見出し画像

【第1期起業支援プログラム】 チャレンジャー紹介②

 \ 小田原を舞台に動き出した10名の起業準備者たちへインタビュー/

 
今回は、ARUYOで行っている5ヶ月間の起業支援プログラム参加者の紹介記事になっています。
そもそもARUYOで、こんなプログラムをしていたのか!という方は、こちらの記事にプログラムの詳細が書かれていますので是非ご覧ください。

現在、こちらのプログラムには10名の起業家を目指している方が参加しています。小田原エリアを中心として、小田原の地域資源を活かしながら挑戦している皆さんのことを我々は「チャレンジャー」と呼んでいます。そんな個性豊かなチャレンジャー10名を3回に分けてご紹介していきます。
チャレンジャーには、「プログラム内で取り組んでいることやその想い」や「現在の課題」について伺ってきました。また、それぞれの担当メンターからも応援コメントをいただいています。
チャレンジャーの熱量にたくさん刺激を受けるのではないかと思うので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです!また、現在進めている中での課題について、もし協力できるよというものがございましたら是非コメントや、各種SNS等でご連絡いただけますと大変ありがたいです。ご協力よろしくお願いいたします!

今回は以下の3名です!

髙杉涼平(りょうへい) |デジタルを駆使した「ラストレター」提供サービス

神奈川県小田原市出身、1995年生まれの26歳です。高校卒業後、早稲田大学教育学部に進学。専攻は第二言語習得とリカレント教育です。大学在学中より企業の人事担当として採用や育成、組織開発に携わり、現在もフリーランスとして活動しています。2022年春より小田原にUターンし、起業家支援制度のチャレンジャーとしてサービスの開発を行なっています。ロードバイクと茶道、サウナにはまっています。
Face book▶️https://www.facebook.com/ryohei.takasugi

Q1 こんな事業にチャレンジしています!

「最期の日を思うことで、納得した今日を生きる」をコンセプトに、ラストレターの管理アプリケーションと保管・配送システムの開発を行なっています。
このサービスは、書く相手に合わせて便箋を選び、ラストレターを執筆いただくところから始まります。お預かりしたラストレターは、宛先の情報との連携を行なった上であなたの死亡時まで保管されます。宛先・書いた日時・発送状態をアプリケーション上で把握していただくことで、任意の周期で書き直していただくことができます。
私は5年前、とあるきっかけで遺言を書き始めました。とはいえ、大した財産も葬儀のこだわりもなかったので、宛先を家族だけでなく友人や恋人、同僚や恩師まで広げて「ラストレター」という形で残すことにしました。明日が最期の日だったとしたら、どんな気持ちを伝えたいのか、どんな言葉を遺したいのか。自らに問うことで、それがいつしか今日をより良く生きることに繋がっていました。
普段は照れくさくて伝えられない気持ちやずっと言えずにいる思いを書き残すことで、みなさんの人生がより鮮やかに色付くことがあればこれ以上幸せなことはありません。

Q2 今抱えている課題は?

現在、アプリケーションの開発と並行して裏側の保管・配送システムの企画を行なっています。ラストレターが紙媒体で残すことにこだわっているため、貸金庫や倉庫で保管し郵便にて届けるといったような「物理的な」仕組みを構築する必要があります。このサービスが想定する時間軸が数十年の単位になるため、セキュリティや防災の観点も重要です。
既に存在する仕組みの組み合わせはもちろん、新しい仕組みを作ることも検討しています。この部分に関して、ディスカッション含めご相談させていただきたいです!

Q3 最後にひとこと!

死は、すべての人に訪れます。そして、それがいつなのかは誰にもわかりません。だからこそ、悲観的に捉えるのではなく、今をより良く生きるために使いたい。そんな思いでこのサービスを作っています。2023年はできるだけ多くの方に実際に体験いただきながら、より価値のあるものを目指していきます。少しでも心が動いた方がいらっしゃればぜひご一緒させてください。

\\メンター つばやんから一言 //
自身が余命宣告を受けた死生観の体験から、遺言とは違う想いを伝えるサービスを考案中。 幼少期から呼吸器に持病を抱え、Uターンをして療養に当たっていまは、ジムにも通って健康的すぎるくらい。ラストレターの保管・郵送システムによる「最期の日を思う ことで、納得した今日を生きる」世界の実現。というめっちゃ面白いサービス。これは生き方の文化が変わる気がする!


森重太良(もりしー)|趣味を追求した宿泊施設(サウナ編)

下府中小学校→鴨宮中学校→小田原高校→立命館アジア太平洋大学→小田原にて就職→小田原にて起業。
小田原生まれ小田原育ちの「小田原っ子」です。途中、九州に6年間、カナダに1年半とここを離れましたが、その後小田原に戻り、小田原の魅力を改めて再認識する事ができました。私は趣味が多く、休みの日は趣味に生きています。今回はこの「趣味」をテーマに地元である小田原市を少しでも盛り上げられればと思いこの企画に応募致しました。
Instagram▶️https://www.instagram.com/sauna_tenten/

Q1 こんな事業にチャレンジしています!

そんな小田原において小さい頃から疑問を抱いていた事がありました。「なぜ小田原は通過地点になってしまうんだろう?」と。小田原は新幹線や高速道路など都内からのアクセスは非常に良いものの、近辺の観光地、箱根や熱海に向かうための通過地点になってしまっている気がしてなりません。どうにかして「小田原が最終目的地」になれないだろうか。という思いを抱き、今回のプロジェクトに参加させて頂いております。シンプル且つ安直ではありますが、「小田原に遊ぶ場所」を作ることで、小田原市民はもちろん、県外からの同じ年齢層のターゲットを小田原に誘致しようと考えました。その第一歩として、小田原の自然や景観などの資源を生かし、「1日中趣味(サウナ)に没頭出来る宿泊施設」を新設しようと動いております。壁にぶつかる事が多いですが、来年の秋オープンを目指し、百折不撓の思いで挑みたいと思います。

Q2 今抱えている課題は?

新設したい場所での営業許可。「どうしてもここでやりたい」という場所が市街化調整区域内でかつ用途が農業地域であります。しかし、なんとかしてここで開業したいです。ハードルが高いのは重々承知の上ですが、諦めたくはありません。

Q3 最後にひとこと!

正直、今やろうとしている事はハードルが高く、最終的に「出来ませんでした。」となってしまってもおかしくありません。せっかくARUYOのチャレンジプログラムに採択して頂いたのにもかかわらず、成果が挙げられず、ご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。しかし、この機を逃したら今後チャレンジする気力すら湧かない気がします。ですので、皆さんにお許しいただけるのであれば、今後もこの路線で進めさせて頂きたいです。私の人生を賭けた一世一代のチャレンジと言っても過言ではありません。全身全霊で挑みたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。

\\メンター こあっちゃんから一言 //
「地域の活性化を目的とした 『楽しむ場所』の創造・提供サービス」として採択された森重さん。働いていた会社を辞めて背水の陣。小田原が目的地となるようなスポットを作りたい!と泊まれる趣味の家を作ろうと励んでいます。持ち前の行動力を武器としてメンターの紹介した方だけにとどまらず、小田原地域のさまざまな人のところまで辿り着いているのには脱帽です。現在は小田原らしいロケーションの中で宿泊施設を開業できる物件を探しているそうです。   


工藤 春香 (るか)|ヒトに優しい世界をつくるセンシングコミュニケーション


海運会社、米国穀物メジャーの商社部門で営業を経験。その後独立し、神奈川県が運営するベンチャー支援拠点「SHINみなとみらい」のコミュニティマネジャーを務める。
ライフワークとして日本青年国際交流機構(IYEO)の事務局長も務め、1959年から続く会員総数約11,000名の団体を運営。
好きな言葉は「和を以て貴しとなす」。 
2021年、神奈川県の西端・真鶴町に一目ぼれをし、シェアハウスを立ち上げて移住。

Q1 こんな事業にチャレンジしています!

SHIN4NYは「センシング技術の力で人と人のつながりを豊かにし、いつまでも安心して暮らせる社会を実現する」をビジョンに4人で創業した「粒違い」集団です。SHINみなとみらいという神奈川県のベンチャー支援拠点で出会い、4人でアイディアを織り交ぜてイノベーションを作っていくことから、「SHIN4NY」と名乗りました。

「〇〇×センシング」という形で、センシング技術+αの掛け合わせで、
ヒトに優しい世界をつくっていきたいです。

Q2 今抱えている課題は?

西湘エリアに移り住んで約1年ですが、まだまだ知らないことも多いです。まずはしっかりと地域とのつながりを作っていきたいです。
ありがたいことに、色々と協業のアイデアをいただく機会が増えてきました。スケジュール・タスク管理が目下の課題です…!頑張るしかないです!!

Q3 最後にひとこと!

この度は、チャレンジャーとして採択いただけて大変光栄に思っております。チャレンジャーの皆さんと一緒に、西湘をイノベーションで盛り上げていくことを楽しみにしています!
色々とアドバイスいただけるととても嬉しいです。

\\メンター つばやんから一言 //
小田原より先行して、チャレンジャープログラムをしている、みなとみらいの拠点SHINみなとみらいのコミュニティマネージャー。サポートする側から、今度は、自身でサービスをやる側に!シェアハウスを運営しながらも、ほかにもサービスやったりと多忙多忙。 センシング技術を使ったストレスチェッカーサービスを考案中。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後まで読んでいただきありがとうございました!

2023年3月にチャレンジャーによる5ヶ月間の成果を発表する場がございます。そちらはどなたでも参加可能ですので、お気軽に是非ご参加ください。
詳細等は、ARUYOの各種SNSで告知させていただきますので、併せてチェックお願いいたします!


ARUYO ODAWARAのInstagram、Facebook、Twitter、Peatixで発信しています!フォローお願いします!

公式HP  ▶︎ https://aruyo.me/
Instagram ▶︎ @aruyo_odawara
Facebook ▶︎ ARUYO ODAWARA
Twitter ▶︎ https://twitter.com/ARUYO_ODAWARA
Peatix ▶︎ https://aruyo.peatix.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?