いつもラップサンド店で、肉塊を目で見て、触って、嗅いでみて…即決してしまいました。「リアル」の力

青山学院大学の西門の真ん前にM&Tというラップサンドのお店があります。
かなりお気に入りで、週1回くらいはここのラップサンドを食べているます。美味いです。
ここのお店は、普通に美味いんですが、青山学院の学生への依存度が半端じゃなくて、夏休みなどの長期休みになると客が激減します笑
それはさておき、今日も昼下がりに行ってきました。
基本僕は「今日のラップサンド500円とスープ200円」を購入するんですが、今日はお店に入った途端に「スープ売り切れました」と言われました。
一瞬プランが狂ったなー、思いつつ、顔を上げると、見たこともないような肉の塊(調理済み)が積んでありました。で、思わずマスターに
「これなんですか?」
と聞くと
「ローストポークです」
「キューバラップに使うやつですか?」
「そうです」
「これを見たらさすがに買わずにはいられないですよね!?これで!」
「今日はこれを使うわけではないんですけどね…」
「おい、その一言、別に言わなくてもいいだろ!?」(と心の中で突っ込みつつ…笑)
はい、そうです。このマスターは気が利きません。
ただ、もう肉の塊を見てしまったら、変更する気も一切起きないというか、これの食べたさがMAXになってしまっているので、そのまま注文し、
今日は中で食べました。いつもはテイクアウトなんですが、
3分後くらいに、いかにも常連風のお客さんが入ってきて、やっぱり同じようにこの肉の塊に気づいて、
「これなんですか?」
「ローストポークです」
「じゃあ、これで。お願いします」
マジでものの5分前に起こった光景が全く同じように再現されていました。
2/2とはいえ、再現性高すぎだろ!
で、思ったんです。人間はリアルで見てしまったものに「持って行かれてしまう」んだって。もう抗えない。目で見て、臭いなんかをかいでしまったら逃げられない。この状態になってしまうと、余程のことがない限りそこで意思決定をしてしまうんですよね。
普段、一切こういった、目を引くものがないお店ならなおさらです。
近しい事例でいえば、例えば、この週末に入って行ったセミナーの時もそうでした。
「おすすめの本」っていうことで、本がセミナールームに陳列されていました。さらに、それに各本を口頭で紹介され、それが余計に「リアル」に手に取れてしまうと欲しくなってしまう。そのままAmazonアプリを立ち上げ、クリックしていました。
他には、先週の「がっちりマンデー」で車で移動販売している、ローストビーフ丼の店がめっちゃ儲かっているという紹介されていました。東京国際フォーラムや渋谷キャストなど、広場あるところにランチタイムに来ている、あれです。このお店も、まさに注文を受けてから、お客さんの目の前にまな板を置いて、そこで肉を切るというスタイル。この「劇場型」が売れている理由とのことでした。
これと同じですね、リアルの力。
見てしまう、嗅いでしまうと、触れられると、感情が動かされてしまう。そのモードに入ると抗えなくなって買ってしまう。
この感情を上手く捉えたマーケティングというのは、一定の成果がある手法なんだろうと体感しました。
結局、人間に一番刺さるのって「リアルな場」
コミュニケーションの強さで言えば、直接会うのが一番だし、次は声が聞ける電話。そして、テキストのLINEやメールと言った感じなんでしょうね。きっと、人の温もりが感じられる方が感情が動かされやすいから。表情や声などの情報量も多いですし。やっぱり大事なのは、「リアリティ」なんですね。
ちなみに、このM&Tはかなりオススメです。
特に野菜を多めに摂取したい人や、健康に気を使っている人、ダイエット中の方々などには。ランチパック500円で山盛りの野菜とお肉が摂取できます。
ただ、ランチパックはソースは小分けで、それをかけながらスタイルなので食べ難いです。お店で大量のペーパーナプキンをもらっていくか、近くにティッシュボックスを置いて食べることをおすすめします笑
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 中田雅之

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