[ Symbolizm ] Decode of the Matrix ・Code Red
魔女の本気
・Choice is yours
さて、ここからはあなたをMatrixから本当に引っ張り出してしまうCodeになります。もうここからは娯楽の領域ではありませんよ。端的に申し上げて「政治屋・戦争屋・武器屋・金融屋・薬屋・平和屋・宗教屋」レベルのお話ではございません。ですからしっかりと選択して下さい。
うっかり読んでしまわぬように。
赤いピルを受け取り”この世界の実在”を見るか?
青いピルを受け取り今までと同じ”無明の安らぎを与える現実”に戻るか?
冗談抜きでマジだからね。
・Are you sure?
本当にいいのね?
オッケー。
ではあなたをMatrixから脱出させる
真っ赤なCodeを送信するわ。
しっかり受け取って。
Code Red 0
・探求者
きっとここからのお話を読み進めて行ったら怖くなっちゃうと思うわ。Code Redの領域はそれほどのお話し。興味本位で読むお話ではありませんので制限をかけないと。心苦しいですが有料化させて頂きます。
正直申し上げますと、これまで綴ってきた「1・2・3」はこれからを理解するための助走で、ここからがMatrixシリーズの本領です。直近の勉強会で披露したところ、皆さん一発で世界の実在を認識できましたので綴るに至ります。とっても危ないお話ですが、必要としている探究者が必ずどこかにいるはずだから、腹を括って綴ってゆきます。赤いDecodeを。
必要なものは 必要なとき 必要な人へ。それがわたくしの信条だから。
Code Red 1
・シルクでケツを拭く
わたくしが物語、ひいては世界の裏にあるCodeに気付いたのは「Over the Davinci Code」を綴るために欧州の歴史を調べ直ししていた時のこと。過去に入手し一切意味が分からなかった一冊の分厚い本。棚に埋もれたこの一冊の本を、なぜか手に取り今の知識で読んだなら多くのことが繋がりました。「Over the Davinci Code」でもご紹介しました「Holy Blood, Holy Grail」です。
1982年、「Holy Blood, Holy Grail」が出版され、当時は大炎上で多くの論争を巻き起こしました。しかし時が経つにつれ忘れ去られ、現在では偽書扱いです。
時は流れ1999年、映画「Matrix」が公開され世界中でヒットしました。本シリーズで綴ってきたようなマジモンの象徴が盛りだくさんの映画です。前後の本と関係なさそうですが最後に繋がりますので、Matrixは一旦置いておき先に進みましょう。
2003年、みなさんご存知の「ダヴィンチコード」が出版されます。欧州で大炎上し「Holy Blood, Holy Grail」のように大きな論争を巻き起こしました。ダヴィンチコードが大炎上した理由の一つに、ダン・ブラウンは「フィクションです」と公言しているのですが、小説の冒頭には実在の組織名を挙げ、「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と書いたため、扱われている内容の真偽について大炎上しました。
そして興味深いことに「ダ・ヴィンチコード」は、ダ・ヴィンチの作品の謎、カトリックにおける異説、聖杯伝説に関する解釈、メロヴィング朝の由来など「Holy Blood, Holy Grail」からの借用が指摘され、その信用が毀損されました。末路としましては「Holy Blood, Holy Grail」「ダヴィンチコード」の両作品は信用を毀損されることとなりました。
しかしながら「Over the Davinci Code」で綴った通り、ダンブラウンはダヴィンチコードで秘密結社の正しい見方を綴っておりますし、「Holy Blood, Holy Grail」に綴られていることを考慮しますと、船の名前の意味も全部繋がります。これらに気付いたとき、Matrixという映画の裏に隠されたCode、つまり真の隠喩にも気付きました。誰かの知性の働きで意図して作られたCodeが眠ったままだったのです。しかもただのCodeではありません。とても危険な色のコード、"Code Red"でした。
故に「Holy Blood, Holy Grail」と「Davinci Code」は大論争を巻き起こしながらも信用を毀損される結末になったのではないでしょうか?現代の焚書とは、超高額にしたり信用を毀損したりと燃やさずに存在を封じます。前述の二冊はそんな現代の焚書にあってしまったのではと考えました。誰かが気づいてしまうきっかけとなるCode Redが隠されているから。
では深淵へまいりましょう。前述の「Holy Blood, Holy Grail」「Davinci Code」「Matrix」の3つの作品をつなぐ危険なCode。それはシルクでケツを拭くような嫌味をフランス語で放つ最古のエグザイルの一人「メロヴィンジアン」です。
Code Red 2
・メロヴィンジアン
映画内のメロヴィンジアンはマトリックスで最も古いプログラムの1つであり、彼自身はマトリックスの複数のアップデートや以前の存在との対決を生き延びてきたと述べています。また、彼と妻のペルセポネは、他の追放されたプログラム(エグザイル)に避難所を提供する秘密組織を運営しております。こんな設定のメロヴィンジアンのDecodeポイントは以下の三つ。
最も古いプログラムの一つ
複数のアップデートや以前の存在との対決を生き延びてきた
エグザイルの避難所を提供する秘密組織を運営
このDecodeにより現実世界の潮流がはっきりと理解できます。これまでにわたくしが触れてこなかった歴史の深淵の部分ですので、理解には象徴のDecodeより知識を要します。できる限り丁寧に綴ってゆきますので、一歩一歩進んで行って下さいまし。実在は知る事でしか認識できません。また、知識は暗記することでしか記憶として機能しないこともお忘れなく。では危険なCodeを繋げてゆきます。
・最も古いプログラム
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