼって話が展開される。 次々に人が殺される。 なぜそうなってしまったのか。時間がさかのぼる。犯人の子供時代にまで。 父親との関係。ウソで塗り固められた父親。その父に教育されて育った犯人。 親の存在っていうのはよくも悪くも影響大ですね。そりゃそ

コンテイジョン

コンテイジョンという映画をみた。まさに今の2020年を描いた世界。この物語を元にして誰かが今の世の中を作り出したんじゃないかってくらいに。 コンテイジョンは新型ウィルスによって世界中がパニックになる映画です。 2日目から描かれる物語。あれ?1日目は?見逃した? これが驚愕のラスト。っていうか、やっぱり原因はそうなんだね、というラスト。 憎きあの国。 自分勝手で、その上、迷惑、世界中が迷惑。 今の日本ってのはなにが起きても暴動にはらなないよね。いい意味でも悪い意味で

映画「あぁ、荒野」はとてもよかった

「あぁ、荒野」という映画を見た。寺山修司が今から50年以上も前に書いた小説が原作。前編後編合わせて5時間。ボクサーの話。 5時間、ボクサーものときたら、ちょっととっつきにくい。でも、見てよかった。とてもいい映画だった。 前編ラストの菅田将暉の笑顔(あれを笑顔といっていいのかはわからないが)、後編のボクシングのシーン。泣けた。 とても人間臭い映画だ。うまく現代に合わせた形の映画になっている。 いい映画、いい小説に出会うと、少しだけ自分のなにかが変わっていくような気がする

映画ミストのエンディングと現実 12連休の10日目

ミストという映画を見た。 突如発生した霧。霧の中にいる何か。その何かにパニックになる。 そんなものはいない。 俺は確かに見たんだ。 俺をバカにしているのか。 疑心暗鬼になる人々。探り合う互いの気持ち。 なにが正解かなんて誰にもわからない。 見えない敵は霧の中の何かか、それとも隣の人間か。 あぁ、こんな結末ってありなのか。最悪じゃないか。 見えない敵と戦っている2020年の今。最悪の結末だけは避けたい。 だけども、その結末を誰も知らない。

映画エスターとオクジャ 12連休の11日目

今日も映画を見る。たっぷりと。 選んだのはエスター。先日見たミストという映画同様、実に胸糞が悪くなる映画。 あぁ、どうして… そんな理不尽な… 感情を揺さぶられる。しかし、見終えたあとには気持ちは落ち着いている。決してグッドな終わり方ではないが、バッドでもない。 次にみたのはオクジャという韓国映画。食用に育てられた豚とは知らない少女。約束の10年後にオクジャは引き取られていく。 食肉産業に対する批判ですな。こういう犠牲の元に僕の食生活は成り立っている。 食用とペ